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家族葬の費用を安くする6つのヒント!私が実行した本気の節約術を公開

葬儀を執り行うのは
お金も労力もかかって大変ですよね。
しかし、葬儀は結婚式と違い、
「別にやらなくても良い」という
言い訳はなかなか通用しません。

ここにたどり着いたあなたも、
どうすれば葬儀費用を安く抑えられるか、
多額の支払いにお金をどう工面するか、
考えを巡らせていることでしょう。

葬儀費用が安いのではと
家族葬に興味を持ったあなたは
実際の相場を知ることにより、
頭が痛くなっているかもしれませんね。

少しでも費用を安くする方法があるなら
知りたい!そんなあなたのために、
家族葬の費用を安くするための
6つのヒントをご紹介します。
私が実行した本気の節約術を
公開しますのでぜひ参考にされて下さい。

家族葬の費用は工夫次第で安くできる!コスト削減のためのヒント

家族葬は安いイメージもありますが、
最低でも50〜60万円かかるため、
決して安い金額ではありません。

しかし、後述する方法により
工夫することで最低相場よりも
5〜10万円近く安くすることは可能
です!

  • いくらくらいの予算なら大丈夫か?
  • 何人くらい人を呼ぶのか?
  • 訃報を知らせる範囲は?
  • 家族や親族の希望は?
  • 家系のしきたりは?
  • 檀家さんとの関係は?
  • 戒名をどうするか?
  • お坊さんは呼ぶのか?
  • 通夜はどうするか?

上記のような事情を
大まかに把握してから、
段取りを始めていきましょう!

本来、葬儀費用は
参列する人数と、利用するサービスで
金額が決まる
と言われています。

無駄なコストがでないよう、
自分たちの希望に沿った
形になるまで面倒でも
緻密な計画を立てることが大切です。

家族葬の費用を安く抑えるには不要なサービスを削る

葬儀費用を安くできる理由は、
お坊さんを含め、供給者側が
提供するサービス内容を
自分たちの都合に合わせて
調節することにより、
不要なサービスを
削減できるためです。

巷で言われる葬儀費用の相場は、
本来必要のないサービス料が
上乗せされた金額設定に
なっていることがあります。

例えば祭壇や棺、骨壷など
特に高価な装備が必要ないにも関わらず
ある程度高いランクの商品が
予算の内訳に組み込まれていることが
多々あるのです。

すなわち、葬儀業者は
たくさんの手間と良い材料を
お客さんに提供することで
売り上げを上げているのです。

巷では、家族葬に対する
ネガティブな意見は多いです。

葬儀業者が利益を追求することは
当然のことですから、全てが
希望通り叶うわけではありません。

しかし、余程悪質業者でない限り、
消費者側の要望は聞いてもらえると
私は過去の経験から知っています。

ですから、一方的に
ネガティブな感情を抱くはやめて、
できる限り自分たちの希望が通るよう、
最善を尽くしていきましょう。

家族葬の費用を安くする6つのヒント

いよいよここから、家族葬を安く抑えるための
ポイントを解説していきます。

弔問客の人数をしっかり把握する

まず、葬儀に何人人を呼ぶのか、
大まかな人数を把握しましょう。

冒頭でも説明しましたが、
葬儀費用は弔問客の人数で
大きく変わってきます。

弔問客の人数をしっかり把握せずに
安易に葬儀プランを決めてしまうのは
非常に危険です!

例えば、故人直下の身内だけで
葬儀をするつもりが、
親戚や知人が何人も押し寄せてくると、
莫大な追加料金がかかります。

逆に大人数を見込んで会館を借りたら、
数人しか参列者が来なくて
費用が無駄になることもあるので
注意が必要です。

自分達に最適な葬儀プランを大まかに決める

人数を把握できたら、具体的に
葬儀プランを決めていきます。
下記の表を参考にしながら、
どのプランが最適か
大まかに決めていきましょう。

【各葬儀プランの特徴】

費用 人数 特徴
家族葬 50~200万円 4〜10人 しっかりお坊さんに拝んでもらって、故人を見送ってあげたい人向け。
1日葬 40〜100万円 2〜10人 費用は抑えたいが、告別式はしっかりやりたいという人向け。
一般葬 80〜300万円 15人以上 弔問客が多い人向け。
直葬 10〜20万円 1〜5人 火葬のみで問題ない人向け。

※表の人数や金額はあくまで目安です。

実は、家族葬の定義は曖昧で、
人によって捉え方が異なります。

2〜5人の少人数で通夜も無し、
お坊さんも呼ばず、ほぼ直葬といった
簡素な葬儀を家族葬と言う人もいれば、

20人近く弔問客を呼び、
会館を借りて盛大に執り行う葬儀でも
家族葬と認識する人もいます。

すなわち『家族葬』という枠組みに
囚われることなく、
柔軟な発想で葬儀プランを
計画していくことが
一番無駄なくコストダウンに
つながるというわけです。

信頼性の高い葬儀業者を慎重に選ぶ

費用面と並行して浮上する問題が、
葬儀業者選びですよね?

折角コストパフォーマンスの良い
葬儀プランを立てても、
選ぶ業者が悪質だと、
折角の計画が台無しになります。

最悪の場合、金銭トラブルにもなる
可能性もあるため注意しましょう!

それでは、優良企業を選ぶための
ポイントをご紹介しますね。

医療関係者など葬儀業者に詳しい人に聞く

業者選びに最も安全で有効な手段は、
身近な医療関係者に直接聞くことです。

例えば、故人がお世話になった医者や
看護師など医療従事者が良いでしょう。

葬儀業者は、入院施設のある医療機関へ
定期的に営業に回っているはずなので、
関係者達は葬儀業者に詳しいはずです。

また、過去に亡くなった患者の遺族に、
葬儀業者を紹介したこともあるでしょう。

業者選びに自信がない、
急に身内が亡くなって急を要する場合は、
特におすすめします。

ネットで知名度の高い業者を探す

葬儀業者に詳しい人がいない場合や、
急を要する葬儀がない場合は、
ネットで業者を探すのもおすすめです。

ただし、ネット上には誇大広告も多く、
金銭的なトラブルも多いため、
業者選びには十分注意してください。

ネットで探す場合は、知名度の高い
大手企業を探しましょう。

特におすすめなのが

  • 小さなお葬式
  • よりそうのお葬式
  • 家族葬のファミーユ

上記の3社です。

また、事前相談や
ネットからの資料請求で、
葬儀費用が5,000円割引になる
サービスもあります。
ぜひ活用してみてください。

詳しくお知りになりたい場合は
こちらをご覧ください。

家族葬のおすすめネット大手3社の選び方を目的別に完全解説!葬儀業界は、 目まぐるしい変革を続けています。 私たちの間にもお葬式のあり方は 多種多様な考え方が広がっています。 従来から...

葬儀業者には正直に要望を伝える

葬儀を依頼する業者が決まったら、
いよいよ交渉に入っていきます。

先方へ連絡をしたら、予め決めておいた
希望予算や葬儀に参列する人数、
適切と思われる葬儀プランを伝えて
業者側に見積書を出してもらいましょう。

この時、葬儀費用を安く抑えたいことを
明確に伝えてください。
お金に困っている場合は
正直に「生活が厳しい」と伝えられれば
尚良いです。

近年、時代の影響により
葬儀の規模は縮小傾向にあります。
その背景には、
無縁社会だけでなく、
低所得者層や生活保護家庭の
増加が影響していると考えられます。

葬儀業者も消費者ニーズは
重々承知のはずです。
経済的に苦しい家庭の葬儀案件も
数多く取り扱っているはずですから、
恥ずかしがらずに正直な要望を
伝えるようにしましょう。

見積書からの不要なサービスは徹底排除しよう!

業者から見積もりをもらったら、
家族と話し合って、必要なものと
そうでないものを検討してください。

葬儀にかかる項目は、
どれを取っても高額です。
ひとつ外すだけでも、
予算が大きく変わりますから、
妥協しないことが大切です。

【葬儀に必要なもの】

  • 遺体の搬送料
  • 祭壇料
  • ドライアイス
  • 骨壷
  • お花代
  • 死亡診断書
  • 火葬費用

【葬儀に特別必要ないもの】

  • 遺影制作料
  • 霊柩車による搬送料(代わりに寝台車を選択)
  • 読経料などのお布施
  • 戒名料

火葬場への搬送は霊柩車ではなく寝台車を使う

もし葬儀業者の融通がきくようであれば、
火葬場までの移送は霊柩車ではなく
寝台車で代用しましょう。

霊柩車の1回の利用料は、
安くても25,000円は下りません!

しかも、霊柩車で走ると
非常に目立ってしまうため
近隣に訃報を知られたくない場合は、
不向きです。

棺・骨壷は安いグレードをチョイス

骨壷や棺にはグレードがあり、
高級なものになると
支出が増えてしまいます。

骨壷や棺は一番安いもので十分です。
どうせ燃やすもの、どうせ埋めるものと
割り切ってしまいましょう!

弔問客の接待も最小限に抑える

弔問客を呼ぶ場合は、
接待費を極力落としていきましょう。

料理は一番安い商品を選んでください。

通夜振る舞いをする場合は、立食でもでつまめる
5,000円程度のオードブルと
同金額程度の巻き物のお寿司
がおすすめです。
ドリンクはディスカウントストアで安価なものを
自前で用意しても良いでしょう。

また、精進落としは
4,000円~5,000円の精進料理が
相場です
が、1名3,000円位までに
抑えてもらうようにします。

5,000円以上の
精進料理は完食する人が少なく、
あまり食べない人も多いので
無駄になってしまいます。

遺影写真を作らない

通常、葬儀業者で遺影を作ると
額縁のグレードによりますが
2~3万円かかってしまい、
あまり経済的とは言えません。

遺影写真だけなら5,000円程度で
用意してもらえますので、
額縁を自前で用意して下さい。

極論は遺影写真を作らないことです。

お坊さんに渡すお金もしっかり調節しよう!

葬儀で最もコストがかかるのが、
お坊さんに支払うお金ですよね。
ここを上手く調節することで、
大きなコストダウンが期待できます。

しかし、檀家との関係や
家系の風習により、
なかなか希望通りに
いかないのが現実。

融通が利かない場合は諦めるか、
安くて後腐れのないネットのお坊さんを
手配することも考えましょう。
家族とよく話し合って決めて下さい。

ネットのお坊さん派遣サービスは
こちらをご覧になってください。

通夜をしない

通夜をすると枕経などの、
お坊さんに渡す高額なお布施が
発生します。

できれば、1日葬のように
通夜をしないで告別式に
お金をかける方が経済的な負担が
少なくてすみます。

俗名にするか戒名は葬儀後につける

戒名料は、最もコストが高く
最低ランクでも2万円です。

戒名はつけないことが
節約の上では望ましいですが、
もしつける場合は、葬儀が終わって
一通り支払いが落ち着いたら
検討してみましょう。

抵抗がなければ宗派を変える

もし可能であれば
宗派を変えてしまう手もあります。
例えば仏教だと、真言宗から浄土真宗に
変更するといった感じです。

真言宗は、仏教の中でも最もお金が
かかる宗派と言われており、
お車代やお食事代など、
多額のお布施が必要になります。

逆に浄土真宗は即身成仏のため、
葬儀は読経料のみといった
安い金額ですむのです。

ただし、宗派を変えることは難しいため、
あくまで裏技として認識してください。

家族葬はお金がなくてもできる!葬儀費用の調達方法

葬儀費用の工面も、早い段階から
検討しておくようにしましょう。

故人や自分達にまとまったお金があれば、
問題ありませんが、日々の生活だけで、
精一杯という場合もあるでしょう。

経済的に苦しい場合は、
ローンなどを視野に入れながら、
検討してみてください。

金利の安いローンを組む

現在、あなた自信に負債が無い、
または少ない状態で、安定した収入源が
あるなら、金利の安い銀行ローンや
フリーローン
を検討してみてください。

また、葬儀業者が窓口となっている
葬儀ローンもおすすめです。
打ち合わせの時に問い合わせてみるのも
良いでしょう。

故人の預貯金や生命保険でまかなう

亡くなった人がお金を残してくれている場合は、
貯金や預貯金、生命保険などを
活用してください。

もし、今手元のお金が少なくて、
すぐに支払いができない場合は、
「◯日に生命保険が入る」など
支払い見込みがあることを
伝えましょう。

そうすることで、
支払い期限を伸ばしてくれるなど
優遇措置を受けやすくなります。

香典でまかなう

香典が受け取れる場合は、
香典で葬儀費用をまかなうことが
できます。
不足分は金利の安いローンなどで、
補填するよう心がけてください。

自治体の助成金制度を利用する

故人が国民健康保険に
加入していた場合、
喪主が葬儀を行うと葬儀費として
国から補助金がもらえます。

地方だと3〜5万円、東京都は7万円
金額の目安です。

少額なので、
多額の費用をまかなうには、
到底足りませんが、受け取っておいて
損はないです!
面倒でも必ず申請しておきましょう!

葬儀扶養制度を利用する

対象者は限られますが、もしあなたが
生活保護を受給している場合は、
「葬祭扶助制度」が受けられることがあります。

葬祭扶助制度は、
生活保護法に定められた制度で、
申請すると一律20万円
補助金を受け取ることができます。

葬祭扶助制度の詳細は下記の通りです。

葬儀を行う遺族が生活保護受給者で生活が厳しい場合
管轄の役所に相談すると、遺産や本人の経済状況により受給できるかどうかが決まる。

故人が生活保護受給者で、直下の家族が葬儀をする場合
故人の遺産から不足している費用を、補助金として受け取れる。

私が実行した本気の節約術【体験談】

最後に、私が過去に経験した葬儀で
実際行った節約方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

下記の2件は、同じ葬儀業者に
お願いしました。

実父の場合

【葬儀の内容】

  • 宗派/真言宗
  • 葬儀プラン/家族葬
  • 葬儀会場/自宅
  • 参列者の人数/12名
  • 戒名/あり
  • 初七日・四十九日/あり
  • 香典返し/あり

合計金額/100万円

【節約方法】

  • 霊柩車利用せず搬送は寝台車を代用。
  • 弔問客へは安価な料理で接待、通夜は3,000円のオードブル、ドリンクは自前で用意、火葬時の精進料理は1,000円の弁当を用意。
  • 遺影をつくらない。葬儀は遺影なしで挙行。後に自前で遺影写真を作り仏前に飾っている。
  • 棺・骨壷は最低グレード。
  • 戒名も最低グレード。
  • 香典返しは大手デパートの選べるギフトをチョイス。
叔父(独身)の場合

【葬儀の内容】

  • 宗派/浄土真宗
  • 葬儀プラン/1日葬
  • 葬儀会場/民営会館
  • 参列者の人数/2名
  • 戒名/あり ※葬儀時は俗名
  • 初七日・四十九日/四十九日のみ
  • 香典返し/一部あり

合計金額/75万円

【節約方法】

  • 霊柩車利用せず搬送は寝台車を代用。
  • 宗派を変更。本来真言宗だが、浄土真宗に変更。葬儀当日のお坊さんへのお布施は読経料5万円のみ。
  • 遺影をつくらない。葬儀は遺影なしで挙行。後に自前で遺影写真を作り仏前に飾っている。
  • 棺・骨壷は最低グレード
  • 戒名も最低グレード。葬儀当日は俗名で、後につけてもらった。
  • 香典返しは代表者の人へ瓶ビールを1ダース送ったのみ。※香典は複数の人から会費制でまとめて受け取ったため。

家族葬の費用を安く抑えるためのヒントまとめ

葬儀費用のコストダウンは、
葬儀業者としっかり打ち合わせを
することで、十分可能です!

家族葬の費用を安くするポイント
  • 参列者の人数や希望予算、利用したいサービスをしっかり把握する。
  • 葬儀業者に安く抑えたいことを正直に伝えて、コストパフォーマンスの高いプランを提供してもらう。
  • 見積書から不要なオプションを徹底的に排除する。見積書通りに注文しないこと!
  • お坊さんにかかるコストが一番高い!お布施や戒名料など可能な限り節約する。

家族葬の定義は曖昧なこともあり、
コスト面に関する誤解や、
交渉時の詰めの甘さが原因で、
後にトラブルが、発生することも
少なくありません。

目先の安さばかりを追求せず、
自分達の希望と故人への気持ちを
擦り合わせながら、上手に葬儀の
段取りを進めてくださいね!

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