葬式 PR

家族葬に参列する?しない?同じ職場の方の家族葬なんですが…

最近は故人や遺族の希望で
家族葬を行うケースが増えていますね。

私が就職した頃はもうすでに
家族葬が主流になっておりました。
最近では、家族葬の知らせを
職場で受けることもあります。

そんな時私は、
家族葬なのだから参列しないのが当然
だと思っていました。

ところが、職場では
家族葬でも参列するのが当たり前!
と考える年配の社員もおり、
え!家族葬でも参列するの?
と判断に迷ったことがあります。

今回は、同じ職場の方が
家族葬をされる場合、
あなたは参列すべきか、否か。

その点について
私の体験談を交えながら解説いたします。

家族葬の場合は参列しないのが基本

家族葬は家族や親族が中心になって
葬式を執り行うものであり、
通常一般参列はお断りしているものと考えます。

親しい人たちに
ひっそりと見送られたい、
静かにお別れしたい。
それが家族葬における
喪主の意思または故人の遺志です。

家族葬でも、職場では「参列するべき」
と強要する人もいます

私の職場には
家族葬でも絶対参列するべきだ
と強要する人がいました。
私もその言葉に従って
葬式に参列してしまったことがあります。

ところがいざ参列すると
ご遺族が困った顔をしていたのです。
その表情を見たときはじめて
私は自分が非常識なことをしてしまった
と気づきました。

葬式は頻繁にあるものではありません。
マナーについても、
自分から勉強しようとしなければ
わからないままですよね。
当時の私もそうでした。

私のように恥をかかないよう、
家族葬は参列しないのが基本
ということは
是非覚えておいてください。

家族葬の連絡が職場にあった場合はこうする

参列しても問題ない場合
・訃報連絡を直接または電話で受けた
・葬儀場所や日程の詳細が記載された書面が届く

参列は遠慮すべき場合
・訃報連絡を直接受けていない
・書面が届いても葬儀の情報が一切記載されていない

訃報連絡の内容によっては
判断が難しい場合があります。

私の場合は職場の連絡網で人づてに
連絡を受けたり、
ホワイトボードの日程表に
いつの間にかひっそりと
書いてあったり、
社内放送でアナウンスされたりと
そんな連絡手段もあるんだと
驚き、非常に困りました。

そんな時は以下のポイントを
抑えておけば大丈夫です!

・職場の人たちと相談する
・喪主に連絡をして確認する
・葬儀社や葬儀場に一般会葬を設ける予定があるか問い合わせる

SNSでの訃報発信はOK?それともNG?

答えはNGです!

発信してOKなのは本人または本人から
依頼を受けた場合のみです。

社員同士がSNSで繋がり、
活用している職場が多くあります。
特に家族葬の情報など
勝手に発信してしまうと
トラブルの原因になってしまいます。

私の後輩が上司のお身内の
家族葬の情報をTwitterで呟いた上に
LINEのグループトークにも
勝手に知らせてしまったことがあります。

SNSを通じて訃報情報を知った人が
続々と参列しに行ってしまい、
上司に迷惑をかけていました。

故人にお世話になった場合など、
たくさんの人に知らせたい
気持ちは分かりますが
ご遺族のことを考えて
グッと堪えるのが一番です。

香典は職場の意向に従う

職場の規定通りにするのが
間違いありません。
規定がない場合は
勝手に行動するのではなく、
必ず話し合って決めましょう。

・後日、出社した際に渡す
・参列する代表者がまとめて持って行く
・香典を辞退する申し出があった場合は用意しない

私の職場は規定がなかったため、
それぞれの判断で渡していました。

そのため、当事者には
大変な迷惑をかけてしまいました。
例えば、香典を辞退してるのを
知らずに渡そうとしてしまったりしました。

話し合いをして
毎月集めている親睦会費から
香典を出すことに決まった時は
もう自分で悩まなくて
いいのだとホッとしました。

ご遺族の意向を尊重するのも忘れずに!


社会人として、マナーを守った
正しい対応をしたいですね。
ご遺族の意向を知りながら
迷惑をかけてしまうのはありえません。


香典を渡して弔意を示したい
気持ちは分かりますが、
このように困らせたくはないですよね。

故人と面識があり弔意を表したい場合

当日
・弔電を送る(NTT、インターネット)
・弔花、お供え花を葬儀社に直接依頼をする

後日
・お悔やみのお手紙を添えて香典を送る
・自宅へ弔問をする

故人と職場の方や
職場の家族参加OKのイベントを
通して仲良くなった場合などが
ありますよね。

私は同僚のお母様と趣味が合い、
同僚を通して
アイドルグループのライブDVDを
貸し借りしていました。

直接お会いしたことはありませんが、
LINEでライブ情報のやり取り
をするなど大変お世話になりました。

亡くなったと知らせを受けた時、
同僚からは家族葬のため参列を
遠慮してほしいと申し出があったため、
落ち着いたころに弔問をさせて
いただきました。

弔電、弔花、香典全てを
辞退している場合もあるため
必ず確認してから行動して下さい。

同じ職場の方の家族葬に参列すべきかのまとめ

今回は同じ職場の方が家族葬を
行う場合のあなたの対応方法
について私の体験談を元に
お話しました。
最後にまとめましょう。

あなたの対応方法まとめ
  1. 直接お願いされない限り参列は遠慮するのが基本
  2. 喪主の意思または故人の遺志を尊重し、参列は遠慮する

  3. 家族葬の連絡があった時の判断方法

  4. 参列しても問題ないパターン

    ・訃報連絡を直接または電話で受けた
    ・葬儀場所や日程の詳細が記載された書面が届く

    参列は遠慮すべきパターン
    ・訃報連絡を直接受けていない
    ・書面が届いても葬儀の情報が一切記載されていない

    判断が難しい場合
    ・職場の人たちと相談する
    ・喪主に連絡をして確認する
    ・葬儀社や葬儀場に一般会葬を設ける予定があるか問い合わせる

  5. SNSでの訃報発信はOK?それともNG?
  6. 答えはNGです!
    発信してOKなのは本人または本人から依頼を受けた場合のみ

  7. 香典は職場の意向に従う
  8. 職場の規定通りにするのが間違いない

  9. 故人と面識があり弔意を表したい場合
  10. 当日
    ・弔電を送る(NTT、インターネット)
    ・弔花、お供え花を葬儀社に直接依頼をする

    後日
    ・お悔やみのお手紙を添えて香典を送る
    ・自宅へ弔問をする

職場で急な家族葬の知らせは
誰しもが戸惑います。
もちろん、家族葬を行う当事者も
例外ではありません。

あなたは当事者の気持ちを一番に考えて
行動しなければなりません。
当事者は会社を休み、葬儀前後の
準備でとても忙しい状況に
置かれているため、
同じ職場のあなたが迷惑をかけるなど
絶対にダメです。

失礼がないよう、
社会人としてのマナーを
心掛けながら、
ベストな対応をしたいものです。

「喪主24時」の人気記事
関連記事はこちら