今何かと仏教界を
騒がせているサービスがあります。
お坊さん便です。
法事や葬儀のために
僧侶をネットで手配して
来てもらうというサービス。
ネットで何でも頼める時代に
なりましたね。
お坊さん便を利用したいけど
どうやって頼めばいいの?
そんなお悩みをお持ちのあなたのために
大手ショッピングサイトの楽天市場で
手配できるのか調査してみました。
さらに他サイトも調査し
様々な観点から公式HPと
比較しましたので
どうぞ参考にされて下さい。
※お坊さんとの付き合いは一度きり
※葬儀、四十九日などすべて対応可
お坊さん便を楽天で手配できるか検索した結果
「お坊さん便」って面白い
ネーミングセンスですよね。
お坊さんが段ボールに入ってくるの⁈
なんて想像をしてしまいます。
「ポイント付くし頼めたらいいな」
そんな淡い期待を抱いて
「お坊さん便」で検索してみると…
残念ながらお坊さん便はありませんでした。
期待していただけに残念です。
しかし多数の出店がある楽天市場ですから
お坊さん便が出店される日も
近いかもしれませんね。
実はAmazonにあった!注文方法と選べるプラン一覧
お知らせ:Amazonのお坊さん便は現在は廃止されています。
楽天にはなかったけれど
もしかしたら
他のサイトにはあるのでは?と思い
こちらも大手ショッピングサイトの
Amazonを調べてみます。
ありました!これがお坊さん便です!
類似サービスもありますが
商品名の最初に「お坊さん便」
と書かれているものですね。
「株式会社よりそう」が出店元です。
調べてみるとAmazonにあるのは
一部のサービスだけでした。
Amazonに出品中のサービスは
大きく分けて2種類あります。
- 法事法要手配チケット
- 基本(移動なし・戒名なし)
- 移動あり・戒名なし
- 移動なし・戒名授与
- 移動あり・戒名授与
- 戒名授与手配チケット
2箇所で法要を行う必要がある場合は
「移動あり」を選択します。
商品をクリックして詳細を見ると
普通に買い物をするときと同じように
カートに入れて注文をします。
注文後は株式会社よりそうから
電話がかかってきます。
その時に具体的な内容を決めていくと
商品詳細に書いてありますね。
お坊さんをAmazonから呼べるなんて
便利な時代になりましたね。
とはいってもこれはお坊さん便の
ごく一部のサービスです。
他にもどんなサービスが
あるのか気になったので
公式HPを見てきました!
お得な初回限定価格と全てのプランは公式HPのみ
他にもどんなサービスがあるか知るため
株式会社よりそうが運営する
公式HPを調査しました。
お葬式など僧侶が必要な全ての仏事は
お坊さん便が利用できます。
お坊さん便のプランは
大きく分けて3つあります。
- 法事・法要の読経
- 戒名の授与
- お葬式の読経
各プランの料金と詳細をまとめたので
以下をご覧ください。
法事・法要の読経
法事・法要の読経は
以下の内容です。
- 初七日法要
- 四十九日法要
- 初盆法要・新盆法要
- 一周忌法要
- 三回忌法要
- 納骨法要
- 開眼・閉眼法要
- お彼岸の読経
など
Amazonで法事・法要のお坊さん便を頼むと
移動の有無と戒名の有無を選べます。
公式HPの価格に比べて
Amazonはお得なのか表にまとめました。
Amazonと公式HPの金額比較
Amazon | 公式HP | |
---|---|---|
初回価格 | – | 3万5千円 |
基本(移動なし・戒名なし) | 4万5千円 | 4万5千円 |
移動あり・戒名なし | 5万5千円 | 5万5千円 |
移動なし・戒名授与 | 6万5千円 | 6万5千円 |
移動あり・戒名授与 | 7万5千円 | 7万5千円 |
Amazonと公式HPの違いは2つあります。
1つ目は公式HPには
初回価格が設定されていることです。
あなたがまだ
お坊さん便を利用したことがなければ
公式HPから頼んだ方が良いですね。
2つ目は公式HPからなら
身内複数名の法要を1度で行う場合に
+1万円/人の追加オプションを
選ぶことが出来ます。
法要をお寺に頼むことも検討している
ならばその場合のお布施を尋ねた上で
判断した方が良いでしょう。
お坊さん便の公式HPは
こちらからご確認ください。
戒名の授与
戒名とは故人が浄土へ行くために
死後の世界で必要な名前です。
以下にAmazonと公式HPを比較した
宗派別の戒名料をまとめました。
天台宗・真言宗・浄土宗
・臨済宗・曹洞宗・宗派不問
Amazon | 公式HP | |
---|---|---|
院居士・院大姉 | – | 20万円 |
居士・大姉 | – | 6万円 |
信士・信女 | 2万円 | 2万円 |
浄土真宗
Amazon | 公式HP | |
---|---|---|
院釋・院釋尼 | – | 16万円 |
釋・釋尼 | 2万円 | 2万円 |
日蓮宗
Amazon | 公式HP | |
---|---|---|
院居士・院大姉 | – | 20万円 |
院日信士・院日信女 | – | 16万円 |
居士・大姉 | – | 6万円 |
信士・信女 | 2万円 | 2万円 |
Amazonでは
2万円のプランしか頼めませんでした。
授かる戒名が
信士・信女(釋・釋尼)で問題ない人は
Amazonを利用してもいいですね。
とは言っても
戒名料はお寺によって様々です。
こっちのお寺よりもあっちの方が安い!
ということもあります。
あなたがもし金額を気にするのであれば
菩提寺や近くのお寺に訪ねましょう。
お葬式の読経
Amazonにはお葬式の読経プランは
ありませんでした。
公式HPには3つのプランが
紹介されています。
- 火葬式・直葬 – 3万5千円
(火葬場の炉前のみ) - 1日葬 – 6万5千円
(告別式・初七日・炉前) - 家族葬・一般葬 – 14万円
(通夜・告別式・初七日・炉前)
地域や寺院で差はあるものの
一般的にお葬式にかかる
お坊さんへの費用は
全国平均は47万3千円(※)です。
(戒名料・お車代・御膳料を含む)
お坊さん便では戒名料は含まれないため
別途料金がかかるようですが
一般的に必要な費用と比べて
安いと言えますね。
お葬式は法事・法要に比べて
大きな金額を必要とします。
「故人の供養を考えたら
ある程度の金額は包みたいけど
出来るだけ出費は抑えたい」
「費用を抑えてしまったら
なんだか悪いことが起こりそう」
など様々な考えが巡りますよね。
しかしお坊さん便は定額のため
その悩みは小さくなります。
お気持ちを費用に反映したいけど
生活のことを考えると
大きな金額は出せない。
という方はサービスを
利用した方がいいと言えます。
※日本消費者協会 2017年調べ
お坊さん便の手配をAmazonと公式HPで比較
お知らせ:Amazonのお坊さん便は現在は廃止されています。
お坊さん便の注文について
これまでAmazonと公式HPの
プランを比較してきました。
ではもし
どちらにもあるプランを依頼したい場合
どっちで注文したらいいのでしょうか?
それを知るため
まずはAmazonと公式HPで依頼する
メリットをまとめました。
Amazonで頼むメリット
- Amazonアカウントがあれば簡単に注文できる
- Amazonクラシックカードで
お得なポイント還元がある
公式HPで頼むメリット
- 初回価格がある
(法事・法要の読経) - 全てのプランがある
- 電話予約 or WEB予約を選べる
(電話:8:30 ~ 20:30
WEB:24時間) - 電話 or WEBで相談が可能
- 資料請求ができる
お坊さん便をAmazonで手配しても
Amazonポイントは付与されません。
しかし
Amazonクラシックカードで支払えば
1.5%のポイント還元があります。
(Amazonプライム有料会員もしくは
無料体験期間中の場合は2%)
ちなみに
Amazon以外でカードを使った場合の
還元率はカード会社によってまちまちです。
このようにどちらにも利点があるため
状況により使い分けて下さい。
そこでどのようなニーズの人が
どっちを利用した方がいいのかを
まとめています。
- 以前にお坊さん便を
利用したことがある - 前回利用時とプランが変わらない
- お坊さん便への信頼度が高い
- お坊さん便の仕組みやプランを
ある程度理解している
- お坊さん便の利用が初めて
- 前回とは違うプランで依頼予定
- 戒名にもこだわりたい
- まずは相談して決めたい
公式HPから法事・法要の読経が
初回価格で頼めることと
Amazonから手配する際に
Amazonクラシックカードで支払えば
ポイントが還元されること
以外は金額的に違いはありません。
しかし
故人を供養するための大事な法要です。
ポイントはあくまでもおまけとして
考えた方が良いでしょう。
「お坊さん便は楽天で手配できるか」まとめ
楽天でお坊さん便は頼めませんでしたが
Amazonと公式HPから
注文できることがわかりました。
この記事の要点を以下にまとめています
のでご覧ください。
- 楽天市場にはお坊さん便はまだ出店していない。
- Amazonには一部のプランのみある。
- 法事法要手配チケット
- 戒名授与手配チケット
- 公式HPからは大きく分けて3つのプランがある。
- 法事・法要の読経
- 戒名の授与
- お葬式の読経
- Amazonからの注文はお坊さん便を熟知している方にオススメ
- 公式HPからの注文はお坊さん便を初めて利用する方にオススメ
- 故人の供養を優先した選び方をするのが良い。
お坊さん便を利用したいときは
Amazonと公式HPから依頼できます。
どちらにもメリットがあるため
あなたの状況に合わせた
依頼方法を考えましょう。
しかし1番忘れてはいけないのは
故人を供養するためにお坊さんが必要
だということです。
どうすれば故人が浮かばれるかを考えた上で
サービスを利用したいですね。
なお、他の僧侶派遣サービスとの
比較は以下の記事を参考にして下さい。