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一周忌の服装は何を着て行くべき?男性の【平服】ってつまり何?

あの人が亡くなってからもうすぐ1年。
そんなことを思い出させる
一周忌の案内状。

一周忌というのは故人が成仏した
あと、天国での幸福を願って
親しい人が集まる大切な法事です。

だけれども、だからこそ、たくさんある
マナーや作法などに、あなたも少しだけ
気が重くなったことはありませんか?

特にお通夜やお葬式ではなく
四十九日などの忌日法要
○周忌などの年忌法要は親しい人が
主に参列する為、そういう場合の服装で
迷ってしまうことも多いでしょう。

そんな時、手元の案内状を
見てみましょう。
「平服でお越しください」
という言葉が書いてありませんか?
平服ってつまり何なのでしょうか。

男性の平服というのは、
色柄が落ち着いたスーツ、
ダークスーツのことを言います。

就活生がよく着ている
リクルートスーツなども
ダークスーツです。

意外と知らない服装のルールを
知って、理解して、
故人に対しても、ご遺族に対しても
より失礼のない服装で
臨みたいですよね!

それでは詳しく見ていきましょう。

ダークスーツとは?


平服とはダークスーツのことを言います。

ダークスーツとは
①色が黒、濃紺、濃いグレーなど
 暗めの色のもの
②無地または限りなく無地に近いもの

先ほども言った通り、
リクルートスーツもダークスーツです。

同じような服装で
大人数が街を闊歩する就活は
没個性的とも言われますが、
たしかに派手なスーツで
面接に来られても
企業は採用しづらいでしょう…

私が進学と同時にスーツを買った際、
就活まで使う機会が限られているからと
長く使えるようにリクルートスーツが
いいのでは?とスーツ屋さんから
アドバイスされて
無地のダークスーツを買いました。

聞き慣れない平服という言葉

私も学生時代に友人を亡くしました。
その一周忌の時に実際に
「平服で」と言われ
同じようにどんな服装を
すればいいのか…
同年代の友人に聞くのも
少し恥ずかしく、
とても困ったのを覚えています。

制服のある高校生までは
制服を着て参列すれば間違い
ないのですが、制服のない
大学生は知識がなければ
当時の私のように困って
しまうでしょう…

本当は持っておくべき【礼服】


スーツ屋さんへ行くと、
ビジネススーツと礼服でコーナーが
分かれていることに気づくと思います。

スーツ屋さんで売っている礼服。
これは一般的なスーツに比べ

  • 濃い黒
  • 値段が少し高い
  • という違いがあります。

    これはブラックスーツと呼ばれ
    準礼服として格式も高いので、
    どんな法事に着て行っても間違いがない
    服装です。

    高いからといって、使う機会がないからと
    いって、後回しにせずに一着は持って
    おきましょう。

    以下のような礼服なら、
    通夜・告別式、法事、結婚式などに着ていけます。

    礼服が着れない!?


    礼服は頻繁に使うものではないので、
    いいものを買って
    長く使うのが一般的です。

    礼服は喪服としてだけでなく
    冠婚葬祭全てに対応できる、
    実は汎用性の高い正装なのです。

    と こ ろ が
    久しぶりの出番で引っ張り出してみると
    体型が…ウエストが…

    笑い事じゃないんです。
    マジであります。

    使う機会が限られているからと言って
    油断していると土壇場で
    焦ってしまうことにもなりかねません。

    他にも

  • ジャケットのボタンがない…
  • 虫食いなどで穴が開いていた…
  • などなど、スーツ自体が
    着れる状態ではないなんてことも…

    緊急事態です。

    礼服が用意できない時の対処法


    ここで冷静になって思い出してください。
    今回の一周忌の案内では、
    平服と指定がありました。

    就活の面接や、
    結婚式でも友人や同僚などであれば
    同じく案内状に
    平服と指定されていることが
    多くなっています。

    そんな時の救世主が、平服である
    ダークスーツなのです!

    平服は時と場合で使い分ける!


    このように礼服は
    たくさんの作法やマナーがあるのは
    その時々によって使い分けることで
    あなたの気持ちを表現する
    手助けになります。

    礼服を【喪服】と呼ぶように
    服装から「喪に服している」ことを
    表現しているんですね。

    ブラックスーツは
    準礼服としても通用しますが
    ダークスーツは略式礼服です。

    亡くなってすぐの仮通夜参列の場合は
    ダークスーツで構いませんが
    本通夜とお葬式の場合は
    ブラックスーツが基本です。

    しかし会場が遠方で
    急いで向かわなくてはならない場合、
    本通夜もダークスーツで構いません。

    今回のように一周忌などであれば
    場合によりますが平服指定が多いので、
    実際に指定があれば
    ダークスーツを着ていきましょう。

    本当は入学式用にもう少しだけ
    華やかなスーツが欲しかった私を
    的確なアドバイスで引き止めてくれた
    スーツ屋さんには
    とても感謝しています。

    そのおかげで私もダークスーツで
    友人の一周忌を迎えることが
    できました。

    しかしその後
    そのダークスーツは結果として
    サイズが合わなくなり就活に間に合わず
    数回の着用で処分することになったのは
    ここだけの秘密…

    一周忌の服装|男性平服のまとめ

    一周忌の案内状に書いてある
    「平服でお越しください」の
    平服の正解は、ダークスーツです

    しかし、一周忌すべてが平服指定とは
    限りません。

    平服指定であればダークスーツを。
    特に指定がなければブラックスーツを
    着て参列するのが正解でしょう。

    その時々に合わせて
    適切な服装を選ぶことが
    大切なマナーです。

    普段意識しない冠婚葬祭でのマナーは
    いざ直前になると何かと不安になって
    しまうものです。

    正しい知識を身に着けていれば
    直前に焦ってしまうこともありません。

    あなたが安心して一周忌に臨めれば、
    故人に対しての祈りも
    より一層届くことでしょう。

    なお、ダブルの喪服に関して
    ダサいのでは?と不安があれば
    以下の記事をご覧になってください。

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