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神棚と仏壇の位置関係で守るべき3つの約束!場所や向きも徹底解説!

家に神棚と仏壇を置くとき、
特に何も気にせず
適当に置いてしまってはいませんか?
しかし、神棚と仏壇の位置関係には
守るべき決まりがあります。

「でも位置関係を気にできるほど
うちは広くないし…。」そんなあなたでも
3つのポイントを押さえておけば大丈夫です!

せっかく神棚と仏壇を置くのであれば
位置関係や向き、場所にも気を使い、
神様と仏様に気持ちよく
過ごしてもらいましょう!

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神棚と仏壇の位置関係で守るべき3つの約束


同じ部屋に
神棚と仏壇の両方を安置することは
問題ありません。

しかし安置する際に
位置関係で守るべき3つのお約束
ありますので、ご紹介していきます。

お参りする時はお尻を向けない

「お参りする時に
お尻なんて向けないよ!」
きっとあなたはそう仰るでしょう。
しかしどうしてもそうなってしまう
状況があるのです。

それは、
神棚と仏壇が向かい合わせの時です。
どちらか片方にお参りする時
対面の位置にあると
片方にお尻を向けてしまい
神様、仏様への配慮を欠いた形

なってしまします。

この配慮はお参りする時だけではなく
日常でも必要です。
例えばあなたがどなたかのお宅を訪問する際
靴を脱ぐ際はどのようにしますか?
お尻を向けないように前向きで上がり
上がってからも相手にお尻を向けないように
斜めに膝をついて靴を並べますよね?

基本的に対面する相手に
お尻を向ける行為は失礼に当たります。
神棚と仏壇を置く時は
尊ぶ気持ちを忘れず配置しましょう。

神棚と仏壇を上下に配置しない

後でも紹介しますが
神棚は仏壇よりも高い場所に置きます。
しかし仏壇の真上に神棚があるのはNG
とされています。
なぜならどちらにお参りしているのかわからず
神様、仏様に誤解させてしまうからです。

例えば街中を歩いている時に
自分に手を振っていると思い
近づいてみると違う人だった。
なんて経験はありませんか?
それと同じで、拝む位置をずらさないと
どちらにお参りしているのかわからず
神様と仏様が混乱してしまうのです。

配置する時に止むを得ず
上下の位置関係になってしまう場合は
その中心をずらして置きましょう
ちなみにこれは同じ部屋に限ったことではなく
1階と2階など、部屋が違う場合でも
必ず中心は、ずらしましょう。

神様の方が上位の存在

実は神様は仏様よりも上位の存在です。
ですので、2つを同じ部屋に安置する時は
より家の中心に神棚を置きます

これは陰陽の考え方に由来しています。
より中心のものには求心力があるとされ
上位の存在ということを表しているのです。
とは言っても
神道と仏教の信仰心は人それぞれです。
あなたがより信仰している方を
中心に置いても問題はない
です。

これら3つのマナーを守ることで
神様と仏様に気持ちよく過ごしてもらえます。
祀る対象を大切にして
お互いに気持ちよく過ごせる
環境を作りましょう。

神棚は気の巡りを意識した配置にしよう


神棚を祀るのであれば
適した場所と方角に安置する必要があります。
適した場所や方角を選ぶのは
神様を尊ぶ気持ちを表し
気の巡りを良くするため
です。

明るい・きれい・高いが基本

神棚を安置する場所として
明るく・きれいな・高い場所
選ぶ必要があります。

明るい場所とは
光が差し人が集まりやすく、
視覚的にも雰囲気的にも
明るい場所のこと
です。
リビングやその近くなど
お参りしやすい場所に祀るのが良いですね。

きれいな場所は
トイレなどの水回りを避けた
日頃から掃除されている場所
です。
水回りは気が流れると
されているため不適切です。
神棚や神棚の周りは
常に清潔にするよう心がけましょう。

高さは
立った時の目線よりも高い場所にします。
さらに最上階に祀ることで
神を尊ぶ気持ちを表現できます。
住宅事情でそれが難しければ
「雲」や「空」と紙に書き、天井に貼ることで
そこを最上階と見なすことができます。

注意事項として
神棚の上や下を
人が通る場所は不適切
とされます。
出来るだけそういった場所は避けましょう。
また冷暖房の風が当たる場所や
直射日光・湿気は神棚を
傷めてしまう
ため避けましょう。

神様に心地よく過ごしてもらえたら
運気も上がりそうですよね。

太陽の力強さをイメージできる方向に向ける

神棚は南向きもしくは東向きに安置します。
これは神棚が南か東を向いている状態です。
南側か東側に置くという意味ではありません。

南は太陽の光が入る場所です。
南を向けば光に照らされます。
つまり光に照らされる存在とすることで
敬意を表している
のです。
もしあなたがライトワーカーのような
光を浴びる存在になりたい
と思うのであれば南向きがお勧めです。

東は太陽が昇る方角です。
1日の始まりを知らせる光は
勢いの象徴でどんどん昇っていきます。
もしあなたが門出に立っており
成長していきたいと思うのであれば
東向きがお勧めです。

南向き・東向きどちらでも構いませんが
あなたの状況やお気持ちに合った方角を
選ぶのがベストです。

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仏壇は仏様が心地よく過ごせる場所に


仏壇は仏間に安置するのが1番良いです。
しかし現代では
仏間がない家庭も多いですよね。
その場合は
仏様が心地よく過ごせる場所に置きましょう。

明るい・きれいが基本

明るくきれいな場所は
神棚の安置場所と考え方は基本的に同じで、
清潔で人が集まりやすく
お参りしやすい場所
が良いです。
神棚同様に
暗くてじめじめした場所は避けます。
私たちもそんな場所では
住みたくないですよね。

高さは座った時に
本尊を少し見上げる高さ
にします。
もし立ってお参りする場合は
本尊が胸よりも少し高くなるようにします。

ただし神棚と同様に
冷暖房の風が当たる場所や
直射日光・湿気は
仏壇を傷めてしまう
ため避けます。
仏様が気持ちよく過ごせるように
しっかりとマナーを守りましょう。

近年ではリビングなどに置いても違和感のない
おしゃれなミニ仏壇もたくさんありますので
これを機に買い換えを検討してみるのも
良いかもしれないですね。
ちなみに私の実家も仏間はないので
仏壇はリビングに置いてあります。

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方角は宗派で違う

仏壇の場合は神棚と違い
方角に正確な決まりはありません。
しかし宗派により
置き方に違いがあります。
以下にまとめましたので
参考にされてください。

曹洞宗・臨済宗

  • 南面北座説
  • 仏壇を南向きに置くという考え方です。
    これはお釈迦様が南を向いて
    説法していたことに起因します。
    南を向けば太陽の光で顔が
    明るく映ります。
    そのため昔から位の高い人物は
    南を向いて座ることが多かったのです。

    浄土真宗・浄土宗・天台宗

  • 東面西座説
  • 西には極楽浄土があるとされるため
    西方浄土説とも言います。
    極楽という仏土には
    浄土教系の本尊である
    阿弥陀如来がいます。
    そのため東向きに仏壇を置きます。
    また天台宗の本尊には色んな解釈があり
    釈迦如来や阿弥陀如来を祀ります。
    家庭では阿弥陀如来の場合が
    多いようです。

    真言宗

  • 本山中心説
  • 宗派の総本山がある方向
    手を合わせられるよう仏壇を置きます。
    そのため仏壇の向きは決まっていません。
    真言宗の場合は総本山である
    高野山の金剛峯寺へお参りできる
    ような配置にすると良いでしょう。

    日蓮宗

    日蓮宗の場合は
    守らないといけない向きはないため
    自由に安置して良いです。
    しかし一般的に
    太陽が昇らない北側に向けることは
    好ましくありません。

絶対に避ける向き

仏様に対するマナーとして
絶対に避ける置き方があります。
床の間と対面の位置になることです。
床の間は家主よりも身分の高いお客を
出迎える部屋です。
仏壇を向かい合わせにしてしまうと
仏様が下座にいるという解釈に
なってしまいます。
反対に床の間に置くことは
良いこととされています。

神棚と仏壇は安置する目的とその気持ちが大切


神棚は神道の神を祀るために
安置する祭壇のことです。
日本古来の考え方では
森羅万象に神が宿るとされています。
そのため
気の巡りを良くするという意味合いで
神棚を安置します。

仏壇とは仏を祀る壇ことです。
寺院においては
仏像を安置する壇も含めますが
家庭に安置する場合は
亡くなって仏となった魂の供養や
故人との対話の場を作る

という意味合いがあります。

以上の理由から神棚と仏壇を置くことは
とても大切なことです。
しかし、ただ置いていても意味がありません。
1番重要なのはその目的です。
つまり、何のために神棚と仏壇を置くのか
ということです。

私は神棚や仏壇を祀るということ
神様やご先祖様に感謝すること
だと思っています。
「もし身の回りに何もなかったら」
「もしご先祖様がいなかったら」

有り難さを認識し
大切な存在だと思えた時に
結果として気の巡りが良くなり
魂供養にもなるのです。

気の巡りを良くすることで
家族やあなたの人生を幸せに。
魂供養することで
ご先祖様に見守ってもらえるように。
私はそのために
神棚や仏壇に感謝します。

感謝が土台にあることで
配置のマナーを守る目的が変わってきます。
まずは神棚と仏壇を安置する
目的を明確に
してみてくださいね。

感謝を表す神棚と仏壇の位置関係まとめ


神棚と仏壇を同じ部屋に配置する時のルールは
要点を押さえれば迷うことはありません。

以下に記事の内容をまとめまとめました。

神棚と仏壇の位置関係まとめ
  1. 神棚と仏壇の位置関係で守ることは3つだけ!
    • 神棚と仏壇は向かい合わせにはしない
    • 神棚と仏壇は縦に並べず中心をずらす
    • 一般的に神棚をより家の中心に置く
  2. 神棚を安置する時は気の巡りを意識する
    • 明るくお参りしやすい
      場所に置く
    • 水回りは避けて掃除しやすい
      きれいな場所に置く
    • 立った時の目線よりも
      高い場所に置く
    • 神棚の上下は
      人が通らない場所にする
    • 南向きもしくは東向きに置く
  3. 仏壇は仏様が心地よく過ごせる場所に
    • 明るくお参りしやすい
      場所に置く
    • 水回りは避けて掃除しやすい
      きれいな場所に置く
    • 本尊の高さを
      座ってお参りする時は
      目線よりも高く
      立ってお参りする時は
      胸よりも高くする
    • 向きは宗派により違いがある
    • 床の間と対面するのはNG
  4. 神棚と仏壇は置く目的とその気持ちが大切
    • 神棚を置き神を祀ることで
      気の巡りを良くする
    • 仏壇は先祖供養でき
      故人との対話の場を作れる
    • 安置する目的が大事

神棚と仏壇を安置する目的を明確にし
正しい方法で安置することで
神様や仏様に感謝を伝えることができます。

しかし家の構造によっては、
必ずしも全てのマナーを
守ることができるとは限りません。
祀る上で1番大事なのは
何のために祀り
どういう気持ちで接するのかです。

祀る目的をはっきりと持つことで
毎日アグレッシブに過ごし
神様とご先祖様に気持ち良く
過ごしてもらいたいですね。

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