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葬式でのネイルマナー!よくある爪の隠し方はデメリットばかり!?

近年は女性の社会進出もあり
職種によってネイルが出来ないことも
増えましたよね。

けれど
だからこそ休日にはネイルを楽しむ!
という方もいらっしゃるでしょう。

ところがそんな時に限って
急な葬式のお知らせが!

ネイルをつけたままは良くない
とは聞くけれど
実際にはどうすればいいの?

今回はそんな
突然の葬式でのネイルマナーについて
まとめました。

葬式は基本的にネイルを落として参列する

葬式 数珠

まずは大前提として
葬式はネイルを落として参列します。

葬式の連絡を受けてから
参列までに時間があるなら
是非ネイルサロンでオフしてください。

その際に、行きつけのお店であれば
葬式なのですぐに対応してもらいたい
と伝えてください。

どうしても予約が取れない場合や
お店に行く時間がない場合は
自分で落とすのも良いでしょう。

ただし
ジェルネイルの場合など
セルフで落とすことで
自爪を痛めるケースもあります。

自分で落とす場合は
焦って無理やり落とさないよう
気を付けましょう。

葬式参列時のあなたの立場によってもネイルマナーは異なる

ネイルのマナーは
葬式におけるあなたの立場にも
左右されます。

喪主やその近親者の場合

まず葬式で最も重要な立場
喪主や近親者の場合。
この場合は
必ずネイルを落としましょう、
というのが一般的なマナーです。

でもそれって
少しおかしな意見だと思いませんか?

喪主や近親者は
他の参列者よりも忙しく
時間の余裕もありません。
そして何より
親族を亡くしたばかりで
精神的な余裕もないでしょう。

家族を失い涙を流して悲しんでいる人に
葬式のネイルマナーがどうかなんて
どうでもいいことですよね。

喪主や近親者の場合でも
ストーンが沢山ついていたり
遠くからでも目立つど派手な色なら
落とす必要があります。

ですが
目立たないデザインや落ち着いた色なら
手を軽く握るなどして
手元をできるだけ晒さないように
振る舞えば良い
のです。

参列者の場合

喪主や近親者と違い
時間的、精神的余裕もある参列者
ネイルは落とすべきです。

ですが
葬式会場が遠方の場合や
仕事の後で直接弔問に行く場合など
ネイルを落とす時間がない場合も
あるかもしれません。

そういった場合は、やはり
ネイルを隠すしかないのでしょうか?

次に一般的によく聞く
ネイルの隠し方について
検証していきます。

一般的なネイルの隠し方は欠点だらけ!?

ネイルの隠し方とは
簡単に言うと
指先を隠すことです。

その手段はいくつかありますが、
実はどれもデメリットが目立ちます。

上から別のカラーを塗る

派手な色のネイルなら
コンビニなどで売っている
マットなピンクやベージュのカラーを
上から塗ってしまえばいい!

残念ながら、この方法には
デメリットが3つもあります。

  1. 元のネイルの色が濃いと
    一度塗っただけでは隠れない
  2. ストーンなどの飾りをつけている場合
    そもそも上から塗ることができない
  3. 乾くまで時間がかかる

また、上記のデメリットをクリアしても
上からカラーを塗ってしまうと
葬式の後で
元のネイルに戻せなくなるかもしれません。

ジェルネイルの上に塗った場合は
アセトンフリーの除光液で落とせば
大丈夫と言われています。
ですが、
絶対に元のネイルが痛まない
とは言いきれません。

以上のことを踏まえると
時間をかけて別の色を塗るくらいなら
ネイルを落とした方が
よっぽど現実的
です。

参考までにアセトンフリーの
除光液を載せておきます。

ネイルシールや絆創膏を貼る

簡単にネイルを隠す方法として
挙げられるのが
ネイルシールや絆創膏を貼ることです。

ネイルシールとは
ネイルカラーの代わりに
爪に貼って楽しむものです。

これにも
やはりデメリットがあります。

ネイルシールのデメリットは、
先ほどの
上から別のカラーを塗る場合と
同じです。

シール自体が薄い場合は
上から貼っても色を隠しきれません。
また、ストーンなどの
飾りをつけていると
貼ること自体が難しい
です。
貼り慣れていないと
綺麗に貼れないかもしれません。

そして絆創膏。
簡単に手に入り、使いやすそうですよね。
けれど
ネイルは普通全ての指にしています。
全ての指先に絆創膏を巻いている人は
ネイルをしている人よりも
ずっと目立つと思いませんか?

絆創膏を使用する場合は、
片手につき2枚が限度でしょう。

黒手袋をつける

一般的なサイトでは
ネイルを隠すのに
最もすすめている方法

黒手袋です。

ところが
本当は最もお勧めできないのが
この方法です!

あなたは今まで
葬式で黒手袋をしている方を
見かけたことはありますか?

よく見かける!と答えられた方は
黒手袋をつけても良いでしょう。
ですが
今まで黒手袋をしている人を
見かけたことがないのであれば
つけない方が良いです。

本来、黒手袋を葬式につけていくのは
西洋の風習です。
カトリック教徒の女性が
黒ベールと黒帽子で参列するときに
一緒に使用するのが黒手袋なのです。

マナー的には問題ないからと
ネットで黒手袋が紹介されていますが、
要するに日本の葬式で
黒手袋をしている人は
私は今、派手なネイルを隠しています!
と大きな声で宣伝している
ようなものです。

とてもおすすめはできません。

指の爪だけを隠したいのに、
手全体を真っ黒な布で覆ったら
ネイルなどよりも
ずっと目立つと思いませんか?

葬式参列時のネイルは結局落とすしかない!

結局のところ
ネイルを隠す最良の方法はありません
どんな手段を用いても
結局は悪目立ちするだけなのです。

別の色を塗っても綺麗に隠れない
上から何かを貼っても目立つ
ましてや黒手袋なんて・・・

あなたはそんな付け焼刃な手段で
手元を醜くしたいのですか?

派手なネイルは
やはり落とすのが一番
です。

日頃からネイルをしている方は
いざという時のために
ネイルを落とすための道具を
用意しておきましょう。

以下のような除光液で落とすのが基本です。

葬式でのネイルマナーまとめ

インターネットで検索すると
様々なネイルの隠し方が
紹介されています。

その方法は
確かにマナー違反ではありません
けれど
現実的な方法か、と聞かれたら
首をかしげるものばかりでした。

以下に記事をまとめます。

葬式でのネイルマナーまとめ
  1. 葬式は基本的にネイルを落として参列する
  2. ・サロンで落としてもらう
    ・時間がなければ
    自分でネイルを落とす

  3. 葬式参列時のあなたの立場によってもネイルマナーは異なる
  4. ・喪主やその近親者の場合は
    時間的・精神的余裕がない
    ・派手なものであれば
    できるだけ落とす
    ・余裕がなければ
    そのまま参列する

    ・参列者の場合は
    時間的にも余裕があるので
    ネイルは落としてから参列する

  5. 一般的なネイルの隠し方は欠点だらけ!?
  6. ・ネットで紹介されている方法は
    様々なデメリットがある

    • 上から別のカラーを塗る場合
    • ・時間がかかる
      ・隠れないこともある
      ・元に戻せないことがある

    • ネイルシールや絆創膏を貼る
    • ・隠れないことがある
      ・上手く貼れないことがある
      ・絆創膏は数が多いと
      不自然になり目立つ

    • 黒手袋をつける
    • ・日本の葬式では
      黒手袋の習慣がない
      ・手袋をすることで
      ネイルよりも目立つことになる

  7. 葬式参列時のネイルは結局落とすしかない!
  8. ・ネイルを隠す方法は
    手元を醜くする原因になる
    ・普段からネイルをする人は
    ネイルを落とすための道具を
    常備しておく

葬式に参列するときに
ネイルをしているとマナー違反だ
と言われると
どうしたらいいのか困りますよね。

けれど
爪を隠す方法を選ぶ時は
慎重に考えてください。

安易に
ネットに書いてる方法だから大丈夫
と考えると
余計に目立って恥をかくことにも
なりかねません。

隠すのか、落とすのか、
何が自分に一番あっている方法か
をよく見極めましょう。

なお、お葬式でのメイクについては、
以下の記事を参考にして下さい。

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