お葬式に参列する際、ピアスをつけたいけれど、マナー違反になるのかな?と悩むことありませんか?
私は、普段からピアスが好きで、ほぼ毎日つけています。
以前、祖父の葬儀の際、ピアスをつけたいけれど、つけても問題ないかな、どんなピアスならマナー違反にならないかな、と悩んだことがあります。
今回は、同じ様に悩んでいるあなたのために、お葬式にピアスをつけても良いかと、マナー違反にならないピアスの選び方を解説していきます。
【洋装の場合】お葬式にピアスをつけても問題はない
洋装の場合は、基本的には、お葬式にピアスをつけても問題ありません。
ただ、シンプルであまり目立たないピアスを選ぶ必要があります。
それでは、どんなピアスを選ぶと良いでしょうか・・・?
お葬式でピアスをつけるなら真珠が一般的
葬儀で身につけるアクセサリーは真珠が一般的です。
ネックレスもそうですが、真珠のアクセサリーを身につけている人が多いですよね。
なぜ、真珠かというと、真珠は別名「月の涙」や「涙のしずく」とも呼ばれており、真珠は宝石の中でも控えめなので、葬儀の場でも身につけても良いと考えられています。
そして、イギリスのエリザベス女王がチャーチル元首相の葬儀(1965年)の際に、真珠のアクセサリーを身につけたことから一般的に広まっていったとも言われています。
この経緯は私も知りませんでした。
元々明確なルールがあったということではないのですね。
真珠以外のピアスをお葬式につけるのはNG?
真珠が選ばれるのが、一般的になっていますが、では、真珠以外のピアスは身につけたらいけないのでしょうか・・・?
真珠以外にも、「オニキス」、「黒曜石」、「ジェット」も問題ないです。
あまり聞きなれないかもしれませんが、どれも漆黒の宝石です。
ただし、光り輝くダイヤモンドは避ける必要があります。
日本の葬式だとアクセサリーは真珠だけ、でも香港はゴールドはやはり身につけないとはいえ、ダイヤモンドつけてる人もたくさんいる。
— Seeker@香港 (@MrsYuriWong) June 6, 2014
国によって、考え方や習慣は異なるのですね。
日本では、ダイヤモンドは避けるべきですので、注意して下さいね。
真珠のデザインや大きさなどにも注意!
真珠やオニキス、黒曜石、ジェットであれば、身につけても問題ないことをお伝えしました。
ただ、これらのピアスならどんなものでも良いという訳ではありません。
大きさや色などにも注意して選ぶ必要があります。
それでは具体的にどのようなピアスが良いでしょうか・・・?
まず、基本は土台に1粒ついたシンプルな直結タイプです。
金具部分が正面から見えないものを選んで下さい。
金具部分は、ゴールドではなく、シルバーカラーが良いです。
耳から垂れ下がる、揺れるデザインはNGです。
真珠の色は、白、黒、グレーを選んで下さい。
真珠の大きさは7〜8mmが理想です。
小さすぎるとカジュアルな印象になりますし、大きすぎると派手になってしまうので、この大きさがベストです。
また、ネックレスをつけるのであれば、ピアスもつけるととても華やかな印象になりますので、どちらかで良いでしょう。
ピアス(もしくはイヤリング)とネックレスをセットで販売しているケースも多いですが、婚礼の場合は、両方つけても良いですが、葬儀の場では、どちらかにするのをおすすめします。
私は、大きくて存在感のあるピアスやネックレスが好きで、普段はよく身につけています。
お葬式の時もついいつもの感覚で、色々身につけたくなってしまいますが、お葬式はオシャレをする場ではなく、あくまで故人を偲ぶ場。
アクセサリーは控えめにするのがマナーですので、あなたも気をつけて下さいね。
冠婚葬祭のルールとかってある程度年齢いってるなら知らないといかんと思うんだよね 葬式なら黒いネクタイで派手なアクセサリーは避けるとか、結婚式で白いドレスは避けるとか 誰に教わらなくても知らなければならないことであると思うんだけど… それを知らないのを恥ずかしいと思わないの?
— ヤスゴンビール野郎@奉祝月間 (@yasugon9_sas) November 21, 2012
基本的なマナーやルールを知らないと、恥をかいてしまいます。マナー違反にならないよう参考にして下さいね。
【和装の場合】お葬式にピアスはつけないのがマナー
和装の場合は、結婚指輪、婚約指輪以外はアクセサリーはつけないのが基本です。
元々の日本の文化では、葬儀の場では着飾らない、アクセサリーはつけないという考えです。
そのため、ピアスもつけないのがマナーです。
和装と洋装ではマナーが異なりますので、注意が必要です、
お葬式で使えるおすすめのピアス
それではお葬式で使えるおすすめのピアスをご紹介します。
私は、祖父の葬儀の際、派手なピアスしか持っていなく、母に借りました。
ピアスはつけなくでも問題ありませんが、つけたいという場合はぜひ参考にしてみて下さい。
また、せっかく購入するのであれば、葬儀の場だけでなく、お祝い事や普段使いもできるものを選ぶことをおすすめします。
↑シンプルで上品なあこや真珠のピアス。結婚式や入学式などお祝い事にも使えますね。
↑真珠以外でお探しの方におすすめは、漆黒の宝石「ジェット」のピアス。
落ち着いた印象になります。カジュアルに普段使いもできます。
お葬式にピアスをつけても良いかのまとめ
お葬式にピアスをつけたいけれど、どんなピアスが良いか悩んでいるあなた、ぜひ参考にしてみてください。
- 【洋装の場合】お葬式にピアスをつけても問題はない
- お葬式でピアスをつけるなら真珠が一般的
- 真珠以外のピアスをお葬式につけるのはNG?
- 真珠のデザインや大きさなどにも注意!
- 土台に1粒ついたシンプルな直結タイプ
- 耳から垂れ下がる、揺れるデザインはNG
- 真珠の色は、白、黒、グレー
- 真珠の大きさは7〜8mmが理想
- ネックレスをつけるならピアスは控える
- 【和装の場合】お葬式にピアスはつけないのがマナー
- お葬式で使えるおすすめのピアス
洋装の場合は、お葬式にピアスをつけてもマナー違反にはなりません
シンプルであまり目立たないピアスを選ぶことが大切
「オニキス」、「黒曜石」、「ジェット」も問題ない
光り輝くダイヤモンドは避けるべき
和装と洋装ではマナーが異なるので注意
葬儀の場だけでなく、お祝い事や普段使いもできるものを選ぶと良い
洋装の場合は、ピアスをつけても問題ありませんが、あまり派手にならないよう気をつける必要があります。
アクセサリーが好きだと、色々と身につけたくなってしまったり、他の人とは異なる拘りのものを選びたくなったりしますよね。
ただ、お葬式では目立たないことがマナーです。
大切な故人との最後のお別れの場。
マナーを守り故人に失礼のない恰好で参列してくださいね。
なお、お葬式時のアクセサリーについて、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。