忌み言葉をご存知でしょうか?
葬式、結婚式などの行事で使うと縁起が悪いとされる言葉のことです。
葬式では気を遣うことが多く、大事な喪主の挨拶で、
ついうっかり言ってしまう事があるかもしれません。
実は忌み言葉であることを知らずに使ってしまった、
ということも多いのではないでしょうか?
一度きりのお葬式です。
不意に使ってしまいそうな忌み言葉は沢山ありますので
NGワード3パターンをまとめました。予めチェックしておいて下さい。
忌み言葉の口コミ
なかなか現代では意識することの少ない忌み言葉、
しかし見ている人はしっかり見ています。
知っている人ほど気になってしまうもの。
葬儀の場を悪くしないためにも気をつけておきたいですね。
お祝いのお席で
わりと忌み言葉を耳にしますよ。
言葉のメタボにもきをつけましょう。https://t.co/DSyVsptYNo— 吉田正美@声とマナーでおもてなし (@masamin1011) April 25, 2019
大人の常識ですから大切な場では気を付けましょう。
周囲との関係が気まずくならないための最低限のマナーです。
【OK?】
大人の常識として知っておきたい「忌み言葉」
「忌み言葉」の言い換え例
時が流れる→時がたつ
壊れる→役目をまっとう
終わる→お開きに
曲が流れる→曲が聞こえる
最後→結びに
花が散る→花びらが舞う
死ぬ→旅立つ
~を消す→~をオフにする※新刊情報https://t.co/nvrbO3qAVV pic.twitter.com/KjFguiabnD
— 尾藤克之(コラムニスト、著述家、著書22冊) (@k_bito) December 11, 2018
忌み言葉とされる言葉は多岐に渡り存在しています。
なかなか意識しないと言ってしまいそうになる言葉があるのではないでしょうか?
しかし一度身に着けておけばあらゆるところで役に立ちますから
ぜひ知識として覚えておきましょう。以下で分かりやすくまとめておきます。
使ってしまうと縁起が悪い忌み言葉とは?
忌み言葉とは葬式や結婚式場など
人生の節々で使ってしまうと縁起が悪くなるとされる言葉のことです、
遺族の代表者であり、
主催者である喪主であればなおのこと、
使ってしまう事が決してないようにしなければなりません。
挨拶の場でつい言ってしまわないよう、
あらかじめチェックしておくことが大切です。
忌み言葉のNGワード3パターン
ポイントを押さえておけば、使ってしまう事は抑えられるでしょう、
大きく分けると3つの忌み言葉に分けることができます
①死を直接的に連想させる言葉
②同じ音を繰り返す、重ね言葉
③宗教上の理由で縁起が良くないとされている言葉
それぞれ順番に見ていきましょう。
①死を直接的に連想させる言葉
死を強く連想させる言葉は忌み言葉とされています。
当然言ってしまえば場を悪くしてしまいます。
例を挙げると以下のようになります。
「死ぬ」「死亡」→「亡くなる」「逝去」
「生きている時」「生存」→「生前」「お元気な時」
「急死」「生きる」「消える」
「大変」「落ちる」「とんでもないこと」
「数字の四(死)、九(苦)」「敗れる」
また、「最後に」「終わりに」も忌み言葉とされています。」
つい使ってしまいそうな表現ですが注意しておきましょう。
どの表現も感情を刺激することになります、
柔らかい表現が使えるよう気を付けましょう。
②同じ音や意味を繰り返す、重ね言葉
同じ音や繰り返す意味のある言葉は葬式を繰り返すというイメージや連想を引き起こすためタブーとされています。
お礼の場などではつい無意識に使ってしまうということがよくありそうですね。
忘れずチェックしておきましょう。
同じ音を繰り返す言葉
「重ね重ね」「たびたび」「またまた」「重々」「いよいよ」「ますます」「返す返すも」「次々」「くれぐれも」「まだまだ」「ときどき」「しばしば」
繰り返す意味のある言葉
「再三」「近々」「さらに」「追って」「再び」「続く」「繰り返し」「引き続き」
③宗教上の理由で縁起が良くないとされている言葉
当然宗教上の理由でタブーとされている言葉が存在します。
仏式葬儀では「浮かばれない」「浮かばれぬ」「迷う」避けるべき言葉です。
また「往生」「供養」「成仏」は仏教用語のためそれ以外の宗派でのお葬式では控えましょう。
仏教では死後49日間は冥途(あの世へ行く道)をさまよい、生前の行いに対する裁きを受けるとされています。
しかし浄土真宗、キリスト教、道教では「冥福」という
概念がないため使用しません。
浄土真宗には冥土をさまようという考えがないので失礼に当たります。
神道では「御霊のご平安をお祈りいたします」といいます。
キリスト教ではカトリックであれば帰天、プロテスタントであれば召天といい、
宗派によって細かく分かれるものもあります。
この様に葬式を行う宗派によって使用しない言葉というのが存在します。
他宗教の用語を使用することが失礼に当たる場合も、
特に仏教用語はつい口に出してしまうのではないでしょうか?
自分の宗教と異なる葬式を行う場合気を付ける必要があります。
分からないものについてはあらかじめ葬儀を行う宗教の言葉を確認をしておきましょう。
喪主挨拶時の忌み言葉まとめ
いかがだったでしょうか?忌み言葉に関しては、3つのポイント「死を連想させる言葉」「繰り返す言葉」「宗派による言葉の使い分け」を押さえておけば大丈夫です。
その他にも忌み言葉ではありませんが、
「がんばって」「あなたがしっかりしないと」
「いつまでも悲しんでいないで・・・」「元気を出して」
など不用意な励ましが失礼に当たる場合もあります。
当然、心配りにも気を付けましょう。
デリケートな場所ですし細心の注意を払って、
葬式に来ていただく皆様へ気配りある挨拶を行いましょう。
どうしても忌み言葉を言ってしまいそうで心配なあなたは、挨拶を紙に書いて読むと間違いないですよ。
紙を見ながらの挨拶でも大丈夫です。
詳しくは以下の記事をご覧になってください。