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永代供養にする方法とは?納骨までの流れを順を追って説明します!

お墓が遠方だったり
継承する方がいなかったりして
お墓を維持するのが難しいと
悩んでいませんか?

そのような悩みを解消する
方法のひとつとして
永代供養があります。

永代供養って何?
どうしたら良いの?
馴染みのない供養方法を選ぶのって
ちょっと勇気がいりますよね?

ここでは、
永代供養にする場合の納骨までの流れを
順を追って説明します。

併せて永代供養のお墓のタイプと
費用相場についてもご紹介します。
是非、参考にしてくださいね。

なお、海洋散骨による永代供養に関しては、
全国の海域に対応している、
「みんなの海洋散骨」公式サイトをご覧になってください。

永代供養は永遠ではない

永代供養は長い期間にわたって
供養されます。
しかしそれは、
永遠に続く訳ではありません。

永代供養には期間が
設けられているのです。

正確に言うと、個別の供養をする
期間が決まっています。

多くは33回忌まで。
亡くなってから33年後・・・
ではなく
数えの年数ですので、
32年後です。

期間が終了すると、
遺骨は合祀されます。

合祀とは、「まとめてまつる」
という意味で、
永代供養においては
他の方の遺骨と一緒に埋葬、供養
されることを意味します。

期間が終了した後も
ちゃんとお経をあげて
もらえるのですね!

永代供養にする方法と納骨までの流れ

いざ永代供養に!と思っても
何から手を付けたら良いのでしょうか。

供養先は、なるべく効率的に
探したいですよね。

お墓を持っていない場合と
今あるお墓を永代供養墓に
改葬する場合では、少し手続きが
変わってきます。

お墓がなく永代供養墓を準備する場合

永代供養施設の
探し始めから納骨までの
大まかな流れは次の通りです。

  1. 施設のリストアップ
  2. 資料請求や見学の申し込み
  3. 比較検討
  4. 契約
  5. 必要書類をそろえる
  6. 納骨
    それでは説明していきましょう。

  1. 施設のリストアップ
  2. 永代供養をしているめぼしい施設を
    いくつかリストアップします。

  3. 資料請求や見学の申し込み
  4. 資料請求をして興味を持ったら
    見学の申し込みをしましょう。

  5. 比較検討
  6. 見学の際には気になる点は
    全て質問しておきましょう。

    見学の後であっても
    気になる点が出てきたら
    問い合わせして確認しておきましょう。

    • 安心できる施設か?
    • 宗旨宗派の対応は希望に沿っているか?
    • 供養の方法は希望に沿っているか?
    • お参りに行ける場所か?
    • 価格は予算の範囲内か?

    妥協できる点、
    妥協できない点を
    考えると決めやすいですね。

    納骨は四十九日行われる事が多いですが必ずしも四十九日である必要はありません。
    また生前に予約できる施設もあるので、自分でゆっくりと決めるのも良い方法です。

  7. 契約
  8. 費用、供養方法、条件等を
    しっかり確認する事が大切です。

  9. 必要書類をそろえる
  10. 契約するための書類
    • 戸籍謄本
    • 印鑑証明
    • 身分証明書
    納骨するための書類
    • 埋葬許可証

    一般に埋葬許可証とは
    押印された火葬許可証のことです。

    そんなの貰ってない!
    と思ったあなた。
    わたしと同じです(笑)
     
    火葬場の方から
    「骨箱(骨壺の入った箱)
    に入れておきますね。」
    と言われたことを
    思い出しましょう。

    ありましたか?
    良かったですね。

    もし、どこにも
    見当たらなかったら
    再発行ができますので、
    役所に相談してください。

  11. 納骨
  12. 契約した施設で納骨します。

今あるお墓を墓じまいして永代供養墓に改葬する場合

永代供養に移行するお墓は、
永代供養のできるお墓へ引越しをします。
これを改葬といいます。

改葬する場合には、今あるお墓は
「墓じまい」をしなければなりません。

お寺にお墓のある場合は、
お寺の中の合祀墓や納骨堂に移動させる
ことができる場合もあります。

改葬して永代供養墓に納骨するまでの
流れは次の通りです。

  1. 改葬許可申請書を取得
  2. 使用許可証を取得
  3. 改葬許可証を取得
  4. 閉眼供養を行い遺骨を取り出す
  5. 墓石を撤去する
  6. 納骨

それでは説明します。

  1. 改葬許可申請書を取得
  2. 役所で改葬許可申請書を
    もらい、今お墓のあるところで
    署名捺印をもらいます。

  3. 使用許可証を取得
  4. 永代供養先で使用許可証を
    もらいます。

  5. 改葬許可証を取得
  6. 今のお墓があるところの役所で
    改葬許可申請書・使用許可証を
    提出して 改葬許可証を
    もらいます。

  7. 閉眼供養を行い遺骨を取り出す
  8. 今あるお墓の閉眼(魂抜き)を行い
    遺骨を取り出します。

  9. 墓石を撤去する
  10. 墓石を撤去します。
    石材店に依頼してください。

  11. 納骨
  12. 永代供養先に改葬許可証と
    遺骨を持参し、納骨します。

永代供養先が離れた場所にある場合は、
ダウンロードや郵送で
申請書の取り寄せができます。
許可証も郵送してくれる所が多いです。

なお「墓じまい代行サービス」を
利用すると手続きはスムーズです。
資料請求や相談は無料なので
検討の余地はあります。
詳しくは以下の記事をご覧下さい。

墓じまい代行サービスの内容や費用から業者比較まで徹底解説!先祖代々の霊を供養するためのお墓。 誰にも管理されず 無縁仏になっているお墓というのは、 見るだけでも悲しくなりますよね。 ...

永代供養のお墓のタイプと費用相場


永代供養の納骨場所は
主に4つに分類されます。

それぞれの特徴と
おおよその費用について
解説していきます。

費用については
もっとも気になる点の一つでしょう。

永代供養の費用は
施設(寺院や霊園)によって
全く異なるのが実情です。

ここでは、一般的な価格を
紹介しますが
施設によっても
かなり差があるので
より具体的な金額は
各施設に直接確認してください。

また、通常は
契約時に一括払いしますので
予算に合わせて選択することも
大切です。

合祀墓

他の人の遺骨と一緒に埋葬されるのが
合祀墓の特徴です。

個別の供養は行われません。
お彼岸等にそこに眠るすべての人に
対して、お経があげらます。

管理の手間が少ないので
費用は安いです。

遺骨は、ほかの方の遺骨と混ざり
土に還ることとなるため、
納骨した後は、
遺骨を取り出すことができません。

そのことを納得した上で
納骨しましょう。

価格はリーズナブルで、
10万円程度。
場所によっては、30万円だったり、
その一方で2~3万円という格安の
プランがあったりと幅広いです。

納骨堂

現在、納骨堂にはいろいろな
スタイルがあります。

ロッカー型

一番多いスタイルが、棚式と呼ばれる
ロッカー型のもので、
骨壺に遺骨を入れた状態で安置します。

費用は15万~20万円程です。

ロッカー型なので、上部の段と
下部の段が出てくる訳です。
あなたなら、どの段を選びますか?

「上の方がいい!」
ですよね?
結果
人気のない下部の方が、
価格が安い事が多いです。

仏壇式

仏壇式は、上部にご本尊
下部に骨壺を安置する様式
です。

ロッカー型よりも広いため、
遺影やお花、位牌も置くことが
できます。
ロッカー型に比べてゆったりと
していますが、その分高額になります。

また、仏壇型は、複数の方の遺骨を
納めることができます。
費用の目安は30万円。

これは一人分の金額で、二人目からは
少し安くなります。

自動運搬式

自動運搬式はICカードを
かざして遺骨を自動配送する
ハイテク納骨堂
です。

多くはビルのような建物となっていて、
高級マンションのような外観です!
運ばれてきた遺骨は、
お参りスペースにセットされます。
お線香も電子式。
まさに現代の納骨堂です。

大体50万円~130万円くらいです。
また、このタイプの納骨堂は
管理料を毎年支払わなければ
ならない事が多いです。

管理料の相場は、2万円前後です。

新しい物が好きな方は、
是非、一度見学に!

立地については、駅前など
アクセスが良い事が多いです。

専用の個人墓

個人墓には
一人だけのもの、夫婦、
家族の遺骨も一緒に
埋葬できるものもあります。

墓石の購入が必要となるため
費用が他の形態と比べると
高くなります。

150万円~300万円が相場でしょう。
選ぶ施設、選ぶ墓石等によっては、
更に高額になることも考えられます。

期間が終了したら、
通常、墓石は撤去されされます。

せっかく建てたのに
もったいない気がしてしまうのは
私だけでしょうか。

樹木葬

墓石の代わりに樹木を用いたお墓です。
樹木のまわりに遺骨を埋葬するため、
自然に帰ることを希望する方に
選ばれています。

遺骨がどこに埋められているのか
わからない場合もあれば、
名前のプレートが設置されている
施設もあります。

庭園タイプでなく、
山里に埋葬するタイプを選択した場合は
別途年間管理料が
必要となる
事が多いです。

それから、山里ではお線香は焚けません。
危ないですからね。

費用の目安は30万円前後です。

最近の永代供養は樹木葬で行う場合が
多くなってきています。樹木葬については
以下の記事を参考にして下さい。

【樹木葬】タイプ別に費用の相場を徹底解説!諸費用も忘れずに!樹木葬という言葉の認知度は かなり上がってきています。 費用の安さ、遺族の負担の軽さなど いろいろな面で一度は考えてみたい とい...

永代供養先の施設の種類と違い

一般のお墓と同じように、
永代供養先も
公営墓地、民営墓地、寺院墓地の
3種類があります。

公営墓地

地方自治体が運営主体であるため
墓地がなくなることはありません。
また、費用も安いです。
ただし、申し込み時期が決まっていたり
高倍率の抽選が行われる事も珍しくなく
希望が通らないこともあります。

民営墓地

綺麗に整備されている事が多く、
比較的入手しやすいです。
価格は公営よりは高いでしょう。
経営状態が悪化した場合には
墓地が閉鎖することもあります

寺院墓地

しっかりと管理、
手厚い供養が望めます。
檀家にならなければならない事も
多く、行事への参加や
寄付を求められる事もあります。

永代供養にする方法と納骨までの流れまとめ

永代供養は、選ぶお墓のスタイルと
施設によって、供養方法や
費用が大きく変わってきます。

また、改葬や合祀をした場合は、
元の状態には戻せませんので
特に慎重に考えて決定しましょう。

永代供養にする方法のまとめ
  • 永代供養は永遠ではない
  • 個別供養は多くの場合33回忌まで
    以降は合祀され、まとめて供養される

  • 納骨までの流れ(改葬なし)
    1. 施設のリストアップ
    2. 資料請求・見学
    3. 比較検討
    4. 契約
    5. 書類の準備
    6. 納骨
  • 納骨までの流れ(改葬あり)
    1. 改葬許可申請書を取得
    2. 使用許可証を取得
    3. 改葬許可証を取得
    4. 閉眼供養を行い遺骨を取り出す
    5. 墓石の撤去
    6. 納骨
  • 永代供養のお墓を選ぶ
    • 合祀墓
    • 約10万円
      場所やプランによって2~30万円と幅がある

    • 納骨堂
    • 以下の3タイプがある

      • ロッカー型
      • 約10~15万円

      • 仏壇式
      • 約30万円

      • 自動運搬式
      • 約50~130万円
        その他に毎年管理料が約2万円かかる

    • 個人墓
    • 約150~300万円

    • 樹木葬
    • 約30万円

  • 永代供養先の施設による違い
    • 公営墓地
    • 安い
      競争率が高く抽選になることも

    • 民営墓地
    • 少し高い
      経営悪化などで閉鎖の可能性あり

    • 寺院墓地
    • 手厚い供養を期待できる
      檀家になる、行事や寄付など条件が多い

    供養先が決まれば
    案外スムーズに納骨まで進みます。

    そして、あたなたの想像より
    多くの方が永代供養にされています。

    お墓のことで、
    家族親族に負担をかけたくない。
    お墓が遠くて維持管理が難しい。
    後継者がいない。
    諸事情で遺骨を自宅で保管している。

    このような事情のある方は
    永代供養を選ぶのも
    良いのかもしれませんね。

    考え方や捉え方は
    人によって違うことでしょう。
    後々トラブルにならないよう
    家族でよく話し合ってください。

    それぞれの思いを尊重しつつ
    納骨先を決めたいものですね。

    なお、永代供養料のマナーについては
    以下の記事を参考にして下さい。

    【保存版】永代供養料の封筒の書き方とお札や渡すマナー完全ガイドお墓の面倒を見る人が身内におらず、 お寺さんにお願いしたい。 こうした思いから、永代供養を 選ぶ人は近年増えつつあります。 ...
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