四十九日 PR

四十九日を喪主の自宅で行う時の服装は?喪服か否かズバリ回答!

お通夜やお葬式は喪服で参列するけど
四十九日を喪主の自宅で行う場合は
何を着て行けばいいのか悩みますよね。
四十九日も喪服を着たほうがいいのか。
それとも、少しラフな格好でも
大丈夫なのか。

あなた常識がないのねぇ・・・
と思われないために、
今回は四十九日へ参列する際の
ふさわしい服装について
喪服か否かズバリ回答します!

四十九日を喪主の自宅で行う場合の服装は基本的に喪服を着る

四十九日を自宅で行う場合も
喪主側から何も指示がなければ
基本的には葬儀で着用する
準喪服を着用します。

しかし、一概に「喪服」と言っても
格というものがあり、
着て行く場面やあなたの立場で
着るべきものが変わってきます。

喪服は格の高いものから
正喪服、準喪服、略喪服
と分けられています。

服装
正喪服 男性 紋付羽織袴・モーニングコート
女性 五つ紋の黒無地の着物・フォーマルウェア
準喪服 男性 ダブルかシングルのブラックスーツ
女性 ブラックのワンピースやアンサンブルスーツ
略喪服 男性 ブラックやグレーなどのスーツなど
女性 ブラックやグレーなどのワンピースなど

もし喪主側から
「平服でお越しください」と
言われた場合は少しラフな
略喪服を着用しましょう。

それでは、準喪服と略喪服について
詳しく説明します。

男性編

男性の準喪服は、ダブルまたはシングルの
ブラックスーツを着用します。

シャツは白色無地、ネクタイは黒です。
ベルトや靴など光沢のあるものは
避けてください。
最近は黒のネクタイにも
光沢が強いものや
ラメが入っているものがありますので、
法事では着用しないようにしましょう。

略喪服は、黒やグレーなどのスーツを
着用します。

シャツは白色です。
ネクタイは黒が望ましいですが、
グレーなどの地味な色でも問題ありません。
リクルートスーツは略喪服になります。

ネット通販ですと、このあたりの
喪服であればよろしいでしょう。

女性編

女性の場合は、準喪服・略喪服ともに
黒のワンピースやアンサンブルを
着用します。

肌の露出の多いものは避けてください。
ストッキングは黒色です。

女性でもパンツスーツで参列する場合、
インナーも黒色のものを着用しましょう。
しかし、女性のパンツスーツは
非常識と思われることがあるようです。
できればパンツスーツは避け、
ワンピースやアンサンブルの
着用が望ましいですね。

女性の喪服はこのような感じであれば
間違いはありません。

子供編

お子さんの場合は、学校の制服があれば
制服を着るのがいいでしょう。

制服がない場合は、黒やグレーなどの
普段着を着用します。
しかし、いくら地味だからといって
レースやリボンなどの装飾が多いものは
避けたほうがいいです。

私が以前参列したときに
黒いフリフリのレースがたくさんついた
ワンピースを着た女の子を見かけましたが
いくら子供でも
親御さんは常識がないのかなと感じました。

乳幼児は、できれば法事には
連れて行かない方が良いです。
もし乳幼児も一緒に参列する場合は
やはり地味な色の普段着を着せましょう。

お子さんもフォーマルワンピースを
一つ持っておくと何かと役に立ちます。

妊婦・授乳ママ編

妊婦さんの場合、
お腹周りがゆったりとしている
黒などのワンピースなどがいいでしょう。
露出が多いものは避け、
靴はフラットなものを履いてください。

そして、お腹を締め付けるような服は
絶対に避けましょう。

長時間締め付けていると
お腹の赤ちゃんも苦しいですし、
お母さんも貧血など
体調を崩す恐れがあります。
実際、私自身貧血で倒れて
周囲の方に迷惑を掛けてしまいました。

授乳中のお母さんの場合、
ワンピースやアンサンブルを着ると
授乳するときにとても大変です。
授乳用の喪服を購入するのもいいですが、
頻繁に着るものでもないし、
授乳が完了すると不要になっていまいます。

その場合は、黒色の前開きのシャツに
ジャケットやカーディガンを羽織っても
問題ありません。
授乳する部屋がない場合もありますので、
授乳ケープがあると安心ですね。

妊婦の方はレンタルが人気ですね。

四十九日を喪主の自宅で身内だけで行う場合も喪服を着るべきか

家族以外の参列者がおらず
身内のみで四十九日を自宅で行う場合は
どういった服装をしていけば
いいのか迷いますよね。

この疑問の答えは、
身内だけで自宅で四十九日を行う場合、
「平服で」と言われていなければ
準喪服で参列しましょう。

四十九日は遺族にとっても
大きな節目となる大切な日です。
失礼のない準喪服が望ましいです。
喪主側から「平服で」と言われた場合は
略喪服でも構いませんが、
あくまでブラックやグレーを基本とし
ラフになりすぎないように
注意してください。

小物やアクセサリーにも注意が必要!


喪服を着用する時には、ベルトや靴、
アクセサリーにも
気をつけなければいけません。
男女ともに、結婚指輪以外の
アクセサリーは付けないのがマナーです。

男性の場合、革製品の靴やベルトは
避けてください。
ネクタイピンをする必要もありません。

女性の場合、真珠のネックレスや
イヤリングは許容されています。
ですが、ネックレスを二重にすることは
「不幸が重なる」と考えられているので
避けましょう。
ネイルアートはしない方が望ましいですが
ジェルネイルなど
すぐにオフできない場合には、
黒の手袋を使うなどしてください。

四十九日を喪主の自宅で行う場合の服装のまとめ

四十九日は亡くなった方や遺族にとって
大きな節目となる大切な日です。
失礼にならないよう、
参考にされてください。

  • 喪服には3つの種類がある。
  1. 正喪服 和装やフォーマルウェア
  2. 準喪服 ブラックスーツや
        黒のワンピース
  3. 略喪服 黒やグレーなどの
        スーツやワンピース
  • 四十九日を自宅で行う場合は
    準喪服を着用する。
  • 「平服で」と言われた場合は
    略喪服でも構わない。
  • 子供の場合は、制服か
    なければ地味な色の普段着を着用する。
  • 乳幼児は連れて行かないのが
    望ましいが、参列する場合は
    地味な色の服を着せる。
  • 妊婦の場合は、お腹周りが
    ゆったりとした黒などのワンピースを
    着用する。
  • 授乳が必要な場合は、
    前開きのシャツなど授乳しやすい服を
    着用しても構わない。
  • アクセサリーは結婚指輪のみ。
    真珠のネックレスをする際は二重に
    巻かないように気をつける。
  • 革製品やネクタイピンは
    身につけないようにする。
  • ネイルアートはしないのが望ましい。

四十九日は、亡くなった方が
極楽浄土へ行けるか決まる大切な日です。
亡くなった方やご遺族、
そしてあなた自身が気持ちよく
送り出せるよう、その場にふさわしい
格好で参列できるといいですね。

なお、喪服をレンタルするか
購入するか迷われたら
以下の記事を参考にして下さい。

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