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お通夜に参列してよいのは何時まで?【ヒント:通夜式の開始時刻】

「お通夜に遅刻する!!何時までなら参列していいの!?」
お答えします。多くの場合は20時くらいまでなら大丈夫です

「時間通りに参列した方がいいんじゃないの!?間に合わないよ…。」
多少の遅刻なら大丈夫です。

もちろんスケジュール通り参列するのが最も好ましいのですが、人は予期せず亡くなってしまうものです。
ですから、遅れてしまう状況に追い込まれてしまってるのは何もあなただけではないです。

今回は、お通夜に参列してよいのは何時までかを考察します。
通夜式の開始時刻と所要時間を考慮すると、答えはおのずと決まりますから理由を解説いたします。

お通夜は遅刻しても問題ない


お通夜は遅刻しても問題ないです。
一般的には20時前後までなら大丈夫です。

それでも、
「えー…?本当の本当に大丈夫?失礼にあたらないかな?」
と思ってしまった心配性のあなた、本当の本当に大丈夫です。

その大丈夫な理由を解説させていただきます。
胸を張って会場に向かってください。
もちろん限度や例外もありますので合わせて解説させていただきます。

お通夜に参列してよいのは何時までか

お通夜は遅れてでも行くのがマナーです。
突然の知らせなのはあなただけではないのです。

「遅刻するくらいなら参列しない方が…」と、間違った遠慮の仕方を多くの参列者がしてしまったとしましょう。
呼んだ人がほとんど来ない非常に寂しいお通夜になってしまいますよ。

原則的に遅刻してでも参列しましょう。
ご遺族も、「突然の知らせでも、遅れてでも私たちのために来てくれた!」と感じることでしょう。

これ以上無い心強さですね!
遅れても良いので必ず参列しましょう!

それでは、参列してよい具体的な時間を述べます。
通夜は18時~19時くらいに始まるのが通例です。

通夜式が1時間弱、通夜振る舞いが1時間~1時間半くらいが標準的な所要時間です。
それを前提に計算すると20時くらいまでなら問題ないと言えます。

もっと分かり易く言うと通夜式開始から2時間以内であれば概ね弔問は可能と言えます。
ですから、葬儀場に電話をして通夜式の開始時刻を尋ねるといいでしょう。
通夜開始時刻から2時間以内の時刻と思ってください。

あなたが故人の親族であれば時間の余裕はあります。
しかし、一般の参列者であれば、節度を持った方がいいですね。
その場合、確実に間違いないのは、葬儀場に電話して率直に尋ねるといいです。

前述したのはあくまでも無難な意見です。
地域性もありますから、葬儀場の担当者が一番ご存知かと思われます。

読経中に入場する場合


葬儀場に着いて受付を済ませるると読経が始まっている場合もあるでしょう。
読経中に入場しても構いません
速やかに席についてください。

基本的に通夜式が終了するまでは受付の方も待機していますので、受付を済ませたら、ためらわずに入場してください。

通夜式終了から数時間後の参列

故人との関係性にもよりますが、終わってから会場に行ったりしてもどうしようも無いです…。
自宅での葬儀でも迷惑となってしまいます。
目安としては22時過ぎる場合は見送るのが無難でしょう。

突然の知らせでは仕方ありません。
どうしても遅くなりすぎる場合、翌日の葬儀からの参列が最善の行動です。

時間の都合が付かなかったからといって、あなたの誠意やお悔やみの気持ちが無いということではないので気にしなくてもいいんですよ。
出来る最善でいいのです

遅れた理由は詳しく言わなくてOK


「1時間も遅刻するなんて!なんて詫びればいいの・・・!?」
いえ、特に難しく考えなくても大丈夫です。

(例)「このたびはご愁傷様でございます。本日は遅れてしまい、申し訳ございません」
このくらいの挨拶だけで十分です。

なぜなら、急な知らせなのはあなただけではないです。
遅刻せざるを得ない人も多くいるので全く気にしなくて大丈夫です。

遅れた理由もほとんどの方は「お仕事中だった」というものです。
遺族の方もこれは十分理解できる事情なので、あえて細かく説明しなくても問題ないのです。

お通夜では遅刻したとしてもスムーズに、スマートに入場しましょう。

遅れそうになっても電話はNG


「お通夜の時間に間に合わない!電話して連絡しないと!」
お通夜の場合これはダメなのです。
電話してはダメです。

遺族はお通夜のため準備真っ最中です。
電話する時間が遺族にとってタイムロスなのです。

それでも普段からしっかり者のあなたなら
「いや、でも普通連絡しないと・・・」と
思ってしまうかもしれません。

ですが、お通夜という状況では遅刻するのはあなた一人ではないです。
なので遅刻する全員が遺族に電話しては、お通夜の準備なんか間に合わなくなってしまいます!
これでは遺族は非常に困ってしまいますね。

もしメールやラインなどのメッセージを送る手段があるなら、
「お通夜にはXX時に到着しそうです。返信不要です」

このように、遅刻する事を伝えるメッセージを送るのも有効です。
返信不要であることは必ず伝えましょう。

お通夜の日も葬儀の日も参列できないなら弔電を用意


「今日も明日もムリです・・・」
タイミングやスケジュールの都合上どうしてもどちらも参列できないこともあります。
参列自体をあきらめなければならない場合、「弔電を送る」事も弔いの選択肢の一つです。

当日に弔電を準備しても間に合わない場合がありますので、準備しようとお考えの場合今すぐ取り掛かりましょう!

弔電については
以下の記事を参考にして下さい。

弔電をネットで申し込みするときに気をつけるのはたった2点だけ!急な葬儀にどうしても出席できない! そんな時の最後の手段とも言える弔電。 今ではネットで簡単に申し込みができます。 30年前に...

1時間以上前に到着するのはNG


お通夜の場合、極端に早すぎるのはNGです。
なぜなら、1時間以上前に到着すると遺族が対応できないか、スケジュールを崩して対応せざるを得なくなるからです。

ですが、状況によっては時間の調節が出来ない場合もあります。
早すぎると予想できる場合は、どこで時間をつぶすか考えておきましょう。

お通夜の会場で時間まで待機する、というのは避けましょう。
開始15分前くらいに到着するのが理想です。

「お通夜に参列してよいのは何時までか」まとめ

お通夜には遅刻しても問題はありません。
多少遅れたとしても、駆けつけてくれたことが遺族にとって心強いものになります。
多少の遅れは遠慮もお詫びも不要です!

今あなたのおかれた状況はどうでしょうか?
20時までには間に合いそうでしょうか?

最後にまとめます。

まとめ
  1. お通夜は何時までなら大丈夫か
    • お通夜は遅れても行くのが原則
    • 20時までが無難
    • 通夜式開始時刻から2時間以内の時刻までならOK
    • 確実なのは葬儀場に電話して率直に尋ねる
    • どうしても間に合いそうに無い場合は翌日の葬儀に参列すべき
    • 遅れた理由は詳細に説明しなくても大丈夫
    • 読経中に入場しても構わない。通夜式終了まで入場OKです
    • 1時間以上の早すぎる到着はNG。15分前くらいがベスト
  2. 遅刻しそうなときにやってはいけないこと
    • お通夜も葬儀の日もNGなら弔電をその日中に用意する
    • 遺族は電話を取る時間が無いので、遅刻の連絡を電話でするのはNG
    • 返信不要として遅刻の連絡をメールかラインで行うのはOK

再度申し上げますが多少の遅刻は問題ありません。
なので、落ち着いてお通夜の会場まで向かってください。

急ぎすぎて車で事故にあったり、電車を乗り間違えると
もっと大変な状況になってしまいます。
落ち着いて、確実に会場に向かいましょう!

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