家族葬や直葬を選ばれる方にとって、お坊さん便は、とても関わりやすいお寺になっています。
菩提寺を持たない、お寺との付き合いがない、宗教にこだわりがないなどの理由で、法要の際に利用する方が多いです。
ですが、お坊さん便でできる事は、法事・法要だけでしょうか。
戒名をいただきたい時は利用できないのでしょうか。
実はお坊さん便では法事・法要だけでなく、戒名の授与も執り行ってくれます。
四十九日などの法要の時はもちろん、戒名授与のみでも利用できます。
葬儀の際は読経料やお布施を含め、費用がかかることが多いですよね。
戒名料も、お布施と同じで決まった金額はなく、相場を見ると高額なことが多いです。
それゆえに「戒名はいらない」と敬遠される方も増えてきています。
しかしお坊さん便を利用すれば、その悩みも必要ありません。
この記事では、お坊さん便で戒名をつけてもらう際に宗派別の費用や流れまで解説いたします。
お坊さん便の戒名授与は、下記の公式HPからお申し込みいただけます。
※お坊さんとの付き合いは一度きり
※葬儀、四十九日などすべて対応可
お坊さん便のネット申込で簡単に戒名授与のみできる
お坊さん便では戒名をつけてもらうことのみでも依頼可能です。
直葬でお坊さんを呼ばず、戒名がない。
戒名は必要ないと思っていたけど、やっぱりつけてあげたい。
そんなときにネット申込で簡単にお坊さんに戒名をつけてもらえます。
- ウェブから問い合わせ、依頼
- 戒名授与に必要な事項を記入します。
- お坊さんの手配、報告、手配報告書の送付
- お坊さん便受付から連絡があります。必要な情報や希望などをここで聞かれます。後日担当のお坊さんから連絡が入ります。
- 入金
- 銀行振り込み、クレジットカード(VISA、Mastercard)対応。
- 戒名授与
- お坊さんによって方法は異なり、訪問や戒名授与書の送付などがある。お坊さんとの連絡の際に聞いておくといい。
とても簡単ですよね。
クレジットカードに対応しているところも嬉しいです。
お坊さん便の戒名授与は下記の公式HPからお申し込みいただけます。
お坊さん便なら安心の定額制
お布施などは「気持ちで渡す」と言われることもあり、はっきりした金額がきまっていません。
戒名料もお布施と同じで、「お気持ちで結構です」と言われてしまいます。
それゆえにいくら渡せばいいのかわからないということが起こり得ます。
なかには何百万とお渡しした人もいるとか。
そんな大金を一括で用意するのも大変です。
こんなときに助かるお坊さん便。
法要だけでなく戒名料まで、きっちり定額制です。
+αの心付けなども必要ありません。
お坊さん便のメリットの一つを最大限に活かしていますね。
月曜日に「ぶっちゃけ寺」で戒名が高額な理由を「明治時代になって庶民が侍にしか付けられなかった戒名の文字が欲しくて高額を払ってまで買ったから」って坊さんが言ってたけど、心ある坊さんだったら「そんなに払わなくても良いですよ」って言ったはず。そんな事だから「お坊さん便」が人気なんだよ
— ねこまんま (@boku_ojyo888) March 30, 2016
こちらの方は2014年から2017年の間にテレビで放送されていた、お坊さんについてのいろいろなことを掘り下げていく番組を見ていたようです。
戒名ひとつにそんないきさつもあったのですね。
宗派別に金額を比較
宗派や戒名の位によってもちろん差はありますが、それでも一般的にいわれている金額よりもお坊さん便では安価です。
一覧にまとめましたので見てみましょう。
宗派によって少し違いがあるので、分けてみますね。
下の欄ほど、位が高くなります。
浄土宗・天台宗・真言宗・曹洞宗・宗派不問、不明の場合
宗派がわからなかったり、こだわりがない場合でもきちんと対応してくれます。
浄土宗・天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・不問 | お坊さん便 | 一般的な金額 |
---|---|---|
信士・信女 | 20,000円 | 15~30万円 |
居士・大姉 | 60,000円 | 30~50万円 |
院居士・院大姉 | 20万円 | 100万円~ |
浄土真宗の場合
次に浄土真宗の場合、「法名」と呼びますが、同じように戒名をつけてもらえます。
浄土真宗(法名) | お坊さん便 | 一般的な金額 |
---|---|---|
釋・釋尼 | 20,000円 | 15~30万円 |
院釋・院釋尼 | 16万円 | 80万円~ |
日蓮宗の場合
最後に、日蓮宗の場合、こちらは「法号」と呼びます。
日蓮宗(法号) | お坊さん便 | 一般的な金額 |
---|---|---|
信士・信女 | 20,000円 | 15~30万円 |
院信士・院信女 | 60,000円 | 30~50万円 |
院日信士・院日信女 | 16万円 | 80万円~ |
院居士・院大姉 | 20万円 | 100万円~ |
これらの「一般的な金額」とは、読経料も含まれていますが、お坊さん便での読経料は通常でも45,000円なので、合わせても安さでは比べものになりませんね。
また、戒名は各お寺や地域で文字数が異なるのですが、お坊さん便ではそれも踏まえて戒名をつけてもらえます。
なお、位牌や仏壇仏具が必要な場合は、下記の記事を参考にして下さい。
生前の戒名授与も対応
戒名とはそもそも、仏門に入った時に授かるものです。
ですから、僧侶の方は皆さん、戒名をお持ちです。
ですが最近では、生前に仏門に入ることが減り、没後にやっと「極楽浄土へ無事に行けるように」と仏門に入り、戒名をいただくようになりました。
それならば、生前に戒名をいただいておけば、没後に遺族が準備をすることが一つ減りますよね。
宗派がわからなかったり、こだわりがなくても授与できるので、とても手に取りやすいものになっています。
お坊さん便はお寺との付き合いがない方向け
お葬式・法事、法要で欠かせないお坊さんの存在。
しかし菩提寺を持たない、お寺との付き合いがないという方も多数おられます。
そんな方々のためにお坊さん便が誕生しました。
しかしお寺のお坊さんからしてみると商売敵にもなりかねません。
お寺によっては「自分のところでつけた戒名でないと、後の供養はしない」などという所もあります。
お坊さん便のサイトやパンフレットにも「菩提寺がある方については、必ず菩提寺の許可を得てから利用するように」と書かれています。
あくまでお坊さん便は菩提寺を持たない方へのサービスです。
菩提寺がある方、お寺との付き合いがある方は、他の供養などでお世話になる時にトラブルに繋がらないように、きちんと相談をして許可を得てからにしましょう。
なお、お坊さん便の口コミについては以下の記事を参考にして下さい。
お坊さん便で戒名授与のみできるかのまとめ
お坊さん便はとにかく定額、低価格でぐんと知名度を上げています。
上を見出したらキリがない戒名料でもとてもわかりやすくなっています。
- ネットから24時間365日申し込み可能
- 各宗派、不明、不問にも対応
- 戒名はお坊さん便なら2万円~20万円
- クレジットカードOK
- 生前授与OK
お坊さん便を利用したことがない方にとっては、「お坊さん便」だなんて、お寺のイメージが覆されてしまう、と思ってしまいそうですよね。
ですがお坊さん便に登録されているお坊さんは僧籍のある方ばかりなので、仏教に携わることはおまかせして大丈夫です。
法事・法要の際に必要となる戒名、後から「必要になった」生前に「つけてもらおう」という時にも一役買ってくれるお坊さん便。とても便利ですね。
しかし一歩間違えれば大きな問題にもなりかねません。
菩提寺がある方は必ず相談、そして家族にも伝えておいてください。
そうすることで要らぬトラブルに巻き込まれずに事を進めることができます。
またこの記事をきっかけに、戒名の生前授与も考えてみてはいかかでしょうか。
※お坊さんとの付き合いは一度きり
※葬儀、四十九日などすべて対応可
なお、お坊さん便と他社の僧侶派遣サービスを比較されたい場合は、下記の記事を参考にして下さい。