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葬式と結婚式が重なったときの対処法は?知らないと非常識!?

結婚式は挙式の二カ月前位に招待状が
届きますが、お葬式は突然やってきます。

ですので、
葬式と結婚式の日にちが重なる
ということが起こりえます。

私も友人の結婚式を楽しみにしていたのに、
急に祖母が亡くなり、
結婚式をキャンセルした経験があります。

そんなとき、どのように対処するのが
適切なのかについて解説いたします。
知らないと非常識だと言われかねませんので
わきまえておきたいものです。

葬式と結婚式が同じ日に重なったらどちらを優先すべき?

一般的には、
結婚式よりもお葬式を優先します。

結婚式を挙げる新郎新婦には
式のあとも会ってお祝いを伝えられます。
そのため、故人との別れを優先します。

しかし、同じ日でも時間がずれていて
両方出席できる場合は
それも良いとされています。

相手との関係性による優先順位は?【重要】


また、相手との関係性によって
優先順位が変わってくるでしょう。
考えられる細かいパターンを紹介いたします。

親族の結婚式と知人の葬式の場合

基本的には、親族>知人です。
今後、長い付き合いになる方を優先します。

ただ、親族といっても
なかなか会う機会がない親族もいるでしょう。
とてもお世話になった知人の
お葬式と重なってしまった場合は、
家族と相談してどちらに出席するか
決めるのがよいでしょう。
つまり、自分にとって大事な人を優先する
というのが基本の考え方となります。

親族の葬式の後、友人の結婚式に行ってもいい?

一般的には、「喪が明けてから」
という考え方が多いようです。
喪中期間中はできるだけ結婚式への
出席は控えたほうが良いでしょう。

しかし最近では、
四十九日を過ぎれば出席してもよい
という考え方が増えてきています。

ただし、結婚式を挙げる友人が
「四十九日の忌中期間でも
どうしても出席してほしい!」
という考えで、
あなたの心の整理がついていたら
出席しても良いでしょう。
故人をなくした悲しみが癒えないときは
無理に出席しなくてもいいと思います。

葬式と結婚式が重なった場合の断り方


葬式と結婚式が重なってしまったら、
どのようにして断ればよいでしょうか。
行けなくなったことが分かった時点で、
できるだけ早めに口頭で連絡をしましょう。

葬式と重なった結婚式を断る場合

結婚式は事前に出欠をとりますよね。
急にお断りすることになった場合は、
その場では相手に葬式と重なったことは
話さず、やむを得ず欠席となる旨を
お話しましょう。
祝い事の準備中の方に、不幸な話をして
気を使わせたくはないですものね。

急に料理や引き出物の準備の関係上
式が終わって落ち着いてから、
ご祝儀は出席する際と同じ金額を
渡しましょう。
そのときに、葬式と重なったことを
話せばわかってくれるでしょう。

結婚式と重なって葬式に行けない場合

知人の葬式に行けないときは、
式が終わってからお悔やみを
持っていきましょう。
結婚式と重なって行けなかったなどとは
わざわざ口にすることはないですね。

喪中期間中に自分の結婚式は挙げてもいいの?

前記したように一般的には、
喪中期間中は結婚式は控えたほうがいい
とされています。
できるならば、結婚式を延期しましょう。

私の弟が結婚式を計画しているとき、
私の祖父が亡くなりました。
結婚式は親族だけでハワイで計画を
していたので、キャンセルができず、
喪中期間でしたが結婚式を行いました。

最近では、忌明け(四十九日以降)をすれば結婚式をしてもいい
という考えもあります。

結婚式は急なキャンセルや延期も難しいです。
招待客のことも考え、喪中期間であっても
挙式してしまう方もいるようです。

故人も結婚式を挙げることを
楽しみにしていた場合などは、
結婚式をしたほうが故人も喜んでくれる
かもしれませんね。

葬式と結婚式の服装は一緒でも大丈夫?


男性の場合、
黒い礼服に葬式のときは黒ネクタイ、
結婚式には白ネクタイというのが常識です。
女性の場合も、
喪服のワンピースにコサージュなどを
つければ服装が一緒でも問題はないようです。

しかし、葬式の直後に結婚式に出席する場合、
お線香のにおいがするので、
私は服装は別にするのが良いと思います。

葬式と結婚式が重なった場合のまとめ

葬式と結婚式が重なった場合、
どのように対処するのが適切なのか。
まとめておきます。

  • 葬式と結婚式が重なった場合は、葬式を優先する。
  • 同じ日に時間的に両方出席できる場合は
    両方出席するのも良い。
  • 知人と親族では、親族を優先する。
  • なかなか会わない親族の場合は家族と相談し、
    自分の大切な人を優先する。
  • 葬式の後に結婚式をする場合、
    できれば喪が明けてからが望ましい。
    ただし、最近は忌明けすれば出席してもよい
    という考えもある。
    キャンセルが難しい場合、挙式しても構わない。
  • 葬式と結婚式の服装は同じでもよい
    とされるが、別のほうが好ましい。

葬式と結婚式はどちらも一生で一度の
大切な冠婚葬祭です。
どちらかに参列する場合、
後悔のない選択をしたいですね。

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