香典

家族葬で香典辞退を伝える文例!誰にいつどうやって知らせるべき?

最近では、故人の意向または小規模で
葬儀を終えたいという家族の希望により
家族葬を行う機会が増えてきています。

私の叔母は昨年末に急病で
亡くなりました。
叔母本人の意向により家族葬を行い、
香典はすべてお断りしました。

叔母の死は年末の仕事が忙しい
時期でした。
そして、突然の病死。
叔父も私も悲しみにくれる暇もなく
葬儀の対応に追われたのを
覚えています。

決して喜ばしいことではありませんが、
このようなことは誰にでも
起こりうることなんだと実感しました。

家族葬を行うにあたり香典辞退は、
のちのちのトラブルを防ぐためにも、
明確に伝える必要があります。

親族だからこそトラブルは絶対に
避けたいものですよね。

そこで、今回は
家族葬で香典辞退を伝える文例
ご紹介するとともに、それを
誰にいつどうやって知らせるべきか
について、解説いたします。

家族葬で香典を辞退すると失礼?

香典をお断りすることは
失礼にあたるのでしょうか?

実は、香典を辞退することは
故人や家族の意向であれば
全く問題ありません。

そもそも香典とは日本の昔からある
文化の1つです。
昔は、遺族が弔問客やお坊さんに対し、
葬儀で食事などを振舞うことが
常識でした。

しかし、それでは遺族の負担が
大きいため、近所の方が弔問客や
お坊さんに食事などを
振舞うようになっていきました。

やがてそれが、
現代のように香典という形で
遺族の金銭面を手助けする
という形になったのです。

生活スタイルも個人の価値観も変化した
現代において、家族葬や香典の
辞退というのは1つの文化の変化では
ないでしょうか?

そして、近年ではその様な価値観をもつ方
も増えてきています。

しかし、その時代の変化についていけず、
家族葬や香典辞退に違和感を
抱く人がいるのも事実です。

だからこそ、「故人の遺志」により
香典辞退とさせていただいていることを
相手にお伝えする必要がある
のです。

私の叔母は生前の元気なときから、
延命治療はしない
家族葬で周りの負担を少なくする
香典は受け取らない、と
明確に意思表示していました。

そして、それには叔父も全面的に同意
していました。

そのため、私たち家族は皆、
叔母の意向を最優先し、
家族葬・香典辞退を行いました。

近しい親戚のみで行った家族葬でしたが、
周囲からは理解も得られ、
反発などはなく終えることができました。

ただし、生前の故人にお世話になり、
見送りの気持ちを込めてと
香典を用意される方もいます。

そのため、相手の誠意はしっかりと
受け取っていることや
故人または家族の意向である
という態度を示すことは大切です。

香典をお断りするときの文例

家族葬であること、香典をお断り
する際の例文において、
定型文は決まっていません。

  • 故人、家族の意向により家族葬にすること
  • 香典はお断りすること

上記がしっかりと伝わる文章を作成すると良いでしょう。

参列する親族に対する文例

叔母 山田 花子 儀 平成31年4月25日に
突然の脳梗塞の発症により 永眠いたしました
ここに生前のご厚誼を感謝し、謹んでご通知申し上げます
なお 葬儀告別式は下記の通り執り行います

日時:通夜式 ○月○日 午後○時より
   告別式 ○月○日 午前○時より
場所:○○セレモニー会館
住所:○市○○区○○町○‐○‐○
電話:○○○‐○○○‐○○○○

なお本葬儀に関しまして 故人家族の意向により
近親者にて執り行いますのでご配慮お願い致します
また誠に勝手ながら御香典・御供花の儀は固くご辞退申し上げます

令和○年○月○日
△市△区△町△‐△‐△
喪主 山田 太郎

参列しない方への文例

また、故人の会社や知り合いなどに
連絡する場合には、会場や住所を
控えることで家族葬であることを
伝えることが出来ます。

謹啓
叔母 山田 花子 儀 平成31年4月25日に
突然の脳梗塞の発症により 永眠いたしました
ここに生前のご厚誼を感謝し謹んでご通知申し上げます

なお本葬儀に関しまして 故人家族の意向により
近親者にて執り行います事をお知らせいたします
また誠に勝手ながら御香典・御供花の儀は固くご辞退申し上げます
                            敬具

令和○年○月○日
△市△区△町△‐△‐△
喪主 山田 太郎

死亡通知状に必要項目

  • 冒頭は故人の関係と故人の氏名
  • (時候の挨拶は不要です)

  • 死亡年月日、時刻
  • 葬儀の参列者のみ日時、場所
  • 喪主の氏名

※死因の記載は必要事項ではありません。
ただ、私の叔母の場合は突然の
病死であったため、記載しました。
そうすることで、周囲から
他界までの経緯を根掘り葉掘り
聞かれることがありませんでした。
そのことは、精神的にとても
助かったと感じています。

家族葬で香典辞退を誰にいつどうやって知らせるべき?

家族葬や香典の辞退などは、
事前に通知していおくことが
大切
です。

なぜなら、事前に通知しておくことで、
相手に嫌悪感を抱かせることなく、
トラブルを予防できるから
です。

参列する家族への連絡

逝去後に葬儀場や日時が決定すれば、
できるだけ早急に、参列する家族には
伝えましょう。

逝去は突然のことなので、電話連絡で
問題ないです。

  • 親族のみで行うこと
  • 香典は辞退すること

上記を、故人の遺志により行うことを
伝えておくことが大切です。

私は参列する親族にのみ電話で、
葬儀の日時と場所を伝えました。
しかし、余裕があればFAXを送信するなど
目に見える形で案内を出すほうが親切です。

香典辞退の意向は葬儀会社にも
伝えておくと、辞退を表示する看板を
作成してもらえます。

私は、親族に香典の辞退をする意向を
伝えていました。
しかし、実際には香典をお持ち
いただくこともありました。

お断りするさいに、
「本人の意向ですので」と
看板をお見せすることで、
スムーズに対応することができました。

私は親族間で香典を辞退したことによる
トラブルはありませんでした。

それは、生前よりずっと叔母が

  • 家族のみでの葬儀
  • 香典は受け取らない

という思いを打ち明けており、
親族間で共通理解があった
からだと思います。

香典は金銭的なものであり、
トラブルのおこりやすい問題です。

また、香典辞退の通知を受け、
どのように対応するべきなのか
わからない方も多くいます。

叔母の死は突然でした。
しかし、生前からの遺志表示があった
ため、問題なく葬儀を終了できました。

この経験からも事前にお伝えすること
の大切さを実感しました。

参列しない人への連絡

参列しない親族または
知り合いなどへの連絡は、
死亡通知状でお伝えする方法が
あります。

死亡通知状の郵送は友人であれば
葬儀前でも葬儀後でも、
どちらでも大丈夫です。

会社などにも特別な理由がない限り、
葬儀前に伝えておいたほうが良いです。

私の叔母は専業主婦だったため、
葬儀終了後に郵送しました。
叔母の死は年末だったこともあり、
死亡通知状の代替えとして
年賀状の欠礼ハガキで行いました。

ここでも、死亡通知状に
香典辞退の一文を
記入しておくと良い
です。
また、葬儀終了後に郵送する場合は
家族葬で葬儀を終了したことを
お断わりする文面を入れると丁寧です。

死亡通知状を送付した後に、
自宅へお線香を手向けに
来てくださる方もいらっしゃります。

昔からの風習、一応の礼儀として
必ずと言っていいほど、
香典をご用意されてこられます。

しかし、はじめにお伝えしておくことで、
悪意を持たせることなくお断りしやすく、
お断りしても変な雰囲気になることも
ありませんでした。

死亡通知状は以下のようにネットから
注文して届いたはがきに
宛名を書いて出状できます。

家族葬で香典辞退を伝える文例のまとめ

現代において、家族葬を行うことや
香典を辞退することは
珍しいことではありません。

時代の変化とともに文化も
移り変わることは
不思議なことではないです。

私は本当に急な対応だったため、
何の知識もない状態でした。
どのような手順で何をすすめて
いけば良いのかわからない。

その経験をもとに今回の記事を
書いています。
対応に焦らないように記事の
内容をまとめました。

まとめ
  • 家族葬で香典辞退を伝える文例の要点
  • ・故人、家族の意向により家族葬にすること
    ・香典はお断りすること

  • 家族葬であること、香典を辞退する意思が
    あることを事前にしっかりと伝える。
    葬儀会社にも伝えておくと、対応がスムーズになる。
  • 参列される方には、電話連絡後に
    FAXまたは手紙を郵送する。
  • 参列されなかった方には、
    死亡通知状を郵送する。

なお、辞退しているのにも関わらず、
それでも手渡されることもあります。
私は、郵送で自宅に届いたことも
ありました。

親族だからこそ、家庭の経済状況や
葬儀にかかる費用を
気にかけてもらえました。

そのため、お断りしてもお気遣い
頂いたのだと思っています。

その場合は、無理に拒否することは
失礼にあたりますので、
49日が過ぎたあたりで、
お香典返しをするようにしましょう。

なお弔電も辞退したい場合は、
以下の記事を参考にして下さい。

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