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家族葬で弔電を辞退したい…SNSでの連絡方法や文例も紹介!

参列者を限定して行う家族葬では、
故人の遺志や喪主の意向で
弔電を辞退する場合があります。

けれど、弔電とは、
葬儀に参列出来ない人が、
弔意を示すために送ってくれる、
大切なお心遣い。
受け取る側の遺族は、
お気持ちを断っても失礼にならないか
不安になりますよね。

また、弔電を辞退するにしても、
どのように知らせれば良いのか
分からない人も多いでしょう。

メールを送る?
口頭で伝える?
それともSNSを利用する?

今回は
あなたが家族葬で弔電を辞退するための
様々な連絡方法を
文例を交えながら見ていきましょう。

家族葬の場合は弔電を辞退して良い


家族葬の場合、
弔電を辞退しても失礼にはあたりません

家族葬とは
親しい人たちで故人を静かに送ります。
そのため、弔電に限らず、
弔問や香典、弔花に至るまで
ほとんど全てを辞退するのが一般的。
ですから弔電を辞退しても
何も問題ありません。

ただし、弔電を辞退する場合は、
その旨をはっきりと伝えましょう。

何のお知らせもしないままだと、
参列出来ない人が
弔電を送っても良いのか、
判断に困ってしまいます。

弔電を辞退する時の連絡方法と文例

では、どのようにして
弔電の辞退を伝えれば良いでしょう。
通常、故人の訃報を知らせるのと同時に
「家族葬であること」
「弔電を辞退すること」

を伝えます。

また、家族葬の場合は
参列を遠慮してもらうことも
同時に伝えることが多いです。
次に、弔電辞退を伝える場合の
連絡方法をご紹介します。

メール・LINEは早急に伝わる

家族葬の弔電を辞退する旨を
一斉メールグループLINE
を使って送ることで、
葬儀の準備などで慌ただしいあなたでも
簡単かつ迅速に伝えることが出来ます。

しかし、文面によっては
事務的な印象を与えてしまうので、
丁寧に伝えるように
気を付ける必要があります。

例えば
会社の方や友人にメールやLINEで知らせる場合
次のような文例で送ると良いです。

六月十四日、父山田一郎が永眠いたしました。故人の希望により近親者のみの家族葬を執り行うことになりました。本来ならお会いしてご報告すべきところですがメールでのご報告となりましたことお詫びいたします。また誠に勝手ながら家族葬の為、御参列、御香典、御弔花、弔電等はご辞退申し上げます。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

家族葬なので弔電を辞退する旨を
記載しておけば理解が得られやすいでしょう。

口頭の場合はより明確に伝わる

どんな内容の話も
文章で伝えるより口頭で伝えた方が
明確に伝わりますよね。

故人と親しかった方は
何らかの形で弔意を示したいという
強い気持ちがあるでしょう。
そういった方々には
メールではなく口頭で伝えるのも
一つの方法です。
より明確に辞退したい気持ちが
相手に伝わります。

ただし、電話にしろ対面にしろ、
一対一で話す必要があり時間がかかります。
どうしても口頭で伝えたい相手にだけ
直接伝えるのが良いでしょう。

SNSは不特定多数の人に向けての発信

家族葬の弔電を辞退することを
TwitterInstagramFacebookから
発信する方法もあります。
故人の友人や会社関係者の
誰に知らせれば良いか分からない場合
伝えたいけど連絡先が分からない場合
SNSを活用できます。

故人の訃報を
簡潔に伝えることが出来ます。
また自分の予定も発信できるので便利ですね。

周囲への感謝の気持ちと故人の状況を
同時に伝えることが出来ます。
周囲の人もお悔みはどうしたらいいか
判断しやすいです。

ただし、SNSでの発言は、
あなたや故人とは全く無縁の
不特定多数の人が見ていることを
忘れてはいけません。

あなたの投稿した内容は
意図せず拡散してしまう可能性もある
ということを承知の上で
発信するようにしましょう。

辞退しても届く弔電もあるが感謝して受け取る

弔電を辞退する旨を伝えていても、
弔電が届く場合もあります。

故人と親しくしていた方が
どうしても弔意を示したい。
会社の方針で
社員の親族の葬儀には必ず弔電を出す。

様々な理由があるでしょうが、
どのような場合も
相手は故人を想ってくれているのです。

家族葬で弔電は辞退していたのに、
どうして送ってくるんだ!
などと思っていては、
せっかくの葬儀の場も荒むでしょう。

弔電が届いた場合は、
わざわざ弔電を送ってくれた
相手の気持ちを無下にしないよう

感謝の心をもって
受け取るようにしましょう。

そして、弔電を受け取った時は必ず
お礼をすることも大切です。

届いた弔電に対してのお礼は必ず必要

たとえ弔電を辞退していても、
受け取った弔電に対して
お礼をしないのはマナー違反です!
必ずお礼をして下さい!

お礼は以下の3つの方法があります。

・お礼状(手紙)を送る
・口頭で直接お礼の気持ちを伝える
・メールで送る

葬儀後すぐに感謝の気持ちをしたためた
手紙を送るのが一番良い方法です。

直筆の手紙であれば、感謝の気持ちが
相手に伝わりやすいです。

また、口頭で伝えるのも良いです。
電話などで直接話すことで、
あなたの感謝の気持ちは
確実に相手に伝わります。

メールでのお礼は、
早急に相手に届きますが、
あくまでも略式のお礼であることを
覚えておきましょう。
どうしてもメールでお礼をする場合は、
丁寧な文章を意識することが大切です。

家族葬における弔電の辞退方法まとめ


家族葬は参列者を限定して行うため、
弔電を辞退する場合は
短時間の間に、
多くの人に伝えなければなりません。

弔電の辞退を伝える方法は
いくつかありますが、
どれか一つに絞るのではなく、
それぞれの利点を活かして
伝えるようにしましょう。

家族葬における弔電の辞退方法まとめ
  1. 家族葬の場合は弔電を辞退して良い
    • 家族葬の場合弔電以外にも
      弔問、香典、弔花も辞退するのが一般的
  2. 弔電を辞退する時の連絡方法とは?
    • メール・LINEは早急に伝わる
    • 口頭の場合はより明確に伝わる
    • SNSは不特定多数の人に向けての発信
  3. 辞退しても届く弔電もある
    • 届いた弔電は快く受け取る
  4. 届いた弔電に対してのお礼は必ず必要
    • お礼状(手紙)を送ることが一番良い
    • 口頭で直接伝えると
      より感謝の気持ちが伝わる
    • メールは略式のお礼と理解しておく

弔電を辞退すること自体は、
決して相手に対して
失礼なことではありません。

ただし家族葬の弔電を辞退する場合は
相手の気持ちも考慮した上で、
丁寧な対応をすることが大切です。

葬儀の準備で慌ただしくても、
弔電を辞退することは、
相手にはっきりと伝えてください。
明確に辞退の意思を伝えれば、
相手も対応に迷わなくてすみます。

それでも弔電が届いた場合は、
誠意をもって対応
しましょう。
それこそが、
本当の意味でマナーある行動なのです。

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