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樹木葬は好みの木を選べるの?理想のお墓を叶える6つの方法を解説!

近年、樹木葬への関心は非常に
高まっています。
少子高齢化が進み、時代の流れとともに
お墓の管理も大きく変わりました。

一般的なお墓と比べてコストが安く、
家族への負担も少ないことから
あなたも樹木葬に魅力を
感じているのではないでしょうか?

しかし、樹木葬は前例が少なく、
不安や悩みが多いのも現実。
霊園の確保や経済的な面はもちろん、
墓標となる木をどうするか
課題は山積していると言えます。

ここでは、樹木葬で墓標となる
シンボルツリーの課題に焦点をあてます。
どんな木が人気なのか、
好みの木を選ぶことができるのか

気になる点を確認しながら
理想とするお墓づくりのポイントを
解説いたします。

樹木葬にするなら見学すべき3つの理由とは?【後悔しないお墓選び】私のお墓は樹木葬にしようかな。 そう考えているあなた。 候補の現地を見学されましたか? 樹木葬はまだまだ日本では 一般的では...

樹木葬の木を選べるかは霊園による!人気の木は低木や桜

樹木葬で使用する木の種類は、
基本的に低木が良しとされています。
霊園によって許可されている
木の種類は違ってきますが、
条件が満たされるなら、
あなたやご家族が望む木を
選んで植えることも可能です

樹木葬に使われる木の種類は
次のようなものがあります。

●桜
日本人にとって馴染みの深い桜は、樹木葬でも人気。桜をシンボルツリーにした樹木葬は多く、取り扱う霊園も増えてきている。

●ハナミズキ
街路樹としても用いられ、4〜5月に白やピンクの花を咲かせる。

●サルスベリ
別名「百日紅(シャクジツコウ)」。6月〜9月にピンクや白などの色鮮やかな花を咲かせる。

●バラ
公園型霊園に多く、園内全体をバラで囲った美しい庭園のような墓所もある。洋花では最も人気が高い。

●モミジ
桜と同様、日本人に馴染みのが深い。秋の紅葉を見込んで、シンボルツリーに選ぶ人も。

理想の樹木葬を叶えるには、
単に好みの木を選ぶだけでは
成り立ちません。
霊園の特徴や樹木葬を扱う業者など、
下記のポイントを踏まえて
詳しく調べていく必要があります。

  • 墓標となる樹木の種類をどうするか?希望する木を選べないときはどうするか?
  • 住んでいる地域に樹木葬が可能な霊園はあるか?(または既存の墓地は樹木葬が可能か?)
  • 遺骨の収蔵形式をどうするか?
  • 予算はいくらくらいが妥当か?
  • 親族や檀家との関係に問題はないか?

2019年現在、樹木葬は未だ
黎明状態にあります。東日本の都心部は
需要が拡大していますが、
全国的に見るとまだまだ少ないのが
現状です。

特に宗教的な価値観が根強い地域では、
樹木葬に否定的な面があります。

しかし、今後時代が進んでくると更に
広範囲で浸透してくるはずですから、
今から計画を始めても問題ありません。

素敵な樹木葬実現のために、
ご家族と楽しみながら話し合いを
進めていきましょう。

なお、お住まいの地域で
樹木葬のできる霊園

こちらからお探しいただけます。
都道府県名を選び
「樹木葬」にチェックして
検索されて下さい。
無料で資料請求や見学予約もできます。
その際、好みの木を墓標に選べるかを
問い合わせてみると良い
でしょう。

>>都道府県名から樹木葬のできる霊園を探す

なお樹木葬についてはなんと
ネット通販でも買える時代です。
以下の霊園では樹木葬を
楽天市場からワンクリックで買えます。

ご覧いただくとわかるかと思いますが
こんな綺麗なお墓に
少額の資金で入れるとは驚きです。
墓標は人気の桜ですね。
ちゃんと楽天ポイントも付いてきます。
便利な世の中になったものです。

樹木葬の木は環境への配慮から低木が多い

樹木葬に低木が墓標として選ばれる
一番の理由は、環境への配慮
問われるためです。

樹木は成長しますから、将来的に
巨大化するものは管理がしづらく、
周囲に迷惑がかかってします。

また、自分達のシンボルツリーを
独占したい場合は、遺骨の収蔵形式が
個別型に限られます。

経済的な問題など、何らかの事情が
ある場合は、条件に合わせて
別のやり方を検討しましょう。

樹木葬と一言で言っても、
お墓の型は千差万別です。
後述する希望を叶えるための
ポイントを交えながら、
あなたやご家族に相応しいお墓を
考えてみてください。

理想の樹木葬をつくる6つのポイント

情報が少ない上、生きた植物を中心的に扱う樹木葬は
墓石を用いる一般的なお墓よりも、
イメージ通りに実現させるのは容易ではありません。

しかし、お墓づくりに大切なポイントを押さえ、
緻密な計画をしていくことにより
希望に近づけることは可能です。

樹木葬を素敵な形で残したい!
ここからは、そんな願いを叶えるためのヒントを
ご紹介します。

墓標となる木を数種類提案する

まず、自分たちのお墓に
どんな木があれば幸せか、
家族とよく話し合っていきましょう。
シンボルツリーとなる木の種類は
複数挙げておいてください。
第一希望が必ずしも叶うとは
限らないので、いくつか候補を
出しておくことで選択肢が広がります。

収蔵形式をどうするか話し合う

樹木葬の収蔵形式は、
大別すると3種類あります。
先にも説明したように、
1家に1本のシンボルツリーを独占して
立てられるのは、原則個別型のみです。
合祀型と集合型は、霊園に植栽された
木や植物を中心に納骨する形に
なるので、注意しましょう。

収蔵形式の特徴

●個別型
各自専用に区分けされたスペースに納骨するタイプで、後に亡くなった家族の遺骨を納骨することができる。一家専用のシンボルツリーを植栽することが可能。ただし、コストは最も高くなる。

●合祀型
1本のシンボルツリーの下に、納骨するための穴を掘り、他の故人と合わせて納骨するタイプ。コストは安いが、後に遺骨を取り出すことはできないので注意。

●集合型
合祀型と個別型のメリットを合わせ持つ収蔵形式。合祀型同様、1本のシンボルツリーをベースに納骨していくが、他の故人と合同ではなく、各自区分けされた専用スペースに納骨できる。後に配偶者や子どもなど、納骨を増やすことが可能。

個別型や集合型も、一定年数(約12〜13年)を
過ぎると土に還される場合もあります。

霊園によって契約が異なるので、
事前に確認をとりましょう。

希望に合った霊園を探す

樹木葬の霊園探しは、インターネットが
おすすめです。全国展開の業者へ
アクセスすると、あなたがお住いの
地域の樹木葬霊園が確認できます。

基本的に、樹木葬は永代供養に
なりますが、納骨後のお墓参りは
自由にできます。定期的な参拝や
墓所の管理を優先するなら、
近くて便利な公園型の霊園が
望ましいです。ただし、公園型は
里山型に比べて費用が高くなる
欠点もあります。

一度、お住まいの地域の
樹木葬ができる霊園を
確認しておくと良いでしょう。
こちらから都道府県名で検索できます。

>>都道府県名から樹木葬のできる霊園を探す

公園型

庭園のような樹木葬霊園。都心近郊に作られていることが多い。様々な植物が植栽され、造形的で美しい雰囲気が特徴。参拝のほか散歩にも適している。

【費用】

  • 合祀型 15〜20万円
  • 集合型 20〜80万円
  • 個別型 80〜100万円


※上記の金額はあくまで目安です。
※霊園によって、上記の金額に永代供養費や管理料が別途必要になる場合があります。

【メリット】

  • 整備は行き届いており、水汲み場やトイレも完備されている。
  • 樹木の管理や園内の清掃は、霊園によって管理されることが多いため手間が少ない。
  • 比較的アクセスがしやすい。

【デメリット】

  • 敷地が小規模であることが多く、個別型でも木の植栽に制限が出やすい。
  • 費用が里山型よりも高い。
里山型

自然をありのまま生かした樹木葬霊園。遺骨を自然に還すといった環境的配慮がなされており、エコに関心の高い人におすすめ。近年では荒廃した里山を樹木葬霊園として開拓している寺院もある。

【費用】

  • 合祀型 5〜15万円
  • 集合型 15〜50万円
  • 個別型 50〜70万円


※上記の金額はあくまで目安です。
※霊園によって、上記の金額に永代供養費や管理料が別途必要になる場合があります。

【メリット】

  • 遺骨を自然な形で還すことができる。
  • 荒廃した場所に木を植えることで、環境保護に貢献できる。
  • 費用が公園型よりも安い。

【デメリット】

  • 立地条件が悪く、車移動でないと難しい場合がある。
  • トイレや水汲み場など、環境整備がされていないことが多い。
  • お墓の管理に手間がかかる。自然に囲まれているため、すぐに荒廃しやすい。

アクセスの利便性や環境整備を
選ぶのか、場所は不便でもコストや
環境保全を優先するのか。
好みや価値観をうまく擦り合わせながら
決めていきましょう。

樹木葬の詳しい費用については
以下の記事を参考にして下さい。

【樹木葬】タイプ別に費用の相場を徹底解説!諸費用も忘れずに!樹木葬という言葉の認知度は かなり上がってきています。 費用の安さ、遺族の負担の軽さなど いろいろな面で一度は考えてみたい とい...

霊園まで見学に行く

霊園の目星がついたら、実際に自分の
目で見て確かめるようにしましょう。
近年では希望者向けに、
各所でイベントが開催されています。
霊園の雰囲気や樹木葬の実物を
見られるチャンスです!
ぜひ足を運んでみてください。

私も、何か所かの樹木葬墓地を見学しましたが、ひどいのは山の木々を切り倒し、なだらかな斜面を造成して、芝生を張り、カロートを並べてある樹木葬墓地で、夫婦で25万、管理費不要の墓地でした。
管理費不要ですから、いずれ一杯になれば放置されてコンクリートと骨壺、人骨が散乱し、雑木林になるか、土砂崩れをおこすと思います。
今は、一面芝生の斜面ですからすごく美しいのですがね。

(引用:Yahoo知恵袋)

Yahoo知恵袋に投稿された
書き込みを見てもわかるように、
霊園は想像と実物で大きく
イメージが違ってくる可能性も
あります。

特に里山型の場合は、
木々が生い茂って、荒廃が
進んでいることもありますので、
費用の安さばかりに目を向けず、
場所が遠くてもしっかりと
下見をすることが大切です。

また、霊園には定期的に通うことを
オススメします。理由は、季節ごとに
風景が様変わりするためです。
春は花も咲き誇り、木々も生い茂って
美しい風景が楽しめますが、
寒い季節になると、印象が180度
変わって失望することもあります。

樹木葬は生前契約ができますが、
早合点して契約を急ぐのは
おすすめしません。過去に見た印象と
全く違う景色を目の当たりにして、
生前契約を後悔した人も多いです。

好きな木の下に納骨が可能か確認する

合祀型と集合型は好みの樹木があるか、
個別型は希望する木の植栽が可能か
霊園側に確認を取っておきましょう。
希望が叶わない場合は「これは無理
だけど〇〇だったら大丈夫」
といった
感じで、別のアイディアを用いながら
検討し直すと良いです。

樹木葬の計画を今から始めておく

お墓をつくったり管理するのは
簡単ではありません。家族が臨終間近、
または亡くなった直後にポンとお墓を
用意できるわけではないのです。
特に近年流行り始めた樹木葬は
前例が少なく、時間に余裕があっても
戸惑うでしょう。

新しくお墓を作る場合は、どんな形に
するか早めに段取りしていくことが
大切です。できるだけ、あなたと
ご家族が元気なうちに計画を
進めておきましょう。

事情で希望する条件が通らないときの解決法

お墓づくりで大切なことは、
希望条件が通らないときどうするか、
代替案を考えることです。

樹木葬に限らず、お墓づくりに問題は
つきもの。しかし、問題が起こることを
前提に心構えをしておくことで、
良案が浮かびやすくなります。

これから、樹木葬で特に問題視
されやすいコスト面やお墓の管理に
関する解決策をご提案します。

コストと手間を省くなら好きな木のある霊園を選ぶ

一家専用のシンボルツリーは
欲しいけど、個別型は高額で選べない。
樹木をキレイに育てる自信がない。
その場合は、好きな木のある霊園で
合祀型か集合型のプランを
考えてみましょう。

近年ではバラなどの、特定の植物を
専属的に扱った霊園も登場しています。
ハナミズキやサルスベリなど、
幾多の樹木が植えられた庭園では、
希望者が好きな木を選んで
納骨できるようになっています。

収蔵形式を集合型にすると、
後に家族の遺骨も納骨できますから、
合祀型に抵抗がある場合は
おすすめです。

木ではなく好きな花を選ぶ

樹木の植栽や管理に自信がない場合は、
小ぶりの花を検討してみましょう。

シンボルツリーの代わりに、パンジーや
マリーゴールドなど、故人が好きだった
花を植えて供養する人もいます。

樹木葬は必ずしも、木を墓標に
する必要はありません。霊園の趣旨に
沿って平らな石版に故人の名前を
刻印したり、表現には様々な
方法があります。

近年では、園内が色とりどりの花で
ガーデニングされ、植物に囲まれながら
綺麗に暮石が配置された公園型の霊園も
あるので、併せて検討してみましょう。

桜が好きなら桜葬を選ぶ

日本人は桜を好む傾向があり、桜の木の
下に納骨を望む人が多いと聞きます。
しかし、桜は巨大化するだけでなく
管理も難しいため、個人が植栽するのは
非常に難しいです。

桜を希望する場合は、
桜をシンボルツリーとした合祀型か
集合型の樹木葬を検討しましょう。

近年は、大きな桜の木を囲むように
納骨される桜葬が話題を呼んでいます。
合同慰霊祭など各地で盛大なイベントが
開催されており、今後も需要の拡大が
予想されます。

景観をキレイに保つ樹木葬管理の2つの工夫

樹木葬は樹木選びだけでなく、健全に
維持していくことも考慮しなくては
なりません。

最後に、木の健康管理やトラブルの
対処法について説明します。

樹木が枯れた場合は植栽し直すか枯木を生かす

樹木が枯れた場合は、
新たに植栽するのが一般的ですが、
植栽し直す手間を考慮し、
枯れた木をオブジェのように
生かす人もいます。

枯木を生かすのも剪定など、
多少の手間はかける必要がありますが、
家族の歴史やアンティークな趣きを
演出したい人にはおすすめです。

木の管理が可能か霊園側へ確認する

霊園によって、個別型で植栽した
シンボルツリーも園内で手入れを
してくれることがあります。

霊園によっては、契約プランの内訳に
管理料が含まれることがある
ので、
確認をとってみてください。

樹木葬で好みの木を選び理想のお墓を叶える方法まとめ

お墓づくりの実現は、口で言うほど
簡単なものではありません。歴史の浅い
樹木葬は対応している霊園も少なく、
認知度もまだまだ低いのが現状です。

理想の樹木葬を実現するために
大切なことは、 早めの計画と
柔軟な発想の展開
です。

理想の樹木葬を叶えるポイント
  • シンボルツリーはどうするか大まかに決める。好みの木の候補は複数挙げておくと良い。
  • 予算や収蔵形式、お墓の管理はどうするか家族と話し合う。
  • 樹木葬に対応可能な霊園について調査する。霊園の目星がついたら、アクセスの利便性や環境、好みの植物の有無、希望する樹木の植栽は可能か詳しく調べる。
  • 費用面やお墓の管理の問題で希望が通らないときは、代替案を考えておく。
  • 樹木葬の計画は、時間に余裕を持って早め進めておく。

お墓づくりには様々な事情が絡み、
時には希望条件が通らないことも
あるでしょう。しかし、問題の浮上を
前提に冷静に行動していけば、
自ずと解決策が見えてくるはずです。

あなたのために、
そしてご家族のためにも、
諦めずに素敵なお墓作りを考えて
みてくださいね。

なお、樹木葬で後悔しないための
方法についてはこちらを参考にして下さい。

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