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お葬式に相応しいベルトとは?選び方や持ってない時の対処法も解説!

お葬式に参列する準備は済ませましたか?
そこで忘れがちなのが、ベルトです。

ベルトか。いつもと同じでいいんじゃないかな?
ジャケットを着れば隠れるし……。

待ってください。
葬儀用のベルトには、いくつか注意点がありますよ。

小物だから、見えないからといって雑に選んでしまうと、大きな恥や後悔につながる危険があります。

例えば、お手洗いや座る時、階段を上る時など、ふとしたタイミングでベルトは他人の目に入ることがあります。

普段目に触れないからこそ、マナー違反をしていると分かった時の印象は、あまりよくないでしょう。見えないから手を抜いていると思われてしまうかもしれません。

そう思われないように、本記事ではお葬式に身に着けるべきベルトについて、必要性、選び方、持ってないor忘れた時の対処法までご紹介いたします。

お葬式に行くときにベルトは必要か


喪服にベルトは必要です。理由は二つあります。

  1. 服を正しく身に着ける
  2. ズボンが下がるという心配をしなくて済む

男性は腰骨の構造上、ベルトを使わずにウエストでズボンを留めるのが難しいです。
平均的な体型では勿論、太りすぎや痩せすぎならなおさらです。

ベルトがなくてもズボンが下がらないならいいのでは、と思うかもしれません。
それは、正しい位置で履いていないか、サイズがあっていないかのどちらかでしょう。

特に、腰履きはだらしなく見えてしまい、マナー違反になります。
服を正しく身に着けることが、マナー遵守の第一歩であり、最低限守らなければならないことの一つではないでしょうか。

続いて二つ目の理由は、余計な心配をしなくて済むからです。
もし、ベルトを身に着けていない状態で、突如ズボンの下方向に急激な力がかかってしまったらどうなるでしょう。ご焼香の列で、後ろに並んでいた子供やご老人が転んだりしたら……。

想像するだけで戦慄が走ります。
それにこのような心配をしている場合でもありません。
厳粛な場であるからこそ、慎重になるべきでしょう。備えあれば憂いなしですね。

サスペンダーという選択肢もあります。特に、ベルトでうまくズボンが留まらない体型の方には良いでしょう。サスペンダーはフォーマルでもありますから、黒であれば葬式で身に着けていても問題ありません。

お葬式にふさわしいベルト選びのポイント4つ


一言でいえば、黒で派手ではないものです。

しかし、大抵のベルトが黒で、派手ではないですよね。
ですから、項目別に詳細を説明していきます。

女性の喪服にもベルトを留める場所がある場合があります。一般的には服とセットになっているはずなのでそれを使用しましょう。無い場合は男性と同様の観点で、より細身のものを選択します。パンツスタイルは略礼装扱いなので、葬儀では着るべきではありません。

具体的には、以下のような売れ筋のベルトでOKです。
高価なベルトは不要です。
バックルは艶消しのものを選んでください。

色は必ず黒です。茶色は不可です。

また、ステッチの色にも注意しましょう。
黒で、出来るだけ糸が細く、目立たないものが望ましいです。

素材

本革で大丈夫です。ただし光沢が少なく表面に凹凸がないものを選びます。
合皮でも問題はありませんが、擦れてぼろぼろになってしまったりするので、できれば避けたほうがよいでしょう。

ざらざらした布製のベルトも勿論カジュアルな部類です。ワニ皮などは殺生を連想させる上、凹凸も大きいので身に着けてはいけません。

太さと長さ

細いもの(3~3.5cm)が望ましいです。太いものはカジュアル扱いになります。


久々に葬儀に参列する人は、長さが足りなくなっている場合があります。
確かに、ズボンは確認するかもしれませんが、ベルトは盲点かもしれませんね。

また、やせ型の人はあらかじめ長さを調節しておきましょう。余ったベルトがはみ出してしまうと不格好です。

長さの調節は、ベルトの形にもよりますが、簡単にできるものもあります。
購入した店が革専門店や洋服屋であれば、持っていけば調整してくれるところも多いです。
そんな時は一度問い合わせてみましょう。

金属部分

装飾が少なく光沢が少ないものがよいです。
金属部分が黒く加工されているものか、見えなくなっているものが最も良いですね。

注意しておきたいのは、バックル周辺は壊れやすいということです。
大事な局面で外れてしまうことがないよう、バックルとベルトの境目が痛んでないか確認してみましょう。

【お葬式のベルト】持ってないor忘れた時の対処法


そもそもスーツやスラックスを身につけることがないため、ビジネス用のベルトを持っていない場合も多いでしょう。
どうしましょうか。。

次に持っている場合ですが、ベルトって、よく忘れませんか?
私は忘れます。たまたま違う場所に置いてしまったりすると余計ですね。

気付かれないかと思いましたが、朝一番で指摘されてしまいました。
上着がないと目立ってしまうことは否めません。

毎日使っているものでも忘れるのですから、
久々の葬儀となれば、そのリスクは低くはないですよね。


その上葬式は遠方へ赴くことも多く、大量の荷物に埋もれて結局入れ忘れてしまった、なんてこともありそうです。
次項では、ベルトをそもそも持っていない、または忘れてしまった時の秘策を用意しましたので、併せてご覧ください。

購入する

当たり前ですが、購入するのが通常です。
次の問題は、どこで購入するか。
ユニクロやイオンモールは思いつきますので、それ以外をご紹介します。

コンビニは、ありそうですが、売ってないです。
深夜まで営業のドンキホーテが最も身近で、手っ取り早いですよ。

他には100円ショップリサイクルショップも期待できます。
焦るかもしれませんが、前述の選び方をよく確認してから購入してくださいね。

ジャケットを脱がない

最終手段はジャケットを脱がず前のボタンを留めておくことです。
屈んだりしなければそれほど見えることもないです。

また、腰履きにならないように何かで留めることも視野に入れておいたほうがいいかもしれません。

私の知り合いに、応急処置としてスズランテープ(薄いビニールテープ)を結んで留めていた人がいました。
結び方に注意しないと、お手洗いの時大変ですから気を付けてください。

あまりおすすめは出来ませんが、どうしてもズボンが落ちるようでしたら参考にしてください。

お葬式にふさわしいベルト選びまとめ


あまり意識することのないベルトですが、意外と注意点がありましたね。
しかし基本的には、他の小物と考え方は同様です。

ベルト選びのポイント
  • 色は黒
  • 素材は本革で光沢と凹凸がないもの
  • 太さは3~3.5cm
  • バックルは光沢が少なく形が地味なもの

また、忘れやすいことに注意しなければなりません。

ベルトには装飾の役割もありますが、ウエストでズボンをしっかり留めるための道具でもあります。
きちんとした身なりをするために、たとえ見えなくてもベルトは身に着けておくべきです。

前日までには確認し、恥ずかしい思いをしないようにしたいですね。
なおお葬式に相応しいワイシャツについては、以下の記事を参考にして下さい。

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