挨拶 PR

喪主が一周忌の挨拶をする場面ごとの心構えや要点&注意点を解説!

仏教では亡くなられた方の
ご供養のために、
ちょうど一年目の同月同日あたりに
行う法要を一周忌といいます。
一年目という節目に、
故人を偲ぶのが目的です。

その一周忌法要の時、
いろいろな場面で
喪主が挨拶します。
どのような挨拶をすれば良いか、
心構えや要点&注意点を解説します。

一周忌法要の流れ

僧侶入場→喪主の挨拶→僧侶の読経→お焼香→
僧侶による法話→僧侶退場→喪主の挨拶→お墓参り→会食

基本的にはこのような
流れになります。

大体の流れを覚えておくと、
不安なく進めることが
できます。

一周忌を行う場所などによって
お墓参りを先に行う場合や、
お坊さんが、お斎(会食)
に参加しない場合や、
会食そのものを行わずに
手土産をお渡しする場合も
あります!

一周忌法要開始のあいさつ

香典辞退

一周忌法要開始の挨拶です。

集まって下さった
友人や親戚に、
参列のお礼を言います。
その後、僧侶の方に
法要を始めて
いただきます。

足の悪い方などの為
座椅子や椅子などを
用意し勧めてあげる

親切です。

法要の長さ等は、様々なので、
正座が苦手な私などには、
椅子に座る形での法要だと
ちょっとホッとします。

足がしびれるのを
気にすることなく、
安心してお経を聞く
ことができます!

始まりの挨拶どんな感じ?

本日はお忙しい所~
ありがとうございます。など!
来て下さった方に感謝!する言葉
もしくは、「お寒い中~」など
季節の挨拶を入れてもよいですね!

次に、「私の○○故○○戒名○○○○」
の一周忌法要を
始めさせて頂きます。
と言った様に、故人と
喪主である私との関係
も始めに伝えます。

そして、「○○宗○○寺、ご住職名」
寺院、ご住職の紹介!
(間違えないように!確認しておきましょう!)
お願いいたします。
とお辞儀をして、
法事を始めていただきましょう。

一周忌法要終了のあいさつ

ご住職による読経、お焼香、
法話が終わり、ご住職が
退場されたら、
喪主が挨拶します。

  1. 一周忌へ参加して頂いた
    友人や親せき、
    法要をして頂いたご住職へ
    お礼を言います。
  2. 故人との思い出の話などを
    少し、入れると
    より和やかな雰囲気になります。
  3. お墓参りに行く場合は、
    そちらのご案内と
    お斎(法事の後のお食事会)
    へのご案内も大切ですね。

終わりの挨拶どんな感じ?

「本日はご多忙の中~
ありがとうございました。」など
来て下さった方に感謝!する言葉
を始めに伝えましょう!

おかげ様で、法要が無事に
終わることができて
良かった!という事も
伝えます。

そしてこの後、お斎(会食)の
用意がある事を伝え
「~お時間が許す限り
お付き合い下さい。」

と言った、言葉で
終わりの挨拶にする。

挨拶の際に気を付けたい言葉!

 

一周忌の挨拶で、
私が、「気を付けたい!」
「なるほど!」と思った、
言葉です。

気を付けたい言葉1

亡くなられた方のお名前は
戒名を告げるのが正式です。
けれども、親しみを込めて
故人名でも良いです。

戒名というのは、亡くなってからの
お名前です。なので私達にとっては
故人名の方が、
より故人を偲ぶことができますね。

気を付けたい言葉2

実は一回忌と一周忌は別の日です。

~回忌という数え方は、
数えでカウントします!
満2年が「三回忌」です!

つまり、一回忌は故人が
亡くなったその年の事を言い、

一方、~周忌という言葉は、
亡くなってから~年目という
意味になります!

と言う事は、故人が
亡くなって最初の命日に
行う法要は「一周忌」です!

「一周忌」! 「一回忌」?
つい間違って使って
しまいそうな言葉です!
気を付けましょう!

僧侶へお布施を渡す時のあいさつ

お布施

いつお渡しするかは、地域によって、
習慣や風習などで、違いがあり、
お寺さんによっても違います。

事前に、
いつお渡しすればよいかを
予めお伺いしておき、
「ありがとうございました。」
と言ってお渡ししましょう。
それだけで大丈夫です!

なお下記のような切手盆に
お布施を添えてお渡しできれば
より丁寧になります。

僧侶がお斎に参加する場合

通夜振る舞い(ぶるまい)

僧侶がお斎に参加する場合、
僧侶を中心に皆様に
お席に着いて頂き、

お飲み物が
お席にいらっしゃる方に
行き渡ったら、
喪主の挨拶で会食を始めます。

内容は、

  • 葬儀や法事などが
    無事に終了したこと
  • 僧侶や参列者へのお礼
  • 感謝と慰労の気持ち

などです!

その後、献杯の音頭を取って
献杯をご唱和して頂き、
会食を開始します。

挨拶は簡潔にして、
ご歓談して頂き、
僧侶を囲んで故人を
偲んでいただく事が、
良いご供養になります!

僧侶がお斎に参加しない場合

僧侶がお斎(会食)に参席
されなかった場合は、
「御膳料」をお渡しします。

また、会食を省略した場合
などにもお渡しします。
「ありがとうございました。」
と言ってお渡ししましょう。

法要が終わり、
お帰りになる前の
タイミングです。

一周忌後のお斎(会食)の挨拶

お斎の開始は、お飲み物が
お席にいらっしゃる方に
行き渡ったら、喪主が
始めの挨拶をします。

内容は、僧侶がお斎に
参加する場合と同じく、

  • 葬儀や法事などが
    無事に終了したこと
  • 僧侶や参列者へのお礼
  • 感謝と慰労の気持ち

などを挨拶とします。

その後、献杯の音頭を取って
献杯をご唱和して頂き、
会食を開始します。

喪主は皆様が会食や歓談を
しやすいよう、
和やかな雰囲気にするよう
心がけます。

一周忌及び会食
喪主の挨拶で終了です。

「今回の法事は、
これにて終了します。」
と言う意味であれば、
どんな言い方でも良いです。

最後に
今回の法事参列へのお礼を、
もう一度伝え、

今後もお付き合い頂く
参列者の方々へ、
「これからもよろしく
お願い致します。」

と言う意味を込める。

「本日は誠にありがとう
ございました。」
で締め
となります。

会食の際は、
お酒もお出しします。
挨拶は、予めメモしておくと、
失礼のない
挨拶が出来ます。

一周忌の挨拶について世間のつぶやき

挨拶!となると、
いろいろ考えてしまって、
やはり頼ってしまいます!

和やかな一周忌になりそうですね。
お父様の人柄が偲ばれます!

喪主の一周忌挨拶まとめ

挨拶には、始まりの挨拶と
終わりの挨拶があり、
始まりの挨拶では、式次第を伝え、
終わりの挨拶では、
お礼の会食の事などを伝え、

会食が行われる場合は、
初めに、法要が
無事終わったことを報告し

会食の終わりに、
全て無事終了した事を伝えて、
一周忌の喪主の
あいさつ
となります。

友人や親せきなどが集まって、
故人を偲ぶ一周忌。

集まってくださる方々に、
感謝のきもちを伝えて、
法事を進めるのが
一周忌の喪主の挨拶
になるのです。

来てくださった方に、
「良い一周忌だったね。」と、
思ってもらえるような
ご挨拶が何よりです。

なお一周忌法要の際に
喪主が用意するものについては
以下の記事を参考にして下さい。

一周忌法要を行う際に喪主が用意するものとは?供物から会食まで故人とのお別れから 一年目の命日に行う一周忌法要。 この一年間は悲しみや辛さと常に 葛藤しながらの時間だったことでしょう。 ...
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