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直葬の場合でも香典は用意すべき?相場や渡し方まで徹底解説!

お通夜や葬儀を行わず
火葬のみを執り行う直葬
あなたは直葬の際の香典はどうすべきか
悩んでいるのではないでしょうか?

直葬は比較的新しい弔い方の形ですので
ご年配の方や家族に
直葬の香典のマナーを聞いてみても
正しい答えがわからない場合も多いですよね。

  • 直葬は香典が必要なのか
  • 直葬の香典の相場はいくらなのか
  • 直葬の香典の渡し方はどうするべきか

これらのあなたの疑問すべてを
この記事で解決致します!

なお、直葬でお坊さん便を手配される場合は、お坊さん便で戒名授与のみできる?宗派別の費用や流れを解説!の記事をご覧になってください。

直葬でも香典は必要

喪主から香典辞退の連絡がない場合は
直葬でも基本的に香典をお渡しするつもりで
用意しておきましょう。

「直葬だから香典は渡さない」
「食事等が出ないから今回は香典不要だろう」等の理由で
あなたから一方的に
香典を渡さないという判断を
してはいけないです。

しかし!
もし喪主の方から
香典辞退の連絡があった場合は
香典を渡すと逆に失礼になります。

また、事前に香典辞退の連絡がなく、
当日お渡ししようとした際に
断られた場合も同様です。

何故香典を無理矢理渡すことが
迷惑になるのかと言うと、
香典を辞退しているということは
喪主は香典返しを事前に用意していない
ことが一つの理由です。

それなのに無理矢理香典を渡してしまうと
喪主としてはお返しを用意しなくては
ならなくなるので負担になってしまします。

特に直葬の場合は比較的
喪主が香典を辞退することが多いです。
その際はお悔やみの言葉のみにしましょう。

直葬での香典金額は一般葬と同額又は少額


直葬で香典をお渡しする場合、
どれくらい包めば良いのか
金額も気になりますよね。

香典の金額は地域や故人や遺族との関係性、
自身の年齢によって変わってきますが、
基本的に直葬で包む香典の金額は
一般葬と同額か多少少額になります。

一般的な香典の金額の相場

両親 5万円~10万円
兄弟・姉妹 3万円~5万円
祖父母 1万円~3万円
友人・知人 5千円~1万円
職場関係者 5千円~1万円

しかし、多少少額になるとは言っても
私の体感としましては
親や兄弟・姉妹などの近しい方が
亡くなられた場合には
一般葬と同額を包む場合が多いです。

ちなみに、香典は4の数字や偶数になる金額を
包むことは好ましくないとされていますし、
過度に多く包むことも少なく包むことも
良いこととされていません。
そのあたりも考慮して包む金額を決めましょう。

それでももし不安なときは
一度あなたの周りの方に
いくら包むべきか相談しましょう。

直葬での香典の渡し方は2通り


直葬は小規模な人数で火葬場で行うことが多いので
受付がない場合がほとんどです。
ですので、直葬で香典をお渡しする場合は
基本的にご遺族に直接お渡しするか、
祭壇にお供えするか
2通りになります。

それぞれどのような手順でお渡しするのか
詳しく解説します。

ご遺族に直接香典をお渡しする場合

ご遺族に直接香典をお渡しする場合、
タイミングとしては火葬を開始し
火葬が終わるまでの待ち時間の間が良いです。

火葬が始まる前に香典を渡してしまいますと
ご遺族の方は火葬の準備があり忙しいので
ご迷惑になってしまう可能性があります。
なるべくご遺族が落ち着いたころに
お渡ししましょう。

また、お渡しする手順は
以下のようになります。

  1. ご遺族の前で香典をふくさから取り出す
  2. ふくさを台の代わりに香典の下に持っていく
  3. 香典の表書きがご遺族に読めるように回転させる
  4. 「この度はご愁傷様です。」など
    お悔やみの言葉と共に香典をお渡しする

ちなみに、お悔やみの言葉は
絶対に言わなければならない
訳ではありません。
何も言わずに香典をお渡ししても
マナーとしては良しとされています。
ですので、言葉が詰まって出てこない時などは
無理にお悔やみの言葉を述べなくても
大丈夫ですよ。

祭壇に香典をお供えする場合

祭壇にお供えする場合のタイミングは
ご焼香の際にお供えするのが良いです。
そして、祭壇に香典をお供えする場合の手順は
2ステップのみです。

  1. 祭壇の前でふくさから香典を取り出す
  2. 香典を祭壇にお供えする

祭壇にお供えする際に気を付けたいのが
香典の向きです。

ご遺族に直接お渡しする際は
相手の方に表書きが読めるように
香典を回転させますが、
祭壇にお供えする場合は
故人に香典をお渡しする訳ではないので
香典の表書きは祭壇側に向けず、
あなたの方に向けたままお供えしてください。

ただ、せっかく小規模でご遺族に直接香典を
お渡しする機会のある直葬でしたら
祭壇にお供えするよりは
直接顔と顔を合わせて香典をお渡しした方が
印象は良いです。

祭壇に香典をお供えすることは
マナー違反ではありませんが、
私個人の意見としましては
ご遺族に直接香典をお渡しすることを
オススメします。

直葬の香典まとめ

直葬の際の香典は金額や渡し方などが
一般葬と多少異なります。
あなたの年齢や立場を考慮し、
適切な香典を用意しましょう。

最後にまとめておきます。

直葬の香典まとめ
  • 直葬でも香典は必要だが
    香典辞退の連絡があった場合は
    無理に渡さない
  • 直葬での香典金額は一般葬と同額
    又は多少少額
  • 直葬での香典の渡し方は
    ご遺族に直接香典をお渡しするか
    祭壇に香典をお供えするかの
    2通りがある

これは直葬だけに限った話ではないですが、
香典というのは地域、家柄、宗派によっても
内容が変わってきます。

あなたの参列する直葬はどのような
香典のしきたりがあるのかを
必ず事前に確認しておくようにしましょう。

なお、直葬に参列するときの服装については
下記の記事を参考にしてください。

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