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葬儀のお礼をメールで送るなら!?文例とともにマナーを徹底解説!

葬儀でいただいたお香典・供花。

参列が出来ない遠方から
わざわざ郵送で送って下さる方も
いらっしゃることでしょう。

とてもありがたいお心遣いです。

当然
お礼の気持ちを伝えたい
と思いますよね。

けれどそんな時あなたは、
こう考えたことはありませんか?

メールでお礼をしてもいいのかな?
失礼だと思われちゃうかな?

初めての葬儀だと右も左もわからず
どうするべきか悩んでしまいますよね。

そこで今回は
あなたのそんな疑問を解消すべく
葬儀における
お礼メールの文例とともに
マナーについて

徹底解説いたします。

葬儀のお礼をメールで済ませるのはよくない

葬儀後のお礼をメールですませることは
基本的によくないとされています。

昨今のネット社会。
メールでのやりとりが
主流になりつつありますが
あくまでもメールは略式です。

きちんとしたお礼は
現在でも
手紙を送るのが良いとされています。

参列頂いた方にはその場できちんと
会葬礼状をお渡ししますよね?

参列が出来なかった方に対しても
同じように礼状を渡すのが
基本です。

このように
お礼は「直接性」が大事なんです。

あなたも
相手に気持ちが伝わりやすいのは
メールよりも手紙や電話、
そして何より直接顔をあわせることだ
と感じたことはありませんか?

ところが一方で
こういった意見もあります。

確かに
時代が変わりつつある
というのも正しい意見でしょう。

ですが、やはりメールは略儀

目上の方には
きちんとお礼状を送るよう
心がけましょう

葬儀のお礼がメールでも良い場合

ところで、中には
メールでお礼をする方が良いケース
があります。

それは
より「自分の言葉」で伝えたい場合です。

手紙というものは
様々な文例を見ても分かるように
とても堅苦しい文体。
いわゆる「文語」ですね。

ところが、メールというのは
より話し言葉に近い文体を
使用しませんか?
つまり、メールは「口語」に近い文体を
使っているのです。

先ほどのお礼の基本である「直接性」。
面と向かって「口語」でお礼を言うのが
一番とされています。

つまり、メールの文体とは
直接会って述べるお礼の文体に
近いということ。

葬儀に参列できなかった方はもちろん
会葬礼状を渡した参列者の方にも
自分の言葉でお礼を伝えたい!

そんな時は
メールはとても有効な手段と言えるでしょう。

それ以外にも、メールには
すぐに相手に届く
という大きな利点があります。

一刻も早くお礼を伝えたいときも
メールでのお礼が役立つでしょう。

葬儀のお礼メールのマナー

では次に、
具体的にお礼メールを作成するときの
注意点を見ていきましょう。

件名はわかりやすく!

人によっては、
日々たくさんのメールを受信する場合が
あります。

そんな時
件名が分かりにくいメールだと
すぐに確認して頂けないかもしれません。

場合によっては
他のメールに埋もれてしまうことも。

相手が件名を見ただけで
葬儀のお礼だと分かるように
工夫しましょう。

例)件名:御香典のお礼 〇〇(あなたの名前)

謹啓(あいさつ語)は不要

手紙ではなくメールなので、
「拝啓・敬具」等の
頭語・結語は必要ありません。

基本的には敬語を使用する

メールの相手が
どんなに親しい間柄であっても
敬称は必要です。

そして、できるだけ
敬語・ですます調を使うように
してください。

自分の言葉で伝えるのは重要ですが
あくまでも
会葬礼状の延長であることを
忘れないようにしましょう。

誤字や忌み言葉に注意する

手紙でも同じことが言えますが、
お礼を述べる時に誤字や脱字は
論外です。

また
重ね言葉・忌み言葉も
使用してはいけません。

メールを書いた後は
すぐに送らずに
一度チェックするようにしましょう。

葬儀のお礼メールの基本的な構成

具体的に
どのようなメールを書けばよいか
構成を見ていきます。

まず、本文の基本構成は

  • お香典等心遣いを頂いたことへの感謝
  • 滞りなく葬儀が終了したことの報告
  • 故人と送り主に関する思い出
  • お礼をメールで行った事へのお詫び
  • を盛り込んで書くと良いです。

    ネットにある様々な定型文を
    そのまま使用しても良いですが、
    できれば自分の言葉を使った文章の方が
    あなたの気持ちが伝わります。

    ただしその際は親しき中にも礼儀あり
    を忘れずに
    あまりにもくだけた文章にならないよう
    注意をしましょう。

    葬儀のお礼メールの文例

    説明だけでは分かりにくいので
    一つ
    お礼メールの文例をあげてみます。

    病死の実父葬儀において
    遠方の父友人より香典を頂いた場合の
    文例です。

    件名:御香典のお礼 ○○(名前)
    本文:
    ○○様
    この度は、亡父の葬儀に際しまして、
    過分なお心遣いをいただき
    ありがとうございました。

    お陰さまで
    無事葬儀を済ませることができました。
    亡父も安心していることと思います。

    思い起こせば病床の父が
    ○○様との昔話を語るとき、
    いつも頬は緩んでおりました。
    長い闘病生活の中で、
    ○○様の存在が
    父の心の支えとなっていたのだと
    思います。

    ここに改めて
    御礼申し上げますと共に、
    今後とも変わらぬご厚誼を
    賜りますよう
    よろしくお願い申し上げます。

    略儀ではございますが、
    まずはメールにて御礼申し上げます。

    葬儀のお礼をメールで送るなら!?まとめ

    葬儀の最中は
    目まぐるしくて見えなかった
    故人に関係する人の心遣い。

    本当は面と向かって
    お礼を言いたいですよね。

    ですが
    メールにはメールの利点もあります

    そのことを良く考えた上で
    お礼メールを送るようにしましょう。

    葬儀のお礼メールまとめ
    1. 葬儀のお礼をメールで済ませるのはよくない
    2. ・メールでのお礼は略儀
      ・基本的にお礼は礼状で行う
      ・特に目上の方へのメールには
      気を付ける

    3. 葬儀のお礼がメールでも良い場合
    4. ・自分の言葉で伝える場合は
      メールの方がより相手に伝わる
      ・すぐに相手に届くのも
      メールの利点

    5. 葬儀のお礼メールのマナー
    6. ・件名はわかりやすくする
      ・謹啓(あいさつ語)は不要
      ・基本的には敬語を使用する
      ・誤字や忌み言葉に注意する

    7. 葬儀お礼メールの基本的な構成
    8. ・心遣いへの感謝
      ・葬儀が済んだことの報告
      ・故人と送り主に関する思い出等
      ・略儀であるメールでのお礼
      に対するお詫び
      ・以上を踏まえた構成を考える

    葬儀において
    参列者や
    心遣いを頂いた方へのお礼は
    とても大切です。

    ですが
    感謝の気持ちを伝えたかったはずが
    逆に失礼な行為になっていたら、
    折角滞りなく済ませた葬儀が
    台無しにもなりかねません。

    そんなことにならないためにも
    メールの性質を良く理解した上で
    相手に送るようにしましょう。

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