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喪服をまだ持ってないなら必読!お通夜で喪服を着ていなかった人の話

女性の定番のアンサンブル喪服

喪服って
いつか買わないといけないのはわかるけど
なんとなくまだ買っていない。

そんな風に考えている方は
意外とたくさんいらっしゃいます。

けれど
一度も喪服を着ないまま
人生を終える人はまずいませんよね。

今回は、あなたが
まだ喪服を持っていない
これから喪服を買おうと考えているなら
喪服を買う理由を
もう一度よく考えてもらうため
私の体験をまとめてみました。

インターネットの反応を見ていると迷う

インターネットを見ていると
喪服を持っていないけれど用意するべき?
という質問を投稿している方が
多くいらっしゃいます。

その解答欄でよく見るのが
喪服を持っていないなんて非常識!
恥をかく前に買わないといけない!
いざという時にどうするつもりなの?

等の意見です。

逆に、少数ではありますが
借りればいいから必要ない
代用できる黒い服があればそれでも十分

という意見もあります。

こういった意見を見ていると
喪服は必要だと思うけれど
わざわざ買わなくても良いかな?
と思ってしまうのも当然です。

では本当に喪服を買わずにいても
良いものなのでしょうか?

喪服を持っていなかった女性の話~私の体験談~

黒い服であれば何でも喪服の代わりになる
とは限りません。

これは私が参列したお通夜での話です。

私はあるお通夜の席で
一人の親族の女性を見かけました。
その時私はなぜか彼女に
少し違和感を感じたのです。

私が見た女性は20代前半くらいで
黒のワンピースにジャケットという
年齢相応の格好をしていました。

彼女は故人の孫であり
喪主の娘でした。
そのため多くの参列者に
挨拶をして回っていたのです。

しばらくすると私のところにも来て
そして次のように話してくれました。

今夜はこんな格好で申し訳ありません。
急な葬儀であったので喪服が用意できず
レンタルも間に合いませんでした。
なので、今夜は謝恩会のドレスで
代用するしかありませんでした。

彼女のワンピースは光沢のない黒色で
スカート丈は長く膝下までありました。
長袖ジャケットも襟付きのもので
一見すると喪服に見える服装でした。

けれど彼女の服は
ワンピースの襟元が大きく開いたデザイン
だったのです。

彼女が着ていた服が
喪服に似ているけれど
喪服ではなかった為に
私は違和感を感じたのでしょう。

そして同時に私は気づいたのです。
故人が亡くなってからずっと
忙しく動き回る喪主側の人たちは
場合によっては喪服を借りる時間すら
ないのかもしれない!

この時はじめて
私は自前の喪服を持つことの重要性
実感しました。

親族でなければお通夜は喪服でなくても良い

彼女が着ていた服装の件が気になり
私はお通夜の後ネットで
お通夜での服装のマナーを調べました。

すると多くのサイトでは
お通夜に参列する時は喪服を着なくても良い
とありました。
準備万端でお通夜に参列し
まるで故人の死を待っていたかのように
見えるから
喪服でなくても良い
というのが理由です。

ところが彼女は親族側の人間です。
親族というのはたとえお通夜であっても
喪に服しているという意味合いを込めて
喪服で参列することがマナーとされています。

彼女が挨拶に回っている時に
自分の服装が喪服ではないことを
わざわざ話していたのは
そのことを知っていたからかもしれません。

面と向かって服装を咎める人はほとんどいない

お通夜の席で彼女の格好を咎めた人は
私の見ている限りはいませんでした。

もちろん私も
申し訳なさそうに詫びた彼女を
咎めようとは思いませんでした。

ところが
インターネット上の意見を見ていると
喪服以外で葬儀に参列した人を
笑いものにしたり罵ったりする
書き込みが見受けられます。

それでも実際には
面と向かって本人を咎める人など
ほとんどいないのです。

ただし
私が違和感を感じたのと同じように
親族や他の参列者の中には
彼女の格好を
おかしい
と思った人は居たかもしれません。

喪服は時間があるときに探す

ここまでの私の体験を読んで
あなたはどのように感じたでしょうか?

先ほど述べたように
お通夜の場合、参列者は喪服でなくても良い
とされています。

ですが実際に喪服以外で参列した場合
周りの目が気になる
人もいるでしょう。

ましてやあなたが親族だった場合は
喪服を着ることがマナー
なのです。

そして葬儀とはある日突然やってきます。
誰かに借りる、レンタルがある
とは言いますが
いざその時になったら間に合わないことも
十分に考えられます。

はじめから高額なものを用意する必要など
ありません。
時間があるときに探せば
安価な喪服もゆっくり探すことが可能です。

喪服がなくて慌てるよりも
タンスの一番端に
たった一枚喪服を入れておく。

それはあなたにとって難しいことでしょうか?

とりあえず、こちらあたりの喪服を
準備しておけば安心かと思います。

女性は以下のような
アンサンブルがどんなシーンでも役立ちます。

2着のサイズ違いを試着できる(別途550円)ので安心です☟

ただし本当に困った時にはこうする

ここまで
喪服を用意しておく重要性を
まとめてきました。

ただし訃報というのは
いつ届くかわかりません。

もしかすると
今日誰かの葬儀の知らせが
舞い込むかもしれません。

もしも今あなたが喪服を持っておらず
何か代用の服装で出かける場合は
最低でも
以下の点に注意をしてください。

男性の場合
出来るだけ黒に近いスーツ
黒のネクタイ

女性の場合
露出の一番少ない黒い服装

そして何より
私がお通夜で出会った女性のように
挨拶の時には一言
喪服の用意が間に合わなかったことを
相手に伝えるようにしましょう。

喪服を持ってないなら必読!のまとめ

香典辞退

今回は
私の葬儀での経験が
何かの役に立たないかと思い
いつもと違った視点から
まとめてみました。

その中でも特に重要なことを
各項ごとに要約します。

喪服を持ってないあなたへのアドバイス
  1. インターネットの反応を見ていると迷う
  2. ・ネットでは喪服必要論と
     不必要論が入りまじっている

  3. 喪服を持っていなかった女性の話
  4. ・喪服ではない黒服では
     葬儀の席では
     あなたの想像以上に目立つ

  5. 親族でなければお通夜は喪服でなくても良い
  6. ・お通夜に限り
     弔問客は喪服でなくても良い
    ・親族は
     お通夜も喪服で参列する

  7. 面と向かって服装を咎める人はほとんどいない
  8. ・たとえ喪服以外で参列しても
     直接本人を咎める人は
     ほとんどいない
    ・ただし多くの人が心の中では
     違和感を感じている
     可能性がある

  9. 喪服は時間があるときに探す
  10. ・レンタルなどは
     場合によっては利用できない
     ことを考慮する必要がある
    ・時間があるときに探せば
     安価な喪服も見つかる

  11. ただし本当に困った時にはこうする
  12. ・男性は
     出来るだけ黒に近いことを
     重視する
    ・女性は
     露出の少ないことを
     重視する
    ・周りの人に
     喪服を用意できなかったこと
     を伝えることも大切

喪服を持っていない人は
思った以上にたくさんいます。

けれど
葬儀というのは
ある日突然やってきます。

その時になって
喪服を持ってないのにどうしよう!
と慌てないよう
時間がある今のうちに
一着は用意しましょう。

なお女性用の喪服を格安で
準備する方法について、
以下の記事にまとめました。
どうぞご参考になさってください。

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