お仏壇の面倒を見る人が
いなくなってしまい、
処分したい。
もしくは、引っ越し先に
仏壇を移動させたい。
この記事をご覧になっているあなたは
きっとこうしたケースに
当てはまるのでしょう。
お仏壇の処分や移動の際に
大事な法要が「魂抜き」です。
魂抜きというのは、
仏壇を処分したり移動したりする際に
必要な法要です。
宗派によって言い方の違いがありますが、
こうした儀式を行うときのマナーは
どの宗派でも共通です。
仏壇を気持ちよく処分・移し替え
するために、
ここではそんな魂抜きの際の
服装のマナーについて
ばっちり紹介します!
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仏壇の魂抜きの際は喪服でなくて良い
仏壇の魂抜きで必ず
喪服を着なければならないという決まりは
基本的にはありません。
平服でまったく問題ありません。
しかし、「平服」という言葉は
なかなか難しいものですよね。
やはり「どんな服装でも構わない」
というわけではなくある程度の
マナーを持った服装をすることが
大切です。
ここからは、安心して服装の準備ができるよう、
細かいところまで説明していきます。
仏壇の魂抜きの際、平服はOKだがカジュアルな服装はNG
「平服」とはいっても、
やはり魂抜きは「法要」であり、
宗教的なセレモニーなので、
あまりカジュアルすぎる格好は
好ましくありません。
黒やグレー、紺を基調とした、
シンプルな服装が無難です。
男性はダークスーツなら間違いありません。
女性もそのような色の
ワンピース、アンサンブル、
スーツ(スカート、パンツ)ならOKです。
しかし、普段あまり黒やグレー、紺の
シンプルな服は着ない
という方もいらっしゃるでしょう。
実は今私の部屋にある服を
一通り見てみたのですが、
「黒やグレー、紺のシンプルな服装」
に当てはまる服が
一つも見当たりませんでした!
こうした私のような方は、
ぶっちゃけ、普段着ないような
服を選んで新しく買うより、
喪服の方がありがたいですよね。
仏壇の魂抜きでは喪服を着てOK?
はい、もちろん「喪服を着てはいけない」
という決まりもありませんので、
すぐに準備ができるのならば
喪服を着て臨めば大丈夫です。
世の中では
「丁寧であれば丁寧であるほどいい」
と言われることが多いですし、
自分の「平服」に自信がない方には、
むしろ喪服を着ることをおすすめします。
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アンサンブルがどんなシーンでも役立ちます。
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仏壇の魂抜きの際の服装のタブーは?
これは当たり前かもしれませんが、
やはり派手な色をした服や
派手な装飾のついたような服は
NGと考えておいた方がいいです。
また、ジーンズはなるべく
ほうが良いでしょう。
やはり法要というセレモニーの
場にとって、
こうした格好は
カジュアルすぎると考えられます。
喪服であればこうしたことに気を付ける
必要はありませんが、
平服の場合は、
場違いにならないよう
注意しましょう。
こういった点から考えても、
普段カジュアルなものしか着ない
タイプの人は、
喪服を着ておいた方が
無難だと言えるでしょう。
仏壇の魂抜きには誰が参加するの?
服装の問題を考えるとき、
やはり気になるのは、
「どんな相手に見られるか」
ですよね。
仏壇の魂抜きに参加するのは、
基本的には魂抜きの儀式を行ってもらう
お坊さんと、身内のみです。
トラブル回避のためにも
親戚に一言連絡を
した方がいいですが、
親戚にまで来てもらう必要は
ありません。
身内だけで、来てもらうお坊さんも
普段から付き合いがある方なら、
服装についてもあまり気を張らず
安心して準備することが
できそうですね。
身内に気軽に相談できるなら、
「黒とかグレーの服は持ってる?」
「持ってないなら喪服で!」
というように事前に相談して、
なるべく服装をそろえた方が
いいでしょう。
場合によっては
親戚の方も参加したいと
言われることがあるかもしれませんが、
そういう場合も、
できる限り服装は揃えた方が
いいでしょう。
やはり1人だけ違う服装だと
居心地が悪いですし、
ほかの人から見ても、
気になってしまう可能性があります。
仏壇の魂抜きに数珠や特別な持ち物は必要?
仏壇の魂抜きの際は、
お坊さんにお経を読んでもらう
ことになりますので、
数珠が必要です。
その他にもお坊さんに渡すお布施や、
お坊さんがお経を読むための道具一式が
必要になります。
服装の準備と並行して
こうした準備も整えておくよう
気を付けましょう。
仏壇の魂抜きの際の服装まとめ
魂抜きの際は平服でもOKですが、
シンプルなものにしましょう。
喪服でも構いませんので、
不安な方は喪服を着るのが
無難です。
- 仏壇の魂抜きは落ち着いた格好の平服でOK
- 黒かグレー又は紺基調のシンプルな服装がベスト
- 魂抜きの際は喪服を着ても構わない
- 派手な服装やジーンズは控えた方がいい
- 魂抜きに参加するのはほぼお坊さんと身内のみ
- 魂抜きの際には数珠の準備も忘れずに
仏壇の魂抜きに参加するというのは、
恐らく一生に一度ぐらいの
滅多にない機会です。
だからこそ、しっかりとした服装で
臨みたいものです。
いくら身内だけだからといっても、
服装がないがしろでは
せっかく儀式を行って
仏壇を供養してもらう
意味が半減してしまいます。
お坊さんに家まで来てもらうのですから、
なおさらですね。
私や私の身内のように
普段は服装にあまりかまわないような
方でも、
やはりこういう場合は、
服装についてしっかり相談を
しておくべきですね。