お墓

【遺骨の郵送サービス】を利用すれば遺骨は納骨できる!【悩み解消】

国内なら遺骨は郵送することができます。
遺骨を納骨できずに困っているときに
利用できる「送骨サービス」
遺族が立ち会えなくても散骨できる
「委託散骨」は、遺骨が郵送可能だから
提供されているサービスです。

このサービスを利用すれば、今まで
お墓がなくて受け入れ先がなかった遺骨、
お布施が高額すぎて躊躇していた遺骨を
安らかな場所に納めることができます。
あなたの大事な方の遺骨を家で管理し、
納骨がいつになるか目途が立てられない
という問題が解決できるのです。

その一方で、あなたの大切な方の
遺骨を他の荷物と同じような扱いで
輸送してよいのかという問いが
心の中にあって、あなたは決断できずに
いるのではありませんか?

今回は、遺骨の宅配サービスの利用が
増えつつある現代の実情を踏まえ、
遺骨の郵送は、本当に
「故人をないがしろにする行いではないか」
という問いの答えを見つけていきます。

また、「送骨サービス」や「委託散骨」
の紹介
と合わせて
遺骨を郵送する手順も紹介します。

【遺骨の郵送サービス】を利用すれば遺骨は納骨できる!


誰でも自分の大事な家族や身内を亡くしたら
はかり知れない悲しみを味わいます。
だからこそ、残された遺骨も大切に丁寧に
扱います。遺骨はあなた自身の手で搬送して
納骨したいという願い
をもつことでしょう。

ところが、さまざまな理由で
故人に対する親愛の情とは無関係に
あなたが郵送という方法を
選ばざるを得ない場合
があります。

現在では遺骨の郵送サービスがありますから
それを利用すれば遺骨は納骨できます

遺骨の郵送については、現在のところ
賛否両論がありますが、
あなたはどう思いますか?
一緒に考えましょう。
きっとあなたの悩みは解消するはずです。

「遺骨の郵送」は故人をないがしろにする行いではない


故人への思いを表現する方法は1つでは
ありません。供養の仕方が多様になり、
遺骨を粉にして海や山に散骨する葬送が
現在では広く認められるようになりました。
これと同様に遺骨の移動の方法への考え方も
変わってきてるはずです。

宅配サービスの手軽さは、
遺骨の郵送以外ではもてはやされ、
たくさんの人に支持されます。
ところが、遺骨となると
私たちは、とても慎重になります。
それは、人の「死」をないがしろにする
行いではないかと悩むからです。
「手軽さ」を求めて遺骨を郵送することに
抵抗を感じている
のに、郵送という手段に
対して否定的な考えをもってしまうことが
悩みを大きくしています。

遺骨を自分で運べず、納骨できない
という現実の問題を「郵送」という方法で
解決できる
のなら、それは故人を
ないがしろにすることにはならないし、
遺族の思いを故人に届けることはできる
私は考えます。決して「手軽さ」で
選択したわけではないからです。

葬送は、故人の思いだけではなく
遺族の願いも反映されて行われるものです。
遺骨を運ぶ方法が、郵送であっても
それが遺族の思いのすべてではありません。
遺骨を移動するということは、葬送全体の
ほんの一部
です。

周りの人が、遺骨を郵送することの
是非についてどんな意見を口にしても
あなたの故人への思いが確かな形で
伝えられれば、遺骨を郵送するという方法を
選ぶことは間違いではない
と私は思います。

納骨されない遺骨が増えている!それでも「郵送=NG」ですか?


遺骨の郵送について調べていたら
WEB版週刊誌で、「遺骨の郵送」を
センセーショナルなタイトルで
扱っている記事を目にしました。
数年前の記事ですが、
納骨されない遺骨が増えているという現状
つづられ、その解決策として
郵送された遺骨を受け入れて
納骨・供養する寺院が出てきている
ことを
紹介しています。そして、
最後に読者に「遺骨の郵送」の是非
について問うという内容でした。

また、遺骨の郵送について次のような
ツイートを見つけました。


遺骨の郵送について理解を得るのが
難しい
ことを思い知らされる意見です。
10年近く前のつぶやきなので、この方の
考えが現在は変わっているかもしれません。
否定的なつぶやきですが、根底には
遺骨が大切にされないことへ憤りが
感じられます。宅配サービスの手軽さを
選ぶことを非難
しているのです。

反対に次のつぶやきは、
周りの人が遺骨を郵送することを選んでも、
一方的に否定しないようにしたいと
思わされる内容です。
現代の家族の関係が、葬送の在り方にも
影響していることを理解した上で、
是非を考えることが大切
だということを
示唆しています。


納骨されない遺骨は、やがて放置されるお骨
になってしまう可能性があります。
郵送して納骨するか、郵送しないで
納骨しないままにするか。
あなたはどちらを選びますか?
私は、問題解決のために郵送という手段を
選択したい
と思います。

「認知度が低い=遺骨の郵送NG」ではないはず


次のツイートからは、遺骨を郵送すること
葬儀屋さんの間では認知されているものの
一般的には、広く認知されていないこと
が分かります。


あなたが遺骨を郵送する決断をして
実行したとします。
遺骨が郵送できることを
周りにいる人が知らなかった場合
驚かれてしまうかもしれません。
遺骨を郵送をしたという行いだけが
注目されて、あなたの思いや事情が
切り離されてしまう
からです。

また、認知度が低いということは、
遺骨の郵送に関わる人も複雑な思いをします。
散骨の専門業者やお骨を受け入れる寺院の
サイトを見ると送り状にはっきり「遺骨」
と書くように指示されています。
ところが下のツイートを読む限り、
配達の担当者は、いつもより慎重に
扱わなくてはならないという緊張と、
身内以外の方のお骨を運ぶことへの抵抗感
の両方を感じているようです。
郵送先の受け取り手が不在だったらと
ドキドキしてしまう気持ちも分かります。


遺骨が郵送可能であることを
認知していないと、その是非について
問われたとき、答えに詰まってしまいます。
しかし、よく考えてみると、その選択の
是非について判断するのは当事者である
という簡単な答えに行きつきます。
あなたが、どんな送られかたをしたいのか
あなたが、どんな送りかたをしたいのか

その答えによって遺骨の郵送を受け入れるか
否かは決まります。

今後、葬儀や供養の一般的な形がなくなり、
個々人の考えて葬送が行われる傾向は
ますます大きくなっていくことでしょう。
それに伴って、遺骨を郵送することも
広く認知され、当たり前となっていく

ことは十分に考えられます。

需要は増えています「送骨サービス」


まだまだ遺骨の郵送が受け入れられていない
という現状のようですが、搬送が難しくて
困っている方に対応できるサービスの提供を
始めたいという思いをもつ人もいます。
遺骨を郵送して納骨したいという需要が
ある
ということです。


遺骨を受け入れる寺院や霊園と
納骨を希望する遺族をつなぐ
「送骨サービス」
がこれにあたります。
送骨サービスを手掛ける専門業者に
仲介してもらって寺院や霊園に
納骨までしてもらうことができます。

たとえば、こちらの
業界最安値の納骨堂さんでは、
インターネットのサイトで申し込むことが
できる送骨サービスを行っています。
お骨の受け入れ先は、伊東市願行寺さんです。
遺骨は手持ちで持ち込むことも、
ゆうパックで郵送することもできます。
宗派を問わず、納骨と供養をしてもらえます。

このようなサービスを提供するサイトや
送骨に協力する寺院や霊園は増える
傾向にあります。
菩提寺がなく遺骨をお墓に納められないとか
自宅で遺骨を管理していて今後のことが
決まっていないとかで困っている人が
たくさんいるからです。
その需要にこたえて、送骨のサービスは
提供されています。

どうしても郵送したくないときには搬送サービスを


それでも、郵送という送骨の仕方に抵抗が
ある場合は、代理の人に搬送をお願いする
サービスも
提供されています。
自宅まで遺骨を引き取りにきて、
目的の場所まで専門のスタッフが搬送します。
「送迎骨サービス」と名前を付けている
専門業者もあります。
当然、ゆうパックを利用する場合より
費用がかかりますが、手持ちで搬送して
もらえるので、「荷物と同じ扱い」という
抵抗感はぐっと小さくなります。

遺骨を郵送するのはこんなとき


遺骨を郵送するのは、どんな場合でしょうか。
あなた自身の事情による場合だけではなく
他者の事情や他者への配慮のために
郵送という手段を選んだほうがよいことが
あります。

自分では遺骨を運べない事情がある

高齢や体の不調などで菩提寺やお墓まで
遺骨が運べないことがあります。
また、菩提寺やお墓が遠方にあって、
どうしても時間が確保できず、
あなた自身の手で運べないこともあります。
また、あなたと故人が近しい関係では
ないけれど、あなたしか送骨の手続きを
する人がいないというようなことが
起こるかもしれません。

このような場合は、郵送という方法で
遺骨を寺院や霊園などに送れば、
少なくとも
遺骨がどこにも納められることなく
放置されてしまうということは防げます。

亡くなった人の遺骨を丁寧に扱うことより
残った生きている人の事情を優先することが
仕方のない
場合もあります。

そういった実情を踏まえて、遺骨を
搬送できないという問題を打開するために
郵送された遺骨を受け入れて
納骨している寺院や霊園があるのは
前にも述べたとおりです。

公共の場で迷惑にならないように


かなり遠方の寺院やお墓まで手持ちで遺骨を
運ぶことになると、自家用車ではなく
電車やバス、タクシー、船、飛行機など、
公共の交通機関を利用することになります。
これらの交通機関を利用して
遺骨を運ぶことは法律違反に当たりません。

しかし、骨壺が大きいと誰の目からもお骨を
持参しているとが分かって、周りの目が
気になる
ことがあります。

このようなときに、手持ちの搬送から
遺骨を郵送するという方法にかえる
ことを
お勧めします。

委託散骨がしたい


海や山に散骨をする際、前に述べたような
理由で手持ちで運ぶことができない場合は
専門業者に代行をお願いする「委託散骨」
をすることができます。
国内の場合は、専門業者に申し込みをして
受付窓口あてに遺骨を郵送します。

こちらの散骨専門会社では
全国送料無料で引き取っています。
また東京23区とその半径20km圏は
無料で訪問引き取りもされているそうです。
WEBから申し込みをすると、
対応してもらえます。
お墓のミキワの粉骨・散骨サービス 最安値挑戦中

急いで申し込みをしたいように思われると
足元を見られかねないので、
電話よりはWEBから申し込みをして
相手からの連絡を待つのが得策
です。

ゆうパックを利用して遺骨を郵送できるのは
国内だけですが、
ハワイなど国外での散骨サービスを
提供している業者にお願いした場合は、
遺骨をどのように運んでいるのでしょうか。
遺族が現地に搬送しない場合、つまり
海外での委託散骨について調べました。

国内の窓口となる業者に申し込んで委託散骨
をすることができます。
国内の業者に遺骨を郵送すると散骨の準備を
整えてくれます。その後、専門スタッフが
航空機を使って手持ちで遺骨を搬送します。
遺骨が届くと現地の業者が散骨を代行します。
私が調べた限りでは、やはり、
遺骨の郵送ができるのは国内だけで
遺骨だけが国境を越えることはできない

ようです。

海外に限らず、委託散骨については、
遺骨を郵送することと
遺族親族の立ち合いがないことで
否定的な考えをもつ人がまだ多数いる
ことを
忘れないでください。


仮に、葬儀を行わない直葬と
委託散骨を組み合わせるとなると
葬送自体を代行してもらうようなものです。
もし、あなたが自身がこの方法で
弔ってほしいという願いをもっているならば
残される家族にとって、
どのような意味をもつのかをよく考えて
決断する必要があります。

ゆうパックを利用した遺骨の送り方


宅配サービスを利用して遺骨を送るときの
準備物や梱包の仕方などについて
見ていきます。

遺骨を送れるのは、郵便局の宅配サービス「ゆうパック」だけ

ゆうパックだけが遺骨の輸送を扱っています。
郵便局以外にも他社の宅配サービスが
ありますが、約款によって、
遺骨の輸送は受け付けていません。
遺骨の場合、紛失や汚損などの事故が
起こったときの損害を賠償することが
できないからというのがその理由です。
ゆうパックも、遺骨は損害賠償の対象外
となっています。

これまでは、遺骨の紛失や破損などの
事故は起こっていないそうです。
しかし、遺骨がなくなってしまったり、
骨壺が壊れたりするリスクが0ではない
ことを納得した上で利用
してください。

準備する物

遺骨がこぼれたり、骨壺が破損したり、
しないようにするため
の準備です。

  1. 遺骨(骨壺にはいったまま)
  2. 埋葬許可証など必要な書類
    ※必要な書類は、送る相手によって異なります。専門業者に依頼する場合はインターネットのサイトでダウンロードすることができます。埋葬許可証は、自治体が発行する火葬許可証に火葬場の印が押されたもので、墓地などに遺骨を納めるときに必要となる許可証です。
  3. 段ボール箱(骨壺が入るもの、骨壺の縦・横・高さを測って一回り大きい物)
  4. 緩衝材(新聞紙、クッションシート、エアークッションなど)
  5. ガムテープ
  6. 送り状

    ※➌~➏は「送骨サービス」の専門業者に申し込むと梱包セットとして送られてきます。通販サイトで、遺骨梱包セットを購入することもできます。

梱包の手順

気温が低いと結露して骨壺の中に
水が溜まっていることがあります。
そのまま送ると、水がしみ出して、
他の荷物を汚すことになります。
必ず抜いてください
緩衝材の入れ方も大切です。

  1. 骨壺の中に水が溜まっていないかをチェックします。水があったら抜きます。
  2. 骨壺のふたが開かないようにガムテープで留めます。
  3. 段ボール箱の底に緩衝材を敷きます。
  4. 中央に骨壺を入れ、緩衝材で骨壺と段ボールの間を埋めます。
  5. 骨壺の上と段ボールのふたの隙間にも緩衝材を入れます。
  6. 必要な書類を一番上に乗せて、ふたをしめ、ガムテープで段ボールのふた留めます。

送り方

郵便局や取り扱いができるコンビニに
持ち込む場合についての手順です。
少しでもていねいに扱ってもらうために
「遺骨」とはっきり書く
こと、
取扱注意シールなどを貼ってもらうことを
忘れないでください。

  1. 送り状の「品名(内容品)」の欄には「遺骨」と明記します。
  2. 取扱注意シール、天地無用シールを貼ってもらいます。
  3. 料金を払います(サイズや距離によって変わります)。

「遺骨を郵送して納骨」まとめ

遺骨を郵送するという手段は、
まだ積極的に受け入れられてはいません。
しかし、寺院やお墓まで搬送できないために
納骨されない遺骨がこの手段を利用することで
減らすことができることが今回の調査で
分かりました。
遺骨を郵送することに抵抗を感じている
あなたが、今の迷いを越えて、納骨に
踏み切れることを願っています。

まとめ

遺骨の郵送はNGではない

  • 納骨されない遺骨が増えている現状を踏まえると、認知度は低くても「遺骨の郵送=NG」とは言えない
  • ゆうパックを利用した「送骨サービス」の需要が増えてきている
  • ゆうパックを利用した「委託散骨」のサービスが利用できる

遺骨を郵送するのは

  • 手持ちで遺骨を搬送できない理由がある場合
  • 公共の交通機関を使ったときに、迷惑になると思われる場合
  • 遺骨を代行で散骨してもらう場合 など

ゆうパックを利用するときは

  • 遺骨や骨壺が痛まないような工夫をする
  • 「遺骨」と明記したり取扱注意シールを貼ったりして丁寧に扱ってもらう工夫をする

【参考】日本で遺骨の扱いが丁寧になったのはいつ?

現在の日本では、遺体や遺骨を
ていねいに扱うことが求められますが、
実は、このようなことが習慣化したのは
明治時代以降と言われています。
明治以降、日本は、続けて戦争をしました。
そのことがきっかけになったという
見方があります。
戦場で戦死した家族を悼む遺族は
戦争で亡くなった方の遺骨が手許に
戻るとそれを故人の弔いのより所と
したそうです。それが今日まで日本の
風習として続いてきたと考えられます。

遺骨の扱いに関する認識は、
宗教や地域によって違います。
たとえば、古くからチベットや
内モンゴル地方で行われている「鳥葬」は、
亡くなった人の肉体をそのまま砕いて
全てをハゲタカなどに与えて
故人を葬ります。
埋葬や火葬が難しい地方らしい方法です。
日本ではこれと同じことをすると法律違反に
なってしまうので、行うことができません。

歴史を振り返ると、日本国内だけでも
時代と共に弔いの風習が変わってきています。
ひょっとしたら、平成から令和へと
元号が新たになったこのときが、
日本の葬送文化の転換期かもしれません。

今は、遺骨の郵送に抵抗を感じる人が
多い傾向ですが、変わっていくことは
十分考えられます。
遺骨を郵送するという手段を選択する
という勇気が、大きな時流を作ることに
なるかもしれませんね。

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