お墓

【永代供養のトラブル例と回避術】親族やお寺に何を相談し確認すれば良い?

核家族や少子化の影響もあってか、
今や、亡くなる人の4割が行っている
という終活。その中で
「お墓参りをしてくれる人もいないし」
「子供や孫に迷惑をかけたくないから」
等の理由で、永代供養の契約
する方が多くなってきています。

しかし永代供養を選択したことで、
さまざまなトラブルが起きているのを
ご存知ですか?今回は
永代供養で起こり得るトラブル例とそれを
回避するための方法をご紹介し、具体的に
親族やお寺に何を相談し確認すれば良いかを
解説してまいります。

【永代供養のトラブル例と回避術】親族に何を相談し確認すれば良い?


あなたが決めたことに
みんなが賛成してくれるというのは
思い込みです。
言わなくても分かってくれるというのも
思い込みです。

たとえ血の繋がった
親子兄弟姉妹であっても、
故人に対する思い、お墓に対する
考え方、お金に関する考え方など、
違って当たり前です。
あなた一人で決めず、みんなに相談して
無用なトラブルを回避しましょう。

実は私の祖母も勝手に決めてしまった
一人です。なんと祖父の三十三回忌の
時に話を聞かされました。

自身ももう準備をする歳だけど、
みんな散り散りに
新しい生活をしていて、
お墓参りやお墓の維持などの
負担をかけたくない、と思ってのこと
だったようです。

ところが責められると思っているのか、
「永代供養にする」と言ったきり、
祖母は何も話さず、施設がどこか、
どんなところか、いつ合祀されるか、
私たちが金銭面で負担するものは
あるか、わからない事だらけです。

遺族が知らずに埋葬してしまう

せっかく決めた永代供養も、遺族が
知らなければ手の付けようが
ありません。
費用も無駄になってしまいます。

あなた一人で決めてしまったのなら、
場所や費用、施設の決まり、合祀の時期
など、すべての家族に書類の場所と共に
伝えておきましょう。

私も祖母からしっかり話を
聞いておきます。

親族が費用を負担してくれない


お墓を建てる時と比べて比較的
安価で済む永代供養ですが、
安いといってもあなた一人で
勝手に決めてしまっては快く費用を
負担してくれません。

あらかじめ永代供養にした場合の
費用分担についても話し合いましょう。
勝手に決めてお金を出せというのは
乱暴すぎます。

お墓がなくなることに反対される

お墓参りをしたいという信心深い人は
たくさんいます。
永代供養では最終的に合祀されて
しまいますが、三十三回忌など、
その時期はある程度決められています。

あらかじめいつまでならお墓にお参り
できるのか納得できるように
説明しておきましょう。

お骨が取り出せなくなることに反対される

将来お墓を作りたくなったときに
お骨を取り出せないと困る

ということがあります。
合祀の前であれば取り出せる場合も
あるので、いつまでなら取り出せるのか
確認して、その間に決めるように、
話し合っておきましょう。

故人を身近に感じていたいのであれば、
今では故人のお骨をペンダント等
アクセサリーにするサービスもあるので
活用してみるのも一つの手です。

合祀や永代供養に反対される

義理や建前などを気にする人や、
気持ちの問題で納得いかないという人も
います。

なぜ永代供養にする必要があるのか
事情を説明しましょう。
お墓の維持の問題やお墓参りの
出来る頻度、あるいは
永代供養のメリットも伝え、
納得のいくよう話し合いましょう。

施設の場所に反対される

駅からの距離、駐車場の有無等、
人の都合は様々です。
すべての人に都合のいい場所はなかなか
ありません。
できるだけみんなが納得できるように
話し合っておきましょう。

【永代供養のトラブル例と回避術】お寺等に永代供養の契約内容を確認する


契約内容をよく確認しておかないと
こんなはずじゃなかったということに
なりかねません。わからないことは
全て聞いておきましょう。
施設もきちんと見学しておいた方が
いいです。

合祀されてしまう

永代=永遠ではありません。
施設でもお寺でも、スペースは限られて
いるので一定年数経過後は合祀されて
しまいます。

契約時点で、いつ合祀されるのか、
確認しておきましょう。

合祀後も共同供養はしてもらえますので無縁仏にはなりません。
個別の供養が永遠ではないということです。

お骨が取り出せない

合祀されれば、遺骨の判別が
つかなくなるので、後から
別の寺院に移したり、取り出したり
ということができません。
きちんと理解しておきましょう。

永代供養墓によっては最初からお骨が取り出せないものもあります。
どのタイプなのか確認しておきましょう。

お墓参りの日時が限られている

屋内型の施設の場合24時間開いている
ところばかりではありません。
お参りできる日時が限られている
ことがあるので、契約前に
確認しておきましょう。

維持管理費、会費などがかかる

永代供養とは別に法要料がかかる
ところがほとんどです。
永代供養料、法要料、その他
必要な経費
が発生しないか、確認して
おきましょう。

【永代供養のトラブル例と回避術】永代供養先のお寺等を確認する


経営母体が寺院であることは多い
ですが、自治体や民間業者である
こともあります。
細かなところで違いがありますので
よく確認しておきましょう。

檀家になる必要がある

寺院が経営母体である施設ではその
檀家になることが条件
である場合があります。檀家になると、
檀家料や寄付を要求されたりする
ことがあるので、確認して
おきましょう。

また、地域によっては季節ごとに
行事が催され、参加要請があるかも
しれません。
参加できるのであればいいのですが、
子供に負担をかけさせたくないから
永代供養にしたのにお金も時間もかかる
というのでは本末転倒です。 

倒産してしまう

前提として、霊園の管理者には
あらかじめ倒産しにくいと判断
された経営主体が運営しています。

しかし万が一、倒産してしまった場合、
お墓の販売権は他の経営団体へ
譲渡されます。ですので
お墓がなくなるということは
ありません。

ただし、それまでの経営主体が
倒産したことによって永代供養の契約は
解除される場合があります。この場合、
それまで払ってきた供養料などは、
戻ってくる見込みはないでしょう。

全く知らないよりは調べて安心して
おきたいですね。

菩提寺に相談し確認する


もともと寺院墓地にあった
ご先祖のお骨を永代供養に出す場合、
墓じまいと同時に、これまでお世話に
なったお礼に、寺院に離檀料を
支払う必要があります。

一般的に3~5万円程度ですが、中には
高額な請求をされる場合があります。
そんな時は、「これで精一杯です」と、
こちらの常識的な金額を提示し、
納得してもらえるよう、話し合う必要が
あります。

【永代供養のトラブル例と回避術】まとめ

周りのみんながあなたを
わかってくれる、理解してくれる
という思い込みはトラブルの元です。

  1. 家族や親族の意向を確認する
  2.  費用負担をお願いしたい場合はあらかじめ相談しておきましょう。

  3. 永代供養の契約内容を確認する
  4. 永代供養先を調べる
  5. 菩提寺に相談&確認しておく

基本的なことではありますが、
きちんと契約など確認して
みんなに連絡を取っておけば
トラブルは回避できます。

実は私は姉妹なので、
両親のお墓を建てるとなると、
維持管理が難しいかもしれない
と感じ始めています。

まだ話題に上がることはありませんが、
その時が来れば永代供養を選択する
ことになるでしょう。そうすると
上に示したように、たくさんの事を
調べて確認しなければなりません。

今からでも少しずつ、情報を集めて
おきたいです。

一生に一度しかない、最期の場所を
決める時には本人の気持ちも大事ですが
残される家族の意向も聞いて、きちんと
皆で話し合い、納得出来るかたちで
終わりたいですね。

くれぐれもあなた一人の思いで
決めてしまってはいけませんよ。

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